部品屋根性(79) Force Sensing Linear Potentiometer

FSLP
Joseph Halfmoon

20年程前「タッチ」式センサが流行った時期がありデモ・キットをよく見かけました。多くは静電容量式、中には抵抗式もあり。最近デモ・キットを見かけないのは「タッチ」が普及してフツーになったからでしょう。今回試してみるデバイスは FSRというものです。一種のタッチセンサなのですが、位置だけでなく押した力も検出できる優れもの。

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部品屋根性(78) LM61、アナログ出力温度センサをラズパイPythonで読み取る

LM61
Joseph Halfmoon

前回はI2C接続の温湿度センサAHT21Bをラズパイ上のPythonで読み取ってみました。今回は、アナログ信号出力の温度センサLM61をやはりラズパイPythonで読み取ってみます。アナログ入力を持たないラズパイのために外付けADCのMCP3421を取り付けてあるので「端子を接続するだけ」で読める筈なのですが。

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うさちゃんと一緒(17) Rabbit4000にAHT21B温湿度センサをI2C接続

Rabbit4000_AHT21B
Joseph Halfmoon

前回は、Rabbit4000(モジュールはRCM4010)のオープンドレインで使用可能なピンを見つけて、16文字x2行のキャラクタディスプレイAQM1602をソフトI2C接続いたしました。今回は同じ「I2C」バスにAHT21B温湿度センサを取り付けてみます。今回はライトオンリの前回とは違って読み書き双方向が必要です。

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手習ひデジタル信号処理(48) 続SDRの準備、RFフロントエンド部組み立て、振幅特性

NJU77701
Joseph Halfmoon

前回は、ダイレクト・サンプリングSDRの準備として、全然RFでない最後の音声出力部分、HT82V739使ったスピーカアンプ回路を組み立てて動作確認しました。今回はRFに向き合う高周波アンプとバンドパスフィルタを組み立てます。まあAMラジオが対象なので526.5kHzから1620kHzですが、ともかくRFフロントエンド。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(107) CMOSインバータを反転アンプに使う その2

TC74HCU04AP
Joseph Halfmoon

前回は、LTspiceでシミュレーションしてみる(お茶を濁す)回でしたが、今回は実デバイスで実験です。前回手元に在庫が無かった「アンバッファ」タイプのCMOSインバータを入手したのであります。東芝製TC74HCU04APです。「普通の」74HC04同様の6回路入りインバータですが「シンプルな1段ゲート構成」なデバイス。

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部品屋根性(77) AHT21B、CRC8でのデータ検査を追加。ラズパイPython

calcCRC8
Joseph Halfmoon

前回、I2C接続の温湿度センサ AHT21B をラズパイのI2Cバスに接続し、Python3のスクリプトで温度、湿度を読み取ってみました。まあ動いているみたいではあるのですが、データの伝送に誤りがあるや否やを確かめるためのCRCを検査しておりませなんだ。今回は、CRCの検査を追加しただけ。

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部品屋根性(76) AHT21B、I2C温湿度センサをラズパイPythonで動作確認

AHT21B
Joseph Halfmoon

定期ルーチンとて、秋月電子通商殿の新製品(新規取り扱い開始)ページを眺めていてAHT21BというI2C接続の温湿度センサを見つけました。2022年7月12日より取扱い開始とな。つい買ってしまいました。とりあえずラズパイ3から引き出してあるI2Cバスに接続して温度、湿度が読み取れることを確認してみました。 “部品屋根性(76) AHT21B、I2C温湿度センサをラズパイPythonで動作確認” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(47) 新シリーズSDRの準備はスピーカアンプ回路の組み立てから

HT82V739
Joseph Halfmoon

前回で工学社『「Armマイコン」プログラムで学ぶデジタル信号処理』を読み終わりました(読んでも直ぐに忘却力を発揮する年寄りです。)「その先」ということでCQ出版社『Armマイコンでつくるダイレクト・サンプリングSDR』を読み始めようという魂胆です。同じ三上先生の御本、そしてNucleo-F446ボードで実験できるもの。

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部品屋根性(74) MCP3421、18bit ΔΣADCをRaspberry Piに接続

MCP3421_MCP3425
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今回はI2Cバスに接続可能なADコンバータです。実験はMicrochip社のMCP3421(最大18bit解像度)です。兄弟チップのMCP3425(最大16bit解像度)もあり、ピンコンパチかつソフトコンパチです。I2Cバスに接続できるのでRaspberry PiのようにADCを持たない機種にも簡単に追加できます。

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トホホな疑問(51) 定番2SC1815のIc-Vbe特性、意外とバラつかないのね?

Ic-Vbe
Joseph Halfmoon

前回はDual MOSFETの特性が「揃っていると思っていたら違った」回でした。今回は単体バイポーラトランジスタの特性が意外とバラついていなかった件です。別シリーズで「Vbe特性がそろった」ペア・トランジスタを要求されることが多いので、測定する特性はIc-Vbe特性であります。R言語で処理したのでお楽。

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トホホな疑問(50) Dual MOSFETの特性が揃っていると思い込んでいたケド違った

TRsGraph
Joseph Halfmoon

「Dual NPNトランジスタ2個の特性はそろっているので良かったね」の回があり、Dual MOSFET(Nch)でも2個の特性は揃っているものと思い込んでおりました。しかし、やってみたらどうも変。半田付け不得意な私がなにかやらかしているのだと思っていたのですが、どうもそうでもないらしい。ホントか?特性を揃えてみたら、期待通りの結果が。。。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(96) 差動ペア、MOSFET編その2

MOSFETs
Joseph Halfmoon

今回は前回LTspiceで「雰囲気みてみた」MOSFETの差動ペアを実機で動かすの回です。しかし半分以上失敗しました。前回アナデバ様の記事ご指定のデバイスが手元に1個しかないのでBSS138にするか2N7002にするか両方シミュレーション。でも2N7002のDIP化失敗の模様。珍しく半田付けできた気がしていたのですが。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(95) 差動ペア、MOSFET編その1

ZVN2110A_DIFFAMP0_xy
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年7月号。前月がBJTで差動ペアであったので、同じことをMOSFETでやってみよ、の回です。MOSFET、どのデバイスを使うべきか迷います。いつものパターンでまずはLTspiceしながら何を使うか検討したいと思います。

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部品屋根性(73) ATM0130B3、カラー液晶ディスプレイ240×240バックライト付

ATM0130B3_UnderTest2
Joseph Halfmoon

今までキャラクタディスプレイばかりマイコンボードに接続してきたのは用途がデバッグとかステータスの確認であったからです。しかし、ちょっとしたカラーグラフィック表示したくなりました。勿論バックライトが付いていて老眼の目にも明るく見えるもの。まあ文字を沢山表示するのは諦めてますが、文字表示できればナオヨシ。

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