前回はマイクロサーボモータでしたが、今回はブラシ付DCモータを「回し」てみます。小型のものはプラモデルなんかで御馴染みさんのあれです。電源繋げばとりあえず回りますが、いざ制御しようとすると知識不足を痛感。今回はTIのモータドライバIC DRV8835を使わせていただきます。
部品屋根性(34) マイクロサーボSG-90、UnoとNucleoでソース共通
SG-90は、「Arduino業界」定番のマイクロサーボモータでしょう。Arduinoからの制御は簡単。しかし「データシート」と称するものはあるのですが、電気特性はイマイチ不明なところあり。電源電圧異なる環境で、標準機Arduino UnoとSTM32マイコンのNucleoボードの両方で「回して」みました。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(26) 100円スピーカの素性?
大分間隔空きました。前回はスピーカを調べるつもりが、M1KとAliceソフトウエアの「挙動を勉強」してしまいました。今回はスピーカのインピーダンスを調べるつもりがお求めやすいスピーカの「方式について勉強」することになってしまいました。アナログというより部品の話。
部品屋根性(33) 傾斜スイッチ、Uno/Wio/M5StickCで割り込み受け
出遅れました。Raspberry Pi Picoの入荷メールがスイッチサイエンスさんから届いていたので(翌日朝)買いにいったらもう在庫0でした。凄い人気だね。ゲーム機みたい?ところで本日の話はPicoではありませぬ。傾斜スイッチでございます。Uno/Wio/M5StickCのArduino環境3機種で割り込み受けしてみます。 “部品屋根性(33) 傾斜スイッチ、Uno/Wio/M5StickCで割り込み受け” の続きを読む
部品屋根性(32) マイクロチップ MCP23017、IO Expander
マイクロコントローラ(MCU、マイコン)を選定するときには、必要なピン数を賄える品種を選ぶのが基本だと思います。しかし、後付けでとか、オプションでとか色々な理由で端子数や駆動能力を拡張したくなることもある。そういうときに活躍するのが地味ですがお役立ちのIOエキスパンダではないかと思います。 “部品屋根性(32) マイクロチップ MCP23017、IO Expander” の続きを読む
部品屋根性(31) HC-SR04 超音波センサ、3.3V信号接続
HC-SR04 超音波センサは、Arduino業界?では定番の測距センサであるようです。Arduino環境では簡単な操作で距離を測定できます。5V電源、5V信号レベルのモジュール。5V系のArduino UNOに直結して動作確認した後、3.3V系のWio TerminalのGroveコネクタに接続してみます。前回製作のレベル変換器活用。
部品屋根性(30) Groveモジュール 信号レベル変換の罠?
前々回、5V電源、5V信号レベルのGroveモジュールを3.3V電源、3.3V信号電圧レベルのWio TerminalのGroveポートに接続するのを見送っておったのが気になっておりました。ところが前回Groveコネクタと対応ユニバーサル基板を仕入れ、やっとやる気になったので、異なるGroveポート間での変換をするためのモジュールを作ってみました。しかし例によって意外?なところにハマる。 “部品屋根性(30) Groveモジュール 信号レベル変換の罠?” の続きを読む
部品屋根性(29) 火炎センサ(flame sensor)
今回は、炎を検出する「火炎センサ」であります。上の画像のように炎を検出できる、と。手元の部品箱にあったセンサは特定周波数の赤外線を感知するタイプのもの。確かに検出できるのですが、誤動作も即座に体験しました。工業応用では異なる周波数帯を狙ったりもするみたい。とりあえず手元のセンサを自作Grove化してみました。
IoT何をいまさら(65) WioからUnoへ、IR通信
Wio Terminal裏側の拡張端子をそろそろ使いたい気持ちがあるのですが、そこに接続すると使えなくなってしまうものがあって気になってました。わざわざ裏面の透明な窓の中に鎮座しているIR(赤外線)エミッタです。拡張端子を何かに使ってしまう前に動かしておかないと。 “IoT何をいまさら(65) WioからUnoへ、IR通信” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(111) NUC120で28BYJ-48, 1相,2相,1-2相?
昨年末の第109回で、Nuvoton社のちと古いNUC120マイコン(Arm Cortex-M0搭載)で28BYJ-48ステッパモータを回してみました。2相励磁で反時計方向だけ。それではいけない、1相励磁とか、1-2相励磁とか、方向逆転とか、一通りやって波形見て置くべし、ということで今回やってみました。本人は(いつも)「一撃」で出来ると思っているのですが、またいろいろあるんだこれが。 “鳥なき里のマイコン屋(111) NUC120で28BYJ-48, 1相,2相,1-2相?” の続きを読む
部品屋根性(28) Groveコネクタ、電源とIO電圧の組み合わせ3種
このところ、Groveコネクタご本家のSeeed社製のGroveモジュール、マイコンをいくつか手に入れました。4ピンのGroveコネクタ、物理的なコネクタ形状は皆互換なので、接続しようとすれば皆接続できてしまう。けれども、電気的に接続OKかどうなのかは、回路をよく調べてから接続しないといけないです。勿論、それを制御するソフトに変更が必要なこともままあります。今回は、Grove化されたBMP280圧力センサを異なるGroveホストに接続してみます。
部品屋根性(27) ActiveブザーとPassiveブザー
前回に続きSeeedStudio Grove Begineer Kitのモジュールを見てまいります。今回はブザーです。ピエゾブザーにはパッシブとアクティブ2タイプあるのですが、ビギナ・キット付属のモジュールはパッシブです。しかし手元の部品箱を調べたらアクティブ・タイプも出てまいりました。これを鳴らして比べてみることにいたします。
部品屋根性(26) Seeed社、Grove LED モジュール
前回、SeeedStudio社(以下Seeed社)がGrove Beginner Kitに秘めた?野望に瞠目しつつ、沢山のGroveモジュールにご満悦でした。美麗な集合基板から取り出してしまうのをちょっと躊躇ったのですが、カットしてしまいました。まずは、一番「簡単」なGrove化されたLEDモジュールから見ていきたいと思います。 “部品屋根性(26) Seeed社、Grove LED モジュール” の続きを読む
部品屋根性(25) Seeed社Groveビギナ・キットに見る野望?
最初は「電子ブロック」的な教育用玩具?クリスマスプレゼントに最適な(余計なお世話か)と思ったんであります。美麗なパッケージにオールインワン、Grove Beginner Kit for Arduino。Seeed社伝統のGroveインタフェース接続の電子部品に加えてArduino互換機まで入っております。確かにBeginner向けにいたれり尽くせりなのですが、しかし、その裏にSeeedStudio社の野望?が隠されていることに気付きました。 “部品屋根性(25) Seeed社Groveビギナ・キットに見る野望?” の続きを読む