お手軽ツールで今更学ぶアナログ(146) WaveForms、電圧/電流計スクリプト

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」は前回2022年12月号の実習を終えたので再び日本語ページの先端に追いつきました。新たな日本語ページが発行されるまで、第142回で述べたようにDigilent社、WaveFormのスクリプトの使い方を練習したいと思います。今回は単純な電圧計、電流計として動かしてみました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(146) WaveForms、電圧/電流計スクリプト” の続きを読む

RustにいればRustに従え(7) Pascalの三角形を計算、mut無、for 1

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前回mut無でmandelbrot集合を描けたのでフラクタルづきました。こんどはお馴染みシェルピンスキーのギャスケットだと。しかしその前にPascalの三角形だろ~。mCn(コンビネーション; 組み合わせ)が3角形にならぶ中学生の問題。2nのPascalの三角形を偶奇で塗り分けるとシェルピンスキーと。ホントか? “RustにいればRustに従え(7) Pascalの三角形を計算、mut無、for 1” の続きを読む

ブロックを積みながら(109) Node-RED、複数データ系列の重ね合わせプロット

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Joseph Halfmoon

前回SQLiteデータベースの一部のフィールドにフォーマットのエラーがあったのをNode-REDフローから修正。これでようやく目論んでいた「複数データ系列の重ね合わせ」プロットができるというものです。Chart化をイネーブルにしたままデータベースへ複数回のQueryをかけるとそれぞれの系列を重ね合わせてくれるもの。 “ブロックを積みながら(109) Node-RED、複数データ系列の重ね合わせプロット” の続きを読む

IoT何をいまさら(118) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、スクリーンエディタ?

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Joseph Halfmoon

前回で画面上にメニューを表示したり、情報を画面下部に出力できるようになったので、入力に戻りました。今回はスクリーンエディタ「もどき」を行入力ルーチン使って作ります。最大20行、1画面に収まる範囲ですが、カーソルをもっていて編集(上書きと行の後ろの削除)できるもの。まだバグだらけだけれども入力はできそう? “IoT何をいまさら(118) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、スクリーンエディタ?” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(76) Scilab、comm_tbx、EYEプロットを使ってみる

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Joseph Halfmoon

前回ScilabのCommunication toolbox(comm_tbx)をインストールしました。今回から試用してみようと思います。信号「観察」のお道具を先にみていくことに。今回はplot_eye(アイプロット)です。「お目目ぱっちり」で良かったねといわれるアレです。例題をなぞりながら使い方を確認っと。

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GoにいればGoに従え(10) TinyGo、micro:bit v2でのADC動作確認

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前回まさかのmicro:bit v1.5(nRF51系)ではTinyGoはADCをサポートしていない件発覚。しかしmicro:bit v2(nRF52系)ではADCが使えるような雰囲気。今回は実際にmicro:bit v2でADCでアナログ電圧を読めることの動作確認をしてみました。v2ならば動くし、性能も良いのよ。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(107)ARM64(AArach64)FCVT

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Joseph Halfmoon

今回はたった1命令、FCVTをエクササイズしてみます。練習に使っているArm Cortex-A72は半精度浮動小数のサポートが無く、以前残念に思ってましたが、今回は無くて良かった、という感じです。単精度があったら組み合わせは3倍、やめてくれです。前回登場のFPCRレジスタのRMビットが活躍します。
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定番回路のたしなみ(18) LT1054チャージポンプで今度は正から正、正電圧ダブラ

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Joseph Halfmoon

前回はスイッチトキャパシタ電圧コンバータLT1054で正電源から負電源を作ってみました。今回は同じデバイスを使って正電源の電圧を「ほぼ倍」にしようという正から正への変換です。正電圧ダブラ回路っす。前回は下に向かって押し下げていたポンプの下を支えて上を目指せば電圧が倍になるっと。ホントか。 “定番回路のたしなみ(18) LT1054チャージポンプで今度は正から正、正電圧ダブラ” の続きを読む

MicroPython的午睡(96) STM32版、曜日表現、Thonnyとマニュアル相違?

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Joseph Halfmoon

今回はコマケー話です。STM32版のRTCに関して納得いかない部分があったので書いておきます。Day of Week、曜日の話です。MicroPythonマニュアルページを見ると曜日は月曜始まりで1から7の筈なのだけれど、手元のMicroPythonは0から6、ズレているのだけれども動いているみたいだし。どうなんだろ。 “MicroPython的午睡(96) STM32版、曜日表現、Thonnyとマニュアル相違?” の続きを読む

忘却の微分方程式(87) 反復練習50、バームクーヘン型回転体の求積、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回も回転体の体積の定積分でしたが、今回も回転体です。ただし求積法がちょいと異なります。バームクーヘン型とな。バームクーヘンが薄い生地を巻き付けるような構造をしているように、1枚1枚の極薄の側面積を積分して行けば体積になるのだ、と。個人的には前回よりもわかりやすいかも。コーヒー飲みながら積分するのがよろしいようで。 “忘却の微分方程式(87) 反復練習50、バームクーヘン型回転体の求積、Maxima” の続きを読む

データのお砂場(73) R言語、quakes、フィジー周辺の地震、3次元分布とな

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Joseph Halfmoon

今回は日本人には馴染み深い、地震データです。といっても場所は南太平洋、フィジー周辺のもの。最近も火山の大噴火がありましたが、フィジーも日本同様のプレート沈み込み帯、それもプレート2枚に挟まれたそれなりに複雑な地域みたいっす。Rのサンプルデータを見てもプレートの存在が一目瞭然じゃないかと。ホントか? “データのお砂場(73) R言語、quakes、フィジー周辺の地震、3次元分布とな” の続きを読む

オプション沼(10) gccの-Eオプションを活用する? -dM、-dN、-dDオプション

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Joseph Halfmoon

前々回、-Eオプションに対して「積極的に使いたい感じはしない」などと不埒なことを書いてしまいました。しかし過ちは直ぐに訂正いたします。「結構お楽に使えるじゃん」と。-dM、-dN、-dDの3兄弟的オプションズと併用すれば、ということでありますが。知りたかったマクロの値が一目瞭然なのであります。お好みにより表現はチョイス

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連載小説 第122回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。携帯電話が爆発的に売れる中、我々の電子デバイスビジネスも絶好調。日本への帰任まであと3ヶ月です。広末涼子さんは早慶大へ入学? “連載小説 第122回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(145) 前回回路を改造、16逓倍PLLじゃ、ホントか?

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年12月号の実習3回目です。前回PLL回路が動作しました。今回は、分周器を挿入して16逓倍のPLLとしてみます。本当は4逓倍か8逓倍くらいが良かったのですが、購入した部品の都合で16逓倍とな。よく考えて部品買えよな、自分。
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