やっつけな日常(49) raspinfo、このコマンドなんだっけ? RaspberryPi

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Joseph Halfmoon

UbuntuおよびRaspberryPi OSを使っているとき、ほぼ無意識に apt update、apt upgrade している自分がいます。更新ファイルが多数であればほぼザルなのですが、少ないと妙に目に留まることがあります。今回はそれです。Raspinfo です。あれ、なんだっけこのコマンド?使ったことあった?
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(96)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その7

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Joseph Halfmoon

さらっとニーモニックを一通り撫でるつもりでも命令多すぎArmです。アドレッシングモードはロード命令でやったし、データサイズは幅だけだからなどと言い訳を言って、大幅に手を抜きました、ハイ。今回はストア命令の「落穂ひろい」編であります。微妙にロードとは非対称だけれども大体はあるのだ、ストアにも。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(96)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その7” の続きを読む

MicroPython的午睡(85) STM32版、入力キャプチャから出力コンペア

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Joseph Halfmoon

前回はインプットキャプチャ機能を使用してみました。インプットキャプチャ機能と対にして使われるのがアウトプットコンペア機能です。STM32版のMicroPythonでは両機能が併用可能です。外部で発生するイベントを検出し、イベントから一定時間後に何かの制御を行うということをハードウエアの正確なタイミングで行えます。 “MicroPython的午睡(85) STM32版、入力キャプチャから出力コンペア” の続きを読む

忘却の微分方程式(76) 反復練習39、nは自然数、aは正の定数、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は「kは0じゃない」みたいな条件をつけて積分する技?を練習。今回は一歩進めて?「nは自然数」とか「aは正の定数」とか条件を付けたうえで積分をいたしてみようと思います。といって計算してくれるのはMaxima様ですが。教科書的には部分積分の例題ですが、Maxima様にかかれば一撃とな。 “忘却の微分方程式(76) 反復練習39、nは自然数、aは正の定数、Maxima” の続きを読む

定番回路のたしなみ(6) CでACカップリング、Diodeクランプで電圧持ち上げ、いいのか?

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Joseph Halfmoon

前回LTspiceで「お茶を濁すの回」といい、今回こそは実回路で実験するのかと思いきやLTspice続きです。前回はACカップリング後の電圧を設定するのにRの抵抗分割でやってました。大き目の値のRですがDC的な電流パスがあるのが「低消費電力マイコン屋」的には許せませぬ(おおきく出たな。)

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データのお砂場(62) R言語、longley、重回帰分析における多重共線性?知らんけど

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Joseph Halfmoon

R言語付属のデータセットをアルファベット順(大文字優先)で眺めてます。今回のデータセットはlongleyです。お名前の由来はソースがLongley先生のデータであるからみたいです。第二次世界大戦後1960年代までのマクロな経済指標のデータです。ちょっと訳あり? で有名なデータみたいっす。 “データのお砂場(62) R言語、longley、重回帰分析における多重共線性?知らんけど” の続きを読む

ソフトな忘却力(27) MPFR、the Multiple Precision Floating-Point Reliable Library

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Joseph Halfmoon

前回に引き続き清水の舞台から飛び降りるつもりにならないと浮動小数を使えないしがないマイコン屋には無縁なライブラリを使用してみます。今回はMPFRライブラリです。浮動小数点数専用の多倍長演算ライブラリです。前回のGMPとの違いはsin, cos, tanなど数学関数が「だいたいサポート」されているところかと。

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連載小説 第112回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、更に大忙しです。そんな中、私にもとうとう子どもが授かって・・・。 “連載小説 第112回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(132) ディスクリート・トランジスタでTTLインバータ

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年8月号の実習1回目です。この号はデジタル回路の「かっての」代表選手?TTLのインバータをディスクリートのBJTで作ってみる編です。アナデバ様のなされることなので0,1ではすみませぬ。デジタル回路だけれどアナログから見ると。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(132) ディスクリート・トランジスタでTTLインバータ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(64) Scilab、FIRフィルタの係数求めてフィルタしてみるの回

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Joseph Halfmoon

前回は差分方程式をループで回すという「原始的」な方法で1次のIIRフィルタの時間応答を計算してみました。今回はScilabのネイティブ機能を使って、100次のFIRフィルタの応答を「1撃」で計算してみたいと思います。100次のフィルタの係数の計算もScilabに「お任せ」。中身はよくわからないけれど楽ちん。いいのか?
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ブロックを積みながら(98) Node-REDでJSONataの練習その3

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Joseph Halfmoon

「JSONを制するものはNode-REDを制する」(誰が言ったんだ、そんなこと)ということでJSONオブジェクトを思うがままに操作するためのJSONataの練習の3回目です。今回はJSONの中から構造をもったデータを抽出して加工してみるの回。ぶっちゃけ大したことはしてないんだけれども。 “ブロックを積みながら(98) Node-REDでJSONataの練習その3” の続きを読む

定番回路のたしなみ(5) CでACカップリング、Rでバイアス電圧設定、よくやる?入力信号整形

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Joseph Halfmoon

最近のマイコンは3.3VのIO電圧の品種が多いです。マイコンのADコンバータ端子に入力するアナログ信号なども0V~3.3Vの範囲に収めないとなりませぬ。しかし古典的なアナログ信号は0Vを中心に正負両側使用。そういう信号を「変換」するときによく使うんじゃないかと思われる回路をたしなんでみます。意外と奥深い?のね。
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モダンOSのお砂場(61) Keil Studio Cloudへの自動変換、赤でもビルドでき

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Joseph Halfmoon

年末で閉鎖のArm Online Compilerの移行方法の1番手はKeil Studio Cloudへの自動COPYです。COPY成功しても古いAPIを使っていると新しいAPIで動作しているKeil Studio CloudのIDE上はエラーが出る件(けれどビルド可能)、一番ボロボロだったケース、ご参考まで。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(95)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その6

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Joseph Halfmoon

今回からストア命令に入ります。前回までのロード命令に比べるとお楽です。ロード命令で既にやったからということで面倒なアドレシングモードをパスしてしまったせいもあります。しかし何と言っても符合について考える必要ないのがうれしいです。ストアするときはデータ幅さえ指定すりゃよいと。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(95)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その6” の続きを読む