手習ひデジタル信号処理(17) 母音音声合成器その2、共振器(Resonator)

ResonatorMagBode
Joseph Halfmoon

前回に引き続き、課題『母音の音声合成器』を手習ひしてまいりたいと思います。今回は「声道に対応する共振器」であります。今回もマイコン上での実習はお休みで、Scilab使って共振器の特性を調べてみたいと思います。Scilab使ってとは言うものの、Scilab素人の私には過ぎたる野望か。

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連載小説 第68回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。お仕事は毎日忙しくやっているんですけど、運命の人、Appleの青井倫吾郎さんと、とうとう結婚しちゃいました。ステキです。うふっ。 “連載小説 第68回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

忘却の微分方程式(30) ベクトル解析その1、MathematicaとMaxima

GradientEC
Joseph Halfmoon

前回、偏微分と重積分だったので、今回はベクトル解析であります。何時にもまして感じますのが、分かり易いお名前の専用関数があり「お任せ」で処理してくれるMathematicaと、計算のやり方を知って「さえ」いれば計算が出来るMaximaのスタイルの違いであります。私のように高校レベルの公式すらおぼつかないものにはMaximaキツイ。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(73) NPNトランジスタ、エミッタ接地回路 その2

2020JUN_DUT
Joseph Halfmoon

前回は、NPNトランジスタでエミッタ接地回路という「定番」で分量が多いとかふて腐れて最初の回路だけ動かして中断しました。今回は残りを「始末」です。今年こそはアナデバ様のリアルタイムの進捗に追いつきたいので急いで進行。ちょっと納得いかないのに踏みつぶしている?

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データのお砂場(8) R言語、EuStockMarkets、色付きの時系列データプロット

EuStockCompPlot
Joseph Halfmoon

前回はデータフレームだったですが、今回は久しぶりに時系列データ、それもマルチプルなやつ、に戻ります。ggplotのお陰で美麗なグラフを描けるようになったので今回も適用っと思ったら、時系列データには直接作用できないみたい。要変換ってことか。それにしてもスイスってEUじゃなかったろ~、気になる。

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モダンOSのお砂場(32) FreeRTOS、割り込みハンドラからタスクにキュー

SeeeduinoXiao_DUT
Joseph Halfmoon

前回はタスク・リストを一覧して何故か満足してしまいました。今回は、割り込みとタスクの間の通信を試みてみたいと思います。割り込みサービスルーチン側では、処理の依頼をするだけで、時間のかかる処理はタスクにお任せするという仕組み。とりあえず動くプロトタイプを作ってみました。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(45) RISC-V、浮動小数点の丸めと例外

RoungingMode
Joseph Halfmoon

RISC-Vの浮動小数点演算命令セットを実際に動かして堪能しようと思いつつ、ついつい後回しにしてきました。何でかといって難物の「丸め」と「例外」などがチラチラしていたからでございます。浮動小数点素人の私としては触りたくない「奴ら」ですが、これに触れないことには先に進みませぬ。

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ブロックを積みながら(52) Node-RED、xmlノードでxmlファイルの変換

Flow
Joseph Halfmoon

前回 http requestノードを使ってWebサイトにアクセスできることを確かめました。今回はWebサイトから取得したxmlファイルを処理するために xml(パーサ)ノードを使ってみます。なるべくホンマ物のデータを処理したかったのですが、外部のサイトにご迷惑かけぬよう、一端ダウンロードしたファイルをローカルに保存して処理しています。

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Pico三昧(5) Pico C/C++ SDKでS93C46接続その1、ソフト制御

S93C46
Joseph Halfmoon

以前にもシリアルEEPROMをラズパイPicoに接続したことがありましたがI2C接続でMicroPython利用でした。今回は「3線式」EEPROM、結構昔からあるタイプ、をC/C++SDKで接続してみます。「その1」はソフトウエア制御であります。簡単だろ~と思っていたら、お約束の落とし穴にハマりました。新年そうそう。

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MicroPython的午睡(58) micro:bit v2、MicroPython書込

microbitV2
Joseph Halfmoon

以前 BBC micro:bit v1上でMicroPythonを動かしてみたことがあったのです。メモリが小さな v1 では大したスクリプトを動かせなかったです。しかしメモリ容量の拡大した v2 でなら動くはず。今回、MicroPythonのビルドからやってインストールしてみたのですが、調べてみたらビルドなど不要でした。トホホ。

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データのお砂場(7) R言語、DNase、ELISAアッセイって何?

DNase ggplot
Joseph Halfmoon

前回、美麗なグラフが描けるようになって喜びましたが、今回は「またしても」なんだか分からないデータに遭遇です。ELISAアッセイ?人工無能なイライザ様なら遥か昔にお付き合いしたことありますが、皆目見当もつきません。抗原とか抗体を酵素反応を利用して調べるためのものみたい。それをまたしても非線形回帰分析せよ、と。

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手習ひデジタル信号処理(16) 母音音声合成器その1、Rosenberg波

RosenbergSAMPLE
Joseph Halfmoon

三上直樹先生著、工学社『「Armマイコン」プログラムで学ぶデジタル信号処理』を勝手に手習ひさせていただいておりますが、今回ついに「応用編」に突入。最初の課題は母音の音声合成器ぞなもし。多少は背景知識も取得すべく、今回はマイコン上での実習は無し。代わりにScilab使って波形を観察してみます。 “手習ひデジタル信号処理(16) 母音音声合成器その1、Rosenberg波” の続きを読む

連載小説 第67回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。お仕事は毎日忙しくやっているんですけど、運命の人、Appleの青井倫吾郎さんと、とうとう結婚しちゃいました。ステキです。うふっ。 “連載小説 第67回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(72) NPN、エミッタ接地回路 その1

2020JUN_MEASURE
Joseph Halfmoon

前回はNch MOSトランジスタのソース接地回路でした。今回はNPN バイポーラトランジスタのエミッタ接地回路です。似たような回路構成ではありますが、なんか実習の分量が多くね。とても1回では収まりそうにありません。前回同様、自分で回路の抵抗値を決めてねと突き放されている感じ。でもSPICE使って良いのね。

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