
当時(90年代初頭)のストレージはHDD/IFがSASI、SCSI、IDEの3種類、FDDが8inch、5inch、3.5inch。バブルメモリやカード型メモリ、CD-ROMなどはやっと出てきた頃です。98本体はSASIとSCSI型、FDDは私がPC98互換機を設計を開始する頃は5inchと3.5inchが中心でした。
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
実は、同僚のソフト担当から「GDCの同期合わせは大変である。そこでGDCは8MHzでしかも合計3個はまかりならん」と言うご指摘を受けていました。そうは言っても、方向性を代えるわけにいきません。そこで、GDCの同期関連のお話をします。<外伝>はその同僚が、当方のハードの対応もしないまま、天国に旅立ったお話です。
“誘うPC98互換機(8) GDCの同期は大変そうである” の続きを読む
PC98互換機のプリンタのお話。今でこそWi-Fiなどのネットワーク接続が中心ですが、当時は8ビットパラレルインターフェイスもしくはシリアル接続でした。プリンタ側にも文字フォントがあり、フォントコードを送れば自動で印刷をする仕組みでした。<外伝>は、カラー印刷機能の登場により混乱したユーザ層のお話です。
“誘うPC98互換機(6) プリンターはパラレルIFだった。” の続きを読む
ハイレゾになるとVRAMが増え管理の方法もノーマルと異なることからメモリマップを追記します。また80286以降のCPUが織りなす当時としてはハイテクなメモリーマップモードもありました。なお前回PC9801-RL記載の訂正をします。<外伝>この時期に、電源回路不良としてきっと後々問題になるだろうとなった件をご報告します。
“誘うPC98互換機(4) ハイレゾのメモリーマップです” の続きを読む