今回も米国の古い時代のデータです。戦前(第2次大戦ですぞ。応仁の乱でもウクライナ戦争でもありませぬ)から戦後にかけての米国の消費支出のデータらしいです。戦後の「順調な拡大」が読み取れる一方、米国といってもまだまだエンゲル係数高そうな感じです。今と比べると大分様子が異なります。だいたいタバコが重要な支出となっているし。
連載小説 第87回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任中。ビジネス環境にも大きな変化が起こり、インターネット、電子メール、Windows95と新時代を迎えていました。そんな中、夫の倫ちゃんに転職の話があり、私にも大きな変化が起こりました。ヨーロッパへの転勤です。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(97) トランスインピーダンスアンプの入力段
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年8月号です。アナデバ様によると「トランスレジスタンスアンプ」の巻。国内では「トランスインピーダンスアンプ」と唱える方が多数派かと(個人の感想です。)例によって「LTspice」を使って「雰囲気」を確かめたいと思います。
AT SAMの部屋(17) XiaoでもGo!TCCインプットキャプチャへの遠い道のり
ATSAMD21のタイマ・カウンタ機能、インプット・キャプチャとか周波数計測などに触ってみるために、今回からイベントというものを調べていきたいと思います。いつも泥縄、ソースを書きながらデータシートを眺めているので、今回は先にデータシートを読んでみた編。でも端子からタイマ・カウンタまでのイベントの経路の長さ。。。
やっつけな日常(19) Raspberry Pi 3で5VのI2C, 配線抜けてた動かない
ブレッドボードとジャンパ線で実験用の回路をこさえるのはお手軽で良いです。ただ時折、思わぬところで足をすくわれます。今回はラズパイ3のI2C信号を5V化した先に5V電源のIO Expanderを取り付けようとしてハマりましたです。「ちょろい」などと不埒なことを考えて手を抜いたバチがあたりました。
ブロックを積みながら(69) Node-RED、HTTP in / outノードその2
前回 HTTP in/outノードを試用してみましたがinとoutの間に何も処理を挟まなかったのでそれらしくありませんでした。今回はtemplateノード一つ挟んで、HTTPらしくGETして、POSTして、とやって見たいと思います。まあ、Node-REDで普通のWebサイトを作る気はないのですが、やれば出来る、と。
AT SAMの部屋(16) XiaoでもGo!RTCの歩度調整機能の補足
前回、TinyGoのATSAMD21上でのRTC設定についてホンワカしたことを書いてしまったので今回は図入りで補足させていただきます。また、RTC内蔵の「デジタル歩度調整機能」の制限(なぜTinyGoの使い方とは両立しないか)についても述べさせていただきます。結局時計にしたければアナログ歩度調整してからなのよ。。。
ぐだぐだ低レベルプログラミング(67) ARM64(AArch64)、算術命令エイリアス#1
前回ようやく終わったadd系(足し算)の次はsub系(引き算)かというと似たことを繰り返しても仕方ないなと思いました。そこで算術演算命令の中で「微妙な」cmp系へ行きたいと思います。RISCあるあるの「実はcmp命令なんて無い」というオチの命令群です。勿論ちゃんと動作します。裏ではsub系命令が暗躍?していますぞ。
AT SAMの部屋(15) XiaoでもGo! TinyGoのRTC設定状況と周波数補正
TinyGoを使ってATSAMD21マイコンの周辺回路を制御しています。前から気になっていたのがRTCです。TinyGoのデフォルトを調べていると動いているっぽいです。この際調べておこうと。その過程でこのMCUにはRTCの精度をあげられる仕組みがあることに気づきました。TinyGoは使ってないみたいですが。
トホホな疑問(50) Dual MOSFETの特性が揃っていると思い込んでいたケド違った
「Dual NPNトランジスタ2個の特性はそろっているので良かったね」の回があり、Dual MOSFET(Nch)でも2個の特性は揃っているものと思い込んでおりました。しかし、やってみたらどうも変。半田付け不得意な私がなにかやらかしているのだと思っていたのですが、どうもそうでもないらしい。ホントか?特性を揃えてみたら、期待通りの結果が。。。
手習ひデジタル信号処理(39) M系列信号を使う白色雑音の発生その2
前回、白色雑音(ホワイトノイズ)の生成に使うLFSR(Liner Feedback Shift Register)を「わざわざ」ゲートレベルの回路図でシミュレーション。LTspice使う荒業?です。今回は三上先生のプログラムを実機STM32マイコン上で動作させてみます。Cで書けばLFSRなど何ということもない?
データのお砂場(33) R言語、USJudgeRatings、米国の判事さんの評価?とな?
今回のR言語所蔵のサンプルデータベース、米国の司法制度を理解していない私には訳わかりません。理解すべくWebを漁ってみましたです。日本語資料も結構あり、しかし大部。ご本家、米国の連邦最高裁のページまで探してみましたが、結局理解不能。意味も分からぬ数字をただ定形処理してお茶を濁した、と。残念な回であります。いつもか?
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(96) 差動ペア、MOSFET編その2
今回は前回LTspiceで「雰囲気みてみた」MOSFETの差動ペアを実機で動かすの回です。しかし半分以上失敗しました。前回アナデバ様の記事ご指定のデバイスが手元に1個しかないのでBSS138にするか2N7002にするか両方シミュレーション。でも2N7002のDIP化失敗の模様。珍しく半田付けできた気がしていたのですが。
AT SAMの部屋(14) XiaoでもGo!machine.TCC1使用、PWM出力
Go言語でMCUのコードを生成できるTinyGoでATSAMD21マイコンの周辺回路を勉強しております。前回までunsafeなポインタを使って直接アクセスする不作法をしてました。今回は machine モジュールを使ってTCC1からPWM波形を出力してみます。制御は簡単なのですが、データシートを読むのがメンドイ。