前回は米国製の位置と押す力の両方が検出できるセンサでした。今回は台湾製の押す力が検出できるセンサです。前回は特売品のデモボード形態でしたが、今回はポロリンとデバイス単体で入手であります。テキトーな回路をとりつけで動作確認してみたです。といって指で押すだけなので肝心の「力」加減が感覚だより。
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冒頭のアイキャッチ画像に掲げましたのが、Membrane(薄膜)方式のForce Sensorです。型番は
MF01A-N-221-A11
であります。台湾は以下の会社の製品です。
引っ張ったり、押したりするのを検出するようなセンサがお得意のメーカみたいです。今回製品は、以下のカテゴリに記載があります。
上記ページを見ると動画が貼り付けてあり、一目でこのセンサがどんなものなのかよくわかります。シンプルかつ、外連味のない動画だと申し上げておきます。
動作実験用の回路
ボルテージフォロワで出力電圧を拾えばよいみたいなので、テキトーに以下のような回路を作って動作確認してみました。抵抗値など「いい加減」ですが、まあいいか、デス。
センサ自体は、先端の丸いアクティブエリアに対して3N(ニュートン)から150N(重量換算だいたい15kgということでよいよね)の範囲の力を検出可能ということです。
上記回路図をブレッドボードで組み立てたものが以下に。センサ自体の裏側にシールが貼ってあってバックプレーンに貼り付けられるようになってますが、今回は貼り付けてないです。ちょいと光って見えるのは、表側からラップを重ねてラップの端をセロテープで固定しているためです。
実機動作確認
上記回路で、何も力を加えないと、出力0Vが見えることを確認しました。その後、指で丸いところを押すと以下のように電圧が現れます。指の感覚なので「雰囲気」でしかないですが、強く押せば電圧が高くなり、ちゃんと反応しておるようです。また力の入れ具合を変動させるとそれなりに追従した波形が観察できます。
このセンサが何個かあれば、足裏のアチコチに配置して足裏の力の入り加減を測定できそうだ、と思ったのですが、ご本家ホームページにそのものズバリのセンサがありました。
既に売っているのね。