またまたやらかしです。前回「反転型」のヒステリシス・コンパレータを構成し、ほぼ4V振幅の三角波入力に対して4V振幅の矩形波を出力。今回は積分回路を構成し4V振幅の矩形波を入力してほぼ4V振幅の三角波を得ました。しかし頭の中で2つを接続したら、ダメじゃん。「反転型」じゃなくて非反転型でないと。。。ともあれ今回は積分回路。
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積分回路
今回は積分回路です。前回の過ちのダメージが大きいので、とっととやります。最初からつながり考えて計画しろよ、自分。
「ありがちな」積分回路です。前回同様に定番OPアンプ、OP07使用。何がなくてもまずはLTspiceとな。
手持ちの部品を考えて、テキトーにつくれそうな定数にしました。上記のシミュレーション結果が以下に。黄緑が入力矩形波(1kHz、振幅4V)で、赤が出力の「ほぼほぼ」三角波です。目標は4V振幅ですが1kHzであるとちょっと振幅が小さいです。
実機測定結果
遠くからみると前回とほとんど同じように見える被テスト回路が以下に。
さて、矩形波の入力周波数毎に積分回路の出力波形を並べてみます。いずれも振幅4V、オフセット0Vです。青色が入力矩形波で黄色が出力の「三角波(予定)」の信号。
まずは500Hz。あちゃ~ OPアンプの出力上限下限に引っかかって頭打ち。+側の方は発振までしてるし。
つづいて750Hzとな。ほぼほぼ振幅4Vの三角波っぽいです。
お次は1kHz。3角波っぽい波形だけれども、振幅は3.1Vくらい。前回のヒステリシス・コンパレータのスレッショルド電圧的にはOKだけれども「極性」が違うからな。
お次は2kHz。波形はカッコいいけれども、振幅小さすぎ。前回のヒステリシス特性ではコンパレータは動いてくれなさそう。
実機積分回路の動作を観察し(そして事前のバグ発覚を鑑みて)以下のごとし。
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- ヒステリシス・コンパレータは非反転型にあらためる
- ついでにヒステリシスのスレッショルドを±1Vくらいにできればする
次回こそちゃんとやれよ、自分。