アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』、学生でもないのに勝手にフォロー、実験などしてまいりました。最近変調あり。以前は1か月にほぼ1度英文記事が公開され、約1か月後くらいに日本語版が公開というペース。しかし英文版は2023年12月号で更新停止。日本語版は11月号までです。何かあったのか?心配っす。
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リソースは消えておらず。ひとまず安心。
実をいえば以下のURL(日本語版サイト?)からアクセスしておったのです。
https://www.analog.com/jp/resources/tutorials/analog-electronics.html
1月末に更新(月末に前月分の日本語版がアップされるのが通例だった)されたのではないかと思って見に行ったらまさかの
リソース不在
のエラーが返ってきました。およよ、何があったの、体制変革?
探したらば上記の「目次的な」ページが無くなっていただけで、StudentZoneそのものは以下に健在。
https://www.analog.com/jp/resources/analog-dialogue/studentzone.html
ただし、最新版は英文記事が2023年12月、日本語記事が2023年11月分のままでした。
今回は英文記事で2023年12月号を始める
ずっと日本語翻訳バージョンの記事を「追いかけてきた」ので、アップされるまで待とうかとも思ったのですが、今回は英文版で12月号の実習に入るかと。ただし、急がず「ちょっとだけよ」。次回もう一度日本語翻訳版を待ちたいと。
ということで今回参照させていただいておりますのは以下の英文版です。
ADALM2000 Activity: Inductor Self Resonance
英文版といいつつ、URLに/jpが含まれるパスです。ADALP2000所蔵のインダクタンスの自己共振周波数を測るテーマの短い記事です。頑張れば、アナログ素人の老人でも1回で済ませられる分量にも思われましたが「刻み」ました。現物で実習する前にシミュレーションせよ(You should simulate the circuit …)と書かれていたので、シミュレーションまで。現物実習は次回のお楽しみといたしとうございます。
LTspiceでのシミュレーション
ちょっと気になるのが、参照記事の本文にあるシミュレーション用回路図であります。微妙にLTspiceとは異なるシミュレータな雰囲気があり。何か大人の事情があるのか?
以下は当方にてLTspice上でシミュレーションしてみた回路図です。
RLの値を2通りで計算せよ、との思し召しだったので、.stepでパラメータ化してます。
シミュレーション結果が以下に。Mag(振幅)が実線、点線は位相です。赤がRL=1MΩ、青っぽいのがRL=200Ωの結果です。
記事本文のグラフはMagのみだったですけれども、まあクリソツな結果かと。
しかし『StudentZone』どうなるのか? 学生でも若いエンジニアでもない老人も読んでいたのだが。