前回SAMD51マイコンの周辺回路に直接アクセスするための「定型句」を調べました。そして制御レジスタへのアクセスの門番的存在、PACを覗いてみました。今回はクロック関係の設定の一部を調べてみます。そして使っていないと思われる端子を使い、内蔵クロックを外部へ出力させて観察するところまでやってみたいと思います。
鳥なき里のマイコン屋(130) VS CodeでラズパイPico、GPIOで割り込み
先週からRaspberry Pi Pico C/C++ SDKをボチボチと試用しております。前回は高水準なTimer関数(インターバルタイマ)を勉強。まずは基礎からということで今回はGPIOです。ただ読み書きするだけでは面白くないので、端子からの割り込みをトリガにワンショットタイマも動作させてみたいと思います。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(49) 電力と力率、すみません専用電卓ソフトに頼りました
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」ですが、なかなか根気が続きません。自分でハードル上げると続きませぬ。ご存じの通り、いままでも「ずる」はしてきましたが、続けることに意義がある?ともかく完走目標、という「方針」をたてました。いいのかそれで。今回は2018年9月号。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(49) 電力と力率、すみません専用電卓ソフトに頼りました” の続きを読む
部品屋根性(50) Microchip、MCP9700リニアアクティブサーミスタIC
今回のデバイスは半導体温度センサです。装置に組み込んで基板の温度が上がり過ぎいないかなど、温度監視むけのデバイス。お手頃価格で、簡単接続、温度への換算式もリニアで分かりやすいです。今時のマイコンであれば温度センサを内蔵するものもありますが、「熱くなる」監視対象部分は離れたところにあったりもします。そういうときに活躍? “部品屋根性(50) Microchip、MCP9700リニアアクティブサーミスタIC” の続きを読む
IoT何をいまさら(85) Wio Terminal、SAMD51の周辺に直接アクセス
久しぶりのWio Terminalです。フレームワークはArduinoのままですが、今回からマイコンであるSAMD51P19Aの周辺機能を「ことさら」ダイレクトに操作して行きたいとおもいます。Armコアのマイコンとして大人気?のSAMDシリーズのお勉強を兼ねて。最終的にはIoTネタに落ち着かせる予定ですが、当分、開発環境やマイコンネタが続いてしまいますがご勘弁を。
鳥なき里のマイコン屋(129) VS CodeでラズパイPico、SDKのTimerを使う
前回まででPC上のVS Codeから、ラズパイPicoの母艦であるラズパイ4に接続してビルド&デバッグを行う環境ができました。環境ができるとホッとして止まってしまう。。。それではイケない。ボチボチとRaspberry Pi Picoの C/C++ SDKを使ってみて行きたいと思います。まずはTimerで定周期で関数を呼び出すところから。
ブロックを積みながら(28) BBC micro:bit、外付けLCDをI2C接続
以前にもオンボードデバイスの制御のためにBBC micro:bitのI2Cバスを使用したことがあったです。しかしその記憶は定かでないです。いざMakeCodeエディタで書こうとしてこの引数なんだっけと困りました。この際ということでメモを残します。I2C接続の最初の題材は「例によって」AQM1602LCDモジュールです。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(48) 「ひつこいな」MATH再び、今度こそ憶えてね自分
前回、アナログ学習ツールADALM1000(以下M1K)のMATH機能、「使い方が良くわかっていなかった」件発覚。今回はその復習(復讐ではない)であります。実を言えば、1年以上前にも同様なことをしていました。記憶力が衰えているとは言え、今度こそ憶えてね、自分。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(47) LC共振回路で、MATH、実は分かってない件発覚
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」ですが、「失敗もなく実験し、課題も綺麗に解こう」とは思わないことに決めました。実験はグダグダ、課題は万歳でも、参加することに意義(異議?)があると。さて今回は2018年8月号、前回のRLC共振回路に続きLC共振回路です。
介護の隙間から(48) 定番555タイマICで睡眠モニタリング?の試み、先は長そうだが
セルフ介護?の試みとして「夜間頻尿モニタリング」に取り組んでおります。別シリーズでのソフトの改良も進捗あり、特定対象者(自分)向けには目途が立ちつつあり(本当か?)しかし「眠り」そのものに肉薄しなければトイレに行く回数だけをモニタリングしても意味無いじゃん、という感じもチラホラ。
MicroPython的午睡(35) ラズパイPico、MCP23017でIO端子数拡張
ある目的のためIO本数を32本ほど欲しくなりました。低速で可。ラズパイPicoのGPIOは全部数えても29本です。そこで思い出したのがIOエキスパンダーMCP23017です。I2C接続(ラズパイPico端子は2本のみ使用)で16端子までのIOを使えるようにしてくれるマイコンの友。2チップ使えば合計32端子拡張できます。今回は2チップ搭載の小ボードを作って動作チェックまで。 “MicroPython的午睡(35) ラズパイPico、MCP23017でIO端子数拡張” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(128) VS CodeでラズパイPico、プロジェクトファイル生成
ビルドとデバッグ、2件のトホホを乗り越えて、ラズパイ4にリモート接続のVS Codeを使ってのラズパイPicoの開発環境整備も山は越えた?感じです。でも必要なプロジェクトファイル類、まだ手動で準備しているものが多いんでないかい。いつものことながらラズパイの中の人はそんなことお見通し、自動化ツールがありました。
鳥なき里のマイコン屋(127) Firmataでラズパイのお供にArduino
前日の「信号品質問題」により60cm長の3本組ケーブルが余りました。この有効活用をかね、以前から試してみたかったArduinoのFirmataというものを動かしてみました。ホストに接続したマイコンのIOなどをホストから自在に制御するためのプロトコルというかライブラリです。これでラズパイからArduinoを手足(手下?)にできる。
トホホな疑問(37) ラズパイPico、ラズパイ4からSWDデバッグ、信号線が長すぎた!
ラズパイPicoの母艦にしているラズパイ4にPCからリモート接続したVS CodeでPicoのビルドができなかった問題は前回解決。しかし、こんどはVS Code上でデバッガが立ち上がりません。またソフトの設定か? 否。結局、ラズパイ4とPicoの間のSWDケーブルが長すぎただけみたいです。トホホ。