ブロックを積みながら(57) Node-RED、別タブのStatus変更を観察してみた

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Joseph Halfmoon

前回はエラーをキャッチして別タブに「投げ」てみましたが、今回はノード・ステータスの変更を見つけてやはり別タブに通知してみます。ノード・ステータスは今どんな状態かエディタ画面で確認できて便利ですが、そのままでフローに影響を与えるものではありません。Statusノードを使えば何かのキッカケに使えそう?

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モダンOSのお砂場(37) Mbed OS6、PWMを使う。STM32

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Joseph Halfmoon

今回はPWM(Pulse Width Modulation)出力をMbed OSのAPIを使って動作させてみたいと思います。前回、外部端子割り込みが使えるようになったので、外部端子割り込みでPWM出力を開始/停止する機能付きとしてみました。簡潔で分かり易いAPIのMbed OSです。サンプルプログラムの作成もお気楽。

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データのお砂場(17) R言語、LifeCycleSavings、各国の貯蓄データとな?

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Joseph Halfmoon

今回はデータを眺めて愕然といたしました。「日本も世界も変わってしまった」のだと。今回のデータセットは1960年代の世界50か国の貯蓄率のデータです。貯蓄率を人口分布や可処分所得から説明する、という仮説を検証するためのものなのです。しかしこの年寄りが驚いたのはその人口の割合です。若いです、日本も世界も。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(51) RISC-V、浮動小数積和演算、4種あるノダ

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Joseph Halfmoon

今回は前回と以下同文でラクチンなどと呟いていたら、前回コードにしょうもないバグ発見。天網恢恢疎にして漏らさず、違うか。お詫びして前回分をさきほど修正させていただきました。今回は前回一種しかやらなかった積和演算命令、実は全部で4種もあったという話であります。

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部品屋根性(63) 丸文、『はじめての○○』は分かるけれども『メインフレームOS入門』?

Joseph Halfmoon

日本橋大伝馬町の丸文殿と言えば老舗の半導体商社であります。創業弘化元年(1844年)、そろそろ外国船が出没してくる時代ではあるものの徳川幕府はまだ盤石と思われていた筈。流石に江戸時代から半導体を扱っていたわけではないですが、半導体商売も60年以上の歴史があるようです。今回は丸文殿の出し物を拝見とな。

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Pico三昧(10) Pico C/C++SDKでinterpその4、クランプモード

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Joseph Halfmoon

ラズパイPicoのinterpユニットを使ってみる4回目は、Clampモードです。前回Blendモードを使ってみましたが、これは各コアに2個づつあるinterpのうち「0」のみの機能でした。じゃ「1」の方は何かないの?というとClampモードを持っているのです。上下の境界を超える値を「クランプ」してくれる機能です。

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ソフトな忘却力(18) 偶数個のときのmedian、浮動小数のgtest

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Joseph Halfmoon

前回はcsv読み込み用のライブラリの使い方をgtestで確認しました。今回は読み込んだデータの処理です。ふと偶数個のときのmedianってどう計算するんだっけという疑問をもったのです。medianの計算をgtestしようとして今度は、gtestで浮動小数の計算のテストってどうするんだっけ、と。疑問は尽きず。

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手習ひデジタル信号処理(23) 番外編、アナログ・マイクロフォン追加

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Joseph Halfmoon

前回まで残響生成器の要素部品をScilab使った計算で眺めてきて、ようやく実機で信号処理するかというところになって気づきました。残響させる入力ソース、ぶっちゃけアナログ・マイクロフォンが欲しいです。そこで眠っていた小ボードを発掘しましたが、今度は以前の回の母音合成のフォルマントと比べてみたくなりました。というわけで番外編。

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忘却の微分方程式(35) 行列と線形代数への入り口、MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

今回は線形代数、といっても入り口だけです。行列の記述の方法と演算子の書き方くらいまで。1回やそこらで線形代数が終わる筈はないです。これまた基本のキなのでMathematicaとMaximaに線形代数に関する同様な機能が無い筈ないのです。しかし両者のお家流、似ているようで違ってました。

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やっつけな日常(2) Scilab+Xcosで、伝達関数からシミュレーション

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Joseph Halfmoon

別記事にてLTspiceで制御理論の回あり、まだ途中ですがLTspiceでも制御理論の勉強できるのは分かりましたです。でも制御理論「向き」のツールあるんじゃないかと。。。今回は、これまた別件の信号処理でお世話になっているScilabとその上のブロックダイアグラム描いてシミュレーションできるXcosで同じことをやってみます。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(78) 実質6ページ、ブロック線図無で制御理論の巻

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」は2020年9月号に到達。今回はいつもと違う執筆者の方の、いつもと違うテイストの1回。実機は登場せず、LTspiceのみです。回路は出てくるもののテーマは制御理論。電子回路をSpiceしながら自動制御を学ぶと。しかし全8ページです。大丈夫か?

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ブロックを積みながら(56) Node-RED、catchしてlinkしてみた

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Joseph Halfmoon

前回はNode-REDから「ネットにつながっているの?」とPingで問いかけました。今回はNode-RED内のあるタブで発生したエラーをキャッチして、別なタブに「飛ばして」しまう、という技?を勉強してみます。これ自体は意味ないけど、別タブのバグが見つかりエラーをFIXっと。副作用ですな。

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MicroPython的午睡(61) M5ATOMLite、ランニングテスト用改良?改悪?

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Joseph Halfmoon

前回WatchDogタイマを使ってみたのは、M5ATOMLite用の「環境測定&MQTT報告」スクリプトを長時間走らせているとハングする現象の対策のためでした。しかしWatchDogで復旧を試みるまえに原因に当たりをつけておきたいです。そこで「ダイイングメッセージ」が残るようにスクリプトを改変。

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データのお砂場(16) R言語、LakeHuron、ヒューロン湖の水位とな?

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Joseph Halfmoon

前回に続き、今回も時系列データです。北米大陸の巨大な湖、ヒューロン湖の水位のデータ。前回4半期毎の季節変動をトレンドと分離できたので、今回もその手か、と思ったのですが違いました。1年1点のデータであるので季節変動などはありません。長い目でみた長期のトレンドを探れということみたい。

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