
今時ノスタルジックなゲートレベルのシミュレーションにハマりつつあります。前回はPWM回路を動かしてみましたが、素のSIM環境には不満が残りました。最低限の「テストベンチみたいなもの」がないと「シミュレーションやった感」が無いよな~と。あくまで「やった感」自己満足の世界ですが、そこが大事じゃないかと。
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今時ノスタルジックなゲートレベルのシミュレーションにハマりつつあります。前回はPWM回路を動かしてみましたが、素のSIM環境には不満が残りました。最低限の「テストベンチみたいなもの」がないと「シミュレーションやった感」が無いよな~と。あくまで「やった感」自己満足の世界ですが、そこが大事じゃないかと。
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年9月号です。メインは三角波を正弦波に変換する回路です。今回「も」ペアトランジスタが活躍。後半登場の三角波を作る回路は次回に先送り。例によってLTspiceかけて回路の動作を予習してから実デバイスで実験っと。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(99)ペアBJT+Opampで三角波を正弦波に変換する回路” の続きを読む
前回はIIRフィルタを使って正弦波を生成でした。今回はその応用であります。直交する正弦波、要するにSin波とCos波、位相90度ずれた波の生成です。例によって今回はブロックダイアグラムをシミュレーションしてPC上で確認です。実際に三上先生の教科書のコードを実機で動作させるのはまた次回の予定。
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年6月号。前月がMOSFETだったので今月はBJTです。この交互に繰り返すパターンにも慣れました。当方はというと先にLTspiceして「雰囲気」みてから実機実験するというパターン。今回はLTspiceのターンであります。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(92) NPNトランジスタのシンプル差動アンプその1” の続きを読む
一昨年の「トランジスタ技術」を読み返していて気づいたのです。グラフに微分値(実際の計算は差分だろうけれど)も計算表示できるのだ、と。LTspiceのグラフ、シミュレーションした結果の電流とか電圧とかを計算して表示できるのは知っていたのです。さらにグラフに描いたトレースの「勾配」もグラフ表示できる、と。便利?
このところBJT使った実験が多いので、常備菜ということで定番の2SC1815(東芝製品はとっくの昔にディスコンなので海外製の互換品)を少し仕入れました。これまた定番の問題は、LTspiceのライブラリに2SC1815のモデルが含まれていないことかと。ネットを調べるとその対処方法も多数見つかるのですが、ちょっと?
本気?でSPICEかけるときには、温度を振ってシミュレーションすることが必須です。常温で「動いた」と思っても温度が高い時、低い時にうまく行かないことはままあります。ICの設計であればさらに製造バラツキも考慮にいれて多数の組み合わせを確認する必要もでてきます。今回は別件記事のΔVBEが温度依存だったので、温度を振って観察してみます。