浴室事故は交通事故より死亡例が多いそうです。ヒートショック、転倒など危険因子が浴室には多数あるからだと思います。そのため高齢者向けの浴室の安全対策は各種存在しています。まずはプライマリな選択として、事故を起こさないようにすることが先決なので、浴室のリフォーム等を通じて
- 浴室暖房、断熱材などのヒートショック対策設備
- 転倒防止用の床、出入り口、手すりなど
- 転倒および溺れ事故対策のある浴槽
物理的な対策を施すのが基本であると思います。しかし、事故になりかかった、あるいは事故になってしまった場合を早期に検出して知らせる「見守り」機能は、最後の歯止めとなり得ます。電子デバイスが主として活用されるのはこの部分であろうと考えます。今回は、浴室向けの見守り装置を調べてみることにいたします。