お手軽ツールで今更学ぶアナログ(6) Offsetを操作すると見やすい!M1K

JosephHalfmoon

1週間ほど前のYahooニュースに九電の広域電圧フリッカのニュースが掲載されていました。元ネタは産経新聞。私のような電力伝送系に無知な人には記事を読んでもその仕組みがさっぱり理解できません。どうも太陽光発電所起源の無効電力が影響しているようです。そこからインスパイヤ?されて、今回はM1Kで有効電力、無効電力、皮相電力なんてものを実験してみたい、と。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(6) Offsetを操作すると見やすい!M1K” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(5) 信号の影は何? Analog Discovery 2

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一昨日発注の部品が昨日には届き、秋月電子通商殿のデリバリには関心しきりなのであります。最近、別シリーズでSOT23をブレッドボードに刺せるようにする変換基板の使いでが良いので、手持ちのOPアンプどもにも適用したいと考えて部品を入手したのであります。そのテストの過程で、Digilent社のAnalog Discovery2に抱いていた疑問の一つが氷解(ってほどでもないか、予想通り。)

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(4) AliceでFormula波形表示

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第2回で、愛用のアナデバM1Kには負電源無いしなあ、などとブーたれておりました。しかし、「そいつは心得違い」だということが、アナデバ様のウエブサイトを読んでいて気付きました。0Vから+5Vまでしか出力が出ない筈のM1Kを使って、プラマイ5V、10Vの電位差の実験をやってました。魔法?ではなく、算術。しかしその為には、M1Kの制御ソフトであるAliceにFormula(式)の計算をやってもらわないとなりません。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(4) AliceでFormula波形表示” の続きを読む

Literature watch returns(17) 技術部ならわかるアナログコンピュータ 第1弾ラブサーキット編

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5,6年前だったかもしれません。表紙と内容のギャップに萌える技術書に出会ったのは。その時はソフトだったですが、日本語の解説書などまだない分野に、表紙だけみるとマンガ本に見えるが、内容はかなり高度な技術書が売られていて衝撃をうけました。どうもそれ以前からの潮流であり、年寄りが気付いていなかっただけで若い人々はとっくに進んでいたのでした。コミケならぬその手の本のイベントもあり、凄い時代になったものだ、と感心しておりました。

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帰らざるMOS回路(17) 続、2相ノンオーバラップクロック

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「続」というほどの「続」じゃないんでありますが。前回、「動いた」などと唱えながら、実際には部品がちょっとトラブッたために(オノレの不注意ですが)片肺飛行の波形しかお見せできなかったです。本日は、ちゃんと2相で動作しておるところの波形をばお目にかけます。「古代技術」2相ノンオーバラップクロックについては前回をご参照ください。 “帰らざるMOS回路(17) 続、2相ノンオーバラップクロック” の続きを読む

帰らざるMOS回路(16) 2相ノンオーバラップクロック

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ダイナミック回路は、「仮初な一時の電荷」を当てにして動く回路と言ったら怒られるでしょうか。以前から、やるやると言いながら中々手をつけないできましたが、ここに来て部品も少しく届いたので手をつけることにいたしました。ま、ね、そういいながら部品に振り回されておるのですが。今回は、ダイナミック回路を始めるための準備であります。 “帰らざるMOS回路(16) 2相ノンオーバラップクロック” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(3) ADALP2000のオペアンプ共

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前回前々回とアナデバ社のOPアンプOP97をちょっと触ってみました。このIC、前にも書きました通り、アナデバ社のアナログ学習用部品キットALALP2000に含まれていたものです。みればキットには9種類の「オペアンプ」が含まれております。今回は、どんなものがキット同梱されているのかデータシートで確認してみました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(3) ADALP2000のオペアンプ共” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(2) OP97をM1Kで動かしてみる

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前回は、Analog Discovery 2を使ってアナデバ社のオペアンプ、OP97をボルテージ・フォロワ構成にしてそのスルー・レートを「測って」みました。Analog Discovery 2は目出度くADALM2000の代替が務まりました。でもね、ADALM1000でOP97動かすことはできないのかしらん?やってみると条件は変えないといけないですが、動かすことができました。意外に簡単、でもできないことはできない。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(1) OP97のSlew Rateを測ってみる

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「コロナのせい」で妙なものが欠品。家の近くではLR41電池がありません。多分、体温計用?でしょうか。「帰らざるMOS回路」シリーズは、デスクリートのMOSトランジスタで「古代のMOS回路」を振り返ると言いつつ、「お手軽なアナログ学習ツール」のテーマの回がままあります。ツールはMOSの話とは違うし、やっているとバイポーラも出てくるし、で今回別シリーズに分けさせていただくことにいたしました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(1) OP97のSlew Rateを測ってみる” の続きを読む

帰らざるMOS回路(15) なんちゃってPLA(もどき)

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第12回では「なんちゃってNAND型ROM(もどき)」を作ってみました。ベースになったのは、第11回の直列接続されたNMOSトランジスタ群です。このトランジスタの直列接続はまだまだ噛み応え?があります。今回は、NAND型ROM(もどき)を「改造」してPLA(Programable Logic Array)回路を構成してみたいと思います。 “帰らざるMOS回路(15) なんちゃってPLA(もどき)” の続きを読む

帰らざるMOS回路(14) ADALM2000とAnalog Discovery2、他人の空似?

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第11回で、Analog Devices社の実験用部品キットADALP2000が到着と書きました。喜び勇んで蓋を開いたその瞬間に、一つ気付いたことがあったのです。裏ブタに描かれているアナデバ社の実験ツールADALM2000のピン配置、なにか凄く見慣れた配置でないかい。そうです、愛用のDigilent社製Analog Discovery2のピン配とクリソツ。信号端子の色までそっくり。 “帰らざるMOS回路(14) ADALM2000とAnalog Discovery2、他人の空似?” の続きを読む

帰らざるMOS回路(13) AD584でDC電圧キャリブレーション

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第7回で「GWあけたらAD584仕入れてちゃんとやります」と書きました。予告どおりアナデバAD584(というよりAD584 を含むADALP2000)を手に入れたので、ADALM1000(M1K)のDC電圧をキャリブレーションしてみました。しかし、私のようなアナログ音痴なものでも、基準電圧が簡単に作れてしまうAD584、何者?(データシート読めば分かる) “帰らざるMOS回路(13) AD584でDC電圧キャリブレーション” の続きを読む

帰らざるMOS回路(12) なんちゃってNAND型ROM(もどき)

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前回、宿題をこなすためにデスクリートのNMOSトランジスタを直列接続しました。結果はなんだかな~だったですが、作った「回路」は無駄にはしませんよ。チョイ変で、NAND型マスクROMを構成し実験してみました。ディスクリートのNMOSトランジスタたった8個で構成しているので、本物には程遠いナンチャッテ回路。でも原理は同じ。 “帰らざるMOS回路(12) なんちゃってNAND型ROM(もどき)” の続きを読む

帰らざるMOS回路(11) ADALP2000到着、だがその前に宿題

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ついウキウキしておりますのは、GW「明け」とともに秋月電子通商に発注しておりました「部品」が届いたからであります。アナデバ製ADALP2000パーツキットであります。アナデバ様のICよりどり満載。しかし、思い出してしまいました。Araha氏からの宿題があったのです。ADALP2000で楽しく遊ぶのは後にして、忘れないウチに宿題を進めておくことにいたします。 “帰らざるMOS回路(11) ADALP2000到着、だがその前に宿題” の続きを読む