お手軽ツールで今更学ぶアナログ(71) NMOS、ソース接地回路

NMOS_CommonSrcAmp_Schematic
Joseph Halfmoon

前回につづき今回もMOSトランジスタです。前回はダイオード接続でしたが、今回はソース接地回路。王道?のアンプ回路ですな。淡々と回路を組んで実験するだけ、と思っていたら今回は自分で定数決めるところが多くて突き放されてる?感じがします。バラツキもあるし、そろそろ自立しろってこと?

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部品屋根性(60) エイブリック、S5716、ホールIC

S5716
Joseph Halfmoon

このところ小さなデバイスをネタに半導体会社の合併やら買収やらの軌跡を辿っております。今回はエイブリック社、ABLICと綴ると何やら外資に聞こえますが日本の会社。元のお名前はエスアイアイ・セミコンダクタ、第二精工舎が起源のセイコーインスツル社の半導体部門が分かれてできた会社です。今ではミネベアミツミ社の子会社とな。

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部品屋根性(59) ルネサス、M51957B、電圧システムリセットIC

M51957B
Joseph Halfmoon

前回はリセットICというにはチョイと足らない(単機能な)電圧ディテクタでした。今回はリセットICと銘打つM51957B、ルネサスであります。現在の型番で言えばRNA51957B。しかし入手してあったのはM51957Bであります。型番から推察するに元は三菱半導体のデバイス。ステータス、Last Time Buyとな。

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Pico三昧(3) Pico C/C++ SDKで74HC595接続、PIO制御編2並列

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Joseph Halfmoon

前回はラズパイPicoのPIO(プログラマブルIO)ステートマシンを使って単体の74HC595を制御しました。今回は2個同時制御、直列接続と並列接続を1回で済ませようとしてツボにハマりました。2個目が動かないデス。なんで?並列接続にて問題追及、動作OKとなりました。ソフトバグの裏に半田付け不良が隠れていた。何ってこったい!

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部品屋根性(58) もうすく合併、リコー電子デバイス、R3111電圧ディテクタ

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Joseph Halfmoon

前回、新日本無線とリコー電子デバイスの合併のニュースについて書かせていただいたです。このところ毎週新日本無線のOPアンプにはお世話になっているので、片手落ちにならぬよう?合併するもう一方のリコー電子デバイス社のデバイスを使ってみたいと思います。R3111シリーズ低電圧ボルテージディテクタです。推しじゃないかもですが。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(70) ダイオード接続MOSトランジスタの特性を測る

MOSFET_ADALP2000
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2020年4月号です。MOSトランジスタ登場。アナデバ製ADALP2000学習用アナログ部品キットにMOSトランジスタなんか入っていたかしら?上のアイキャッチ画像をご覧くだされ。ヒッソリと片隅に入っておりましたぞ。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(69) OP27、OP37、OP97、セトリングタイム測定

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」は、2020年3月号に到達です。今回はオペアンプのセトリングタイムの測定。かなり微妙な測定で「お手軽ツール」でホントに上手く測れるのかしらと思いましたが、ご指示の通りにやって見たらば意外と簡単(本当か?)

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Pico三昧(1) Pico C/C++ SDKで定番74HC595接続、ソフト制御編

74HC595
Joseph Halfmoon

ラズパイPico関係の投稿が増えてきたので、総目次を新設し、あちこちに散在する投稿へのリンクを整理中です。ついてはラズパイPico専用で1シリーズを設けました。「Pico三昧」ですぞ。栄えある?第1回は以前Pico上のMicroPythonでやったことのある定番のシフトレジスタ74HC595の接続です(新味が無いな。)

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部品屋根性(57) 新日本無線+リコー電子デバイス=日清紡マイクロデバイス

Joseph Halfmoon

私は最近知ったのでありますが、「オペアンプの」新日本無線と、「電源ICの」リコー電子デバイス社が2022年1月合併するのだそうです。そして合併後の新社名は「日清紡マイクロデバイス」。あれれJRCでもRICOHでもない。日清紡のCMをTVで目にしますが、「何をやっているか知らない」間にこんなところに手を伸ばしていたのね。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(68) ADTL082でウインドウ・コンパレータ

Window Comparator
Joseph Halfmoon

今回は前回の続きでアナログコンパレータです。前回使用のオペアンプは、ちょっと寂しいOP37(新規設計非推奨)でしたが、今回はADTL082(製造中)であります。前回は4種類のコンパレータを作りましたが、そこでの積み残し「追加の実習」でウインドウ・コンパレータを作ってみます。そして今回「も」恐れ多いことがあるのだな。

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AT SAMの部屋(1) SAMD21搭載、Seeeduino Xiaoで吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

Microchip社のArm搭載マイコンSAMの投稿が大分溜まったので、散在する投稿の総目次を作るとともに、シリーズを独立させることにいたしました。「AT SAMの部屋」であります。独立初回の今回は、先週手に入れたSeeeduino Xiaoを組み立てて、何時ものとおり、まずはLチカから。 “AT SAMの部屋(1) SAMD21搭載、Seeeduino Xiaoで吉例Lチカ” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(148) SAMD21マイコン搭載、Seeeduino XIAO到着

SeeeduinoXIAO
Joseph Halfmoon

別シリーズで周辺回路をプログラムしていて Microchip社(元はAtmel)のSAMシリーズに関心を持ちました。ついてはファミリ製品にも幅を広げるべく、今回SAMD21マイコン搭載の小型マイコンボード購入。半田付けを始める前に、Microchip社の32ビットMCUのラインナップの中でのSAMD21の位置づけについて調査をばいたしました。

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MicroPython的午睡(54) ATOMLite、ADCにCdSセルを接続

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Joseph Halfmoon

今回はM5 ATOMLiteのアナログ機能を使ってみるべし、と思い立ち、光量によって抵抗が変化するCdSセルを取り付けてみました。以前ラズパイPicoで接続した筈の部品をそのまま流用したので、MicroPythonのコードもほぼほぼ流用。しかしね、なんか特性変わってるんじゃね。まずはATOMLiteとの接続ですが、端子少ない割に意外と使えます。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(66) ダイオード接続BJTの電流電圧特性

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Joseph Halfmoon

前回は諸般の事情から、実験なしの残念な回となりましたが、今回の「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2020年1月号は実験ありです。ついに2020年に突入するとともに、題材はバイポーラトランジスタ、少し上級になった?でもダイオード接続なんですがね。

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