
中国の方でRISC-Vがかなり人気になっているらしいことは伝わってきておりました。それが実感できる、何か「ガツン」とくる実例ないかいな、と思っていたのです。昨日投稿でとりあげさせていただいたK210、なかなか面白いチップであった上に、直ぐに購入できる上にお手頃価格でした。待っている新製品でたら購入の予定。その前にちょっと調べてみました。製造元は Canaan Creative社(北京)で、その会社のAI向けブランド名?がKendreteであるようです。
(K210を使い始めた件はこちら)
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店頭にならんで直ぐに購入させていただいたのですが、しばらく「寝かせて」しまいましたスミマセン、トラ技2019年11月号であります。特集「世界のAIマイコン」、しかし、その上の青文字を見逃してはいけません、64bit/400MHz RISC-Vです。世界のと言いつつ、その実態はK210(RISC-Vコア)の特集といって良いでしょう(そのくせRISC-Vそのものは前面に出てこない)。愛用のJetson NanoもRaspberry Piなども登場はしますがぶっちゃけ比較相手。しかし、このチップ、物欲をそそります。読めばボードが欲しくなる、そしてお手頃価格!そういえば前回も特集読んでJetson Nanoポチりました。どうしたものでしょ。
“Literature Watch Returns(9) 「世界のAIマイコン」特集、トラ技2019-11月号” の続きを読む
Jetson Nanoに、音声ファイルを食わせたいと思ったのであります。音から判定するようなAIも多いしね。既にRaspberry Pi上でテスト済のUSBオーディオインタフェース(大特価ウン百円)をつなげれば即OKと考えたのですが、あれれ
aplay -L
も
aplay -l
も戻ってきません。無限ループでもしている感じ。でも意外な所に原因がありました。1箇所直したら再生、録音問題なし。 “トホホな疑問(5) aplay -L、返ってこない” の続きを読む
8月14日の投稿で、NVIDIA Jetson Nano到着、と書きました。しかし時はお盆。15日は作業を中断、本日再開であります。結論から言えば、特に大きな問題もなく、セットアップを完了し、CUDAが使えるという確認をとるところまで行えました。でも、細かい事を言えば、引っかかるところいろいろありました。 “AIの片隅で(11) NVIDIA Jetson Nanoセットアップ” の続きを読む
8月5日の投稿で、Google Corl Dev Board と NVIDIA Jetson Nano が欲しいよ~と書いてしまいました。物欲は止まりませぬ。と言っていたら、先週購入のトラ技9月号は、NVIDIA Jetson Nano特集ではありませんか。これは Jetson Nano、買うしかありません。ポチリました。到着する前にトラ技の特集を読んでおかねば。 “Literature Watch Returns(8) Jetson nano特集、トラ技2019-9月号” の続きを読む
M5Stackをいじるようになって、直ぐに気になったのが、側面に存在する赤色の4ピンのコネクタでした。電源、グラウンドにI2Cバスの2ピンが出ています。調べてみると
Groveコネクタ(オリジナルはSeeed社、スマートxxみたいなIoTネタの多い会社)
と呼ばれているようです。世の中にはこのコネクタに接続することのできるセンサその他がいろいろ存在していました。勿論、M5Stack用のものも多数ありました。とりあえずちょっと使ってみるべし、ということで「このコネクタに接続できる最も簡単なユニット」を購入してみました。 “IoT何をいまさら(34) M5StackのGroveコネクタ” の続きを読む
どちらかというとAIネタの方で使うつもりで、Raspberry Piにもカメラモジュールを接続しておこうと思い立ちました。何種類が出ているのは知っていたのですが、よく調べもせず、適当に買ってしまいました。ぶっちゃけ、お値段がお安いものを選んだだけ。買った後になって、モジュールの素性とか接続とか調べているのですからかなりな泥縄。それでも特にトラブルもなくつないで写真が撮れたのでOKと(何がOK?)。 “IoT何をいまさら(33) Raspberry Pi Camera” の続きを読む
このところ、Raspberry Pi 1 model B+、Raspberry Pi 3 model B+ などでAIネタをちょっと始めたんでありますが、今回は 買ったばかりの
Raspberry Pi Zero W
であります。CPU自体はRaspberry Pi 1と同じArm11のようですが、なにせボードが小さくて低価格。何かに組み込んで使うにはピッタリのボードです。そのくせ、WiFiとBluetooth搭載なので、とりあえず電源さえあれば外部との接続OK!そして他の「マイコン開発ボード」類との決定的な違いは、「まともなOS」(RTOSをディスるつもりはありませんよ)を搭載可能で、セルフ開発が問題なくできること。とても便利なボードです。今回、Zeroには入出力を担当してもらうことにし、その為の環境構築を始めました。 “IoT何をいまさら(31) Raspberry Pi Zero Wがやってきた” の続きを読む
そろそろ「在庫」も尽きてきたので、新なArudinoシールド用ユニバーサル基板を手に入れました。3種類目となります。以前購入の2種類についてはこちらで書いておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。別に本物のArudinoに被せるためにこの基板を買っているわけではないのであります。「Arudino互換のピン配置」で接続できるマイコン基板が多くて、ほとんど「デファクト・スタンダード(古い言葉です)」だから。海外マイコンベンダだけでなく、このごろは国内マイコンベンダもArudino互換ピン配のマイコン開発ボードを売っているようです。
本日は、トホホな「疑問」というより、トホホな「失敗」であります。久しぶりにPSoC 5LP Prototyping Kit, CY8CKIT-059 を取り出してきて、使おうとしたのです。「精度のよい」デルタ・シグマ型のADを使おうとしたのですね。蛇足ですが、廉価版?のPSoC4との違いは、こういう搭載アナログ要素の違いで明らかです。この間、少し時間が取れたときに、PSoC 5LP Prototyping Kitにはピンヘッダの足を半田付けしてあります。ただ、このキットの横幅は幅広で、普通の片側5つ孔のブレッドボードに刺すと、使える孔が1列+2列くらいになってしまい、使いずらいです。そこで、片側6つ孔のブレッドボードも注文してありました。そこで、このボードに「ぶすっ」と刺して作業を始めたわけです。
大抵のセンサは電流を流してやらないと動作しません。また出力されてくる信号が小さかったりすることが多いので増幅が必要なことも多い。そしてアナログ出力をマイコンで読み取ろうとするとADコンバータがいります。電気が必要な仕事が目白押しです。その点スイッチは良いです、電気食わないし。ON/OFFの2値なので、マイコンの割り込み端子と抵抗の一本もあれば簡単にインタフェースとって使うことができます。そのためか、何か物理量に反応してスイッチがON/OFFされるような製品が結構でています。センシングといってもある閾値を越えたかどうか分かればよいだけならスイッチで十分ですから。本日調べるのは、傾斜するとスイッチが入る/切れるスイッチです。何かの転倒を感知したりするのに重宝します。