GoにいればGoに従え(34) DevicesでHCSR04センサを動かす、TinyGo

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Joseph Halfmoon

このところ御本家Go言語の標準ライブラリを試用してましたが、今回はTinyGoユニークなものに復帰。TinyGoのライブラリ「Devices」は各種の周辺デバイスを接続するときに役立つライブラリです。以前に使ったときは簡単接続、便利便利という感じでした。でもね。ちょっとメンドイことがないわけでもないです。まずは電源ね。

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定番回路のたしなみ(38) OPアンプ、移相発振回路でウエイブフォームを

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Joseph Halfmoon

いつも頭に霞がかかっているよな年寄デス。今回はいつにも増して霞どころか五里霧中、一寸先は闇であります。しかし、そんなときにも回路は配線さえ間違えなければ動作します。物理現象だし。お前の頭の中とは無関係と。そういうわけで、今回は「移相」発振回路の発振の様子を観察してお茶を濁します。以前にやってなかったよな。。。 “定番回路のたしなみ(38) OPアンプ、移相発振回路でウエイブフォームを” の続きを読む

定番回路のたしなみ(37) OPアンプ、アナログ加算回路。計算はアナログだけど入力はデジタル

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Joseph Halfmoon

ようやく酷暑が和らぎアナログの季節となってまいりました。なんだそれは?今回、前にもやったことがあるような、と思いながらやっていたら、実験完了後に本当にやっていたことが発覚。どうしようかと思いましたが、使っているオペアンプとか回路が微妙に違うし、だいたい忘却力の年寄は忘れていたのだからOKっと(何がOKなのか?) “定番回路のたしなみ(37) OPアンプ、アナログ加算回路。計算はアナログだけど入力はデジタル” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(167) TMP01、温度コントローラ、またも謀略?端子接続

Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年6月号(日本語版)の実習2回目です。今回もまた恐れ多いことなんだが、アナログの権化のアナデバ様に申し上げたい儀これあり。「実装せよ」との思し召しの実体回路図間違ってますぜ、多分。『回路図を作成してください』との課題はその辺見抜けってことですかい?
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部品屋根性(102) NJL5513R、トランスインピーダンスアンプで受ける

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Joseph Halfmoon

前回LEDとフォトトランジスタを1パッケージに収め、反射光を使って脈拍などを測定する用途のデバイスNJL5501Rを別件回路に接続して脈拍らしきもの観察。実は手元にもう一つ「バイオモニタリングセンサ」が引出しの奥で眠ってました。NJL5513R、前回の5501Rの兄弟デバイスです。でもこちらはフォトダイオードなんだな。
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やっつけな日常(55) Raspberry Pi、SD Card Copier、便利

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Joseph Halfmoon

限りあるmicroSDカードの書き換え回数、いずれは壊れる宿命です。そこでお世話になってきましたのがPC上のWin32DiskImagerです。microSDカードを丸ごとバックアップ/レストアできる優れもの。しかし不満あり。そこでRaspberry PiのSD Card Copierツールを使えるようにと。お役立ち。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(166) ウインドウ・コンパレータ、謀略、端子の+-

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年6月号の日本語版がアップされてました。その実習1回目です。今回はいくつか問題の回なのです。テーマは「ウインドウ・コンパレータ」です。そのLTspiceシミュレーションを試みて回路「図」に躓きました。ムムっ。謀略?教材の「使いまわし」の疑惑もあり。
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部品屋根性(101) NJL5501R、COBP 2波長フォトリフレクタ

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Joseph Halfmoon

タイトルに「バイオモニタリングセンサ」と書こうかと思ったのですが止めました。データシートのタイトルが「COBP 2波長フォトリフレクタ」だからです。でも何だか分からんよな~。「中の人」もそう思ったのか後継品種のデータシートには「バイオモニタリングセンサ」と書かれてました。「COBP 2波長」のところで皆跳ね返された?
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連載小説 第139回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、日本勤務中です。とうとう21世紀を迎えました。我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)、そして日本の産業はどうなっていくのでしょうか。

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定番回路のたしなみ(36) OPアンプ、非反転増幅回路。単一電源オペアンプで100倍増幅

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Joseph Halfmoon

前回は高精度オペアンプ(両電源)「4種盛り」にてド定番な反転増幅回路を嗜みました。今回も高精度カテゴリですが、単電源オペアンプを使用して非反転増幅回路を実験してみます。使用するオペアンプはLT1006。入力電圧範囲はグランドまで可能なので、0Vに近いmV単位くらいの信号をADにかけやすいくらいの電圧まで100倍増幅。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(163) 心拍数の測定、先っぽ部分ムツカシー

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年5月号の日本語版がアップされました。早速実習と思ったですがタイトル見て暗雲たなびきました。テーマは心拍数の測定です。赤外線LEDと、赤外線フォトトランジスタのペアで心拍を測定する、ありがち?なもの。でもね「生体」に接続するところでトラブルんだこれが。
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OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)

Joseph Halfmoon

正直、第2部第6章に入って行き詰まりました。この章は数式(「ごく普通の」奴らです)中心で、「高速OPアンプ」の「周波数特性の側面」を論じているのです。しかし、数学不得意にしてアナログ素人、そして忘却力の年寄にとっては、ありがたい数式も馬耳東風と過ぎ去っていくのです。そこでJavaScriptにお願い。 “OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)” の続きを読む

やっつけな日常(52) 1ウエファのチップ数、Dies per wafer 電卓の復活。

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Joseph Halfmoon

スマホがまだ無かった「原始時代」にも黎明あり、PalmOS機やらWindowsCE機やらモバイルデバイス使ってました。そのころ使用の自前「アプリ」にDies per Wafer電卓あり。半導体の丸い円盤、ウエファから何個チップが取れるか概算するもの。既に失われて久しかった「アプリ」をこのほど復活。というほどでもないか。

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定番回路のたしなみ(35) OPアンプ、ド定番。反転増幅回路。OPAMP4種盛りじゃ

OPAMPs
Joseph Halfmoon

シリーズを振り返ってみたら、OPアンプは、ヒステリシスコンパレータとかちょいとメンドイ奴らをたしなんでいるのに、定番中の定番、反転増幅回路とかやってなかったです。そこで夏のオペアンプ祭り(なんだそりゃ?)ということでド定番回路を嗜むことにいたしました。ただね、1個じゃ寂しいです。そこでさしかえできる4種盛りで賑やかし。

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