データのお砂場(11) R言語、Harman23.cor、因子分析?何が何やら

factor analysis barplot
Joseph Halfmoon

ABC順に端から「当たって」いるので、よく分からない分析手法が登場するのは当然です。今回は因子分析(factor analysis)とな。サッパリ分かりません。ターゲットのデータセットは「7歳から17歳までの305名の girlsの物理計測8種データの分散共分散行列」です。girlsは良いが、分散共分散行列とは何者。

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トホホな疑問(43) ヤバいよ、TX/RX逆刺し。自分の書いたラベルに騙された。

Bad WaveForm
Joseph Halfmoon

今回は、トホホな疑問というより、トホホな失敗であります。久しぶりにやらかしました。いろいろ調べた上で最終的に分かったのは、信号線に自分で貼り付けたラベルが間違っていた、ということ。過去の自分に騙されて、TX/RXを逆刺ししておりました。出力同士のショート! 端子が壊れないでよかった。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(47) RISC-V、K210、浮動小数点除算サイクル数

RISC-V fdiv CycDUMP
Joseph Halfmoon

今回から再びRISC-Vの実機(K210)を使って、浮動小数点命令を動かしていきたいと思います。今回は第44回でやったサイクル数の計測を浮動小数点の割り算命令に適用。流石に割り算命令には時間かかっているっしょ、みたいなところを眺めてみたいです。でもま、たまたまK210の実装で、この命令列ならこの程度くらいな数字かと。

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データのお砂場(10) R言語、HairEyeColor、クロス集計、mosaicplot

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Joseph Halfmoon

前回は線形モデル・単回帰でしたが、今回はクロス集計です。基本かつ王道のデータ処理で良い感じです。クロス集計に威力を発揮?するらしいmosaicplotを使ってみます。色を付けないと地味だけれども、色を付けるとかなりカッコよいです。ターゲットとするデータは、髪と目の色とな。

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手習ひデジタル信号処理(19) 母音音声合成器その4、STM32F446上実装を「見る」

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Joseph Halfmoon

前回まで3回にわたって母音音声合成器の「部品」3つの特性をScilabに計算してもらって眺めてきました。ようやく今回はSTM32F446上で動作確認であります。といっても三上先生のサンプルプログラムそのままなので動かない分けがないです。今回は「発声」された信号をよく「見て」みようの回。

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忘却の微分方程式(31) ベクトル解析その2、MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

前回、勾配とか発散とかベクトル解析らしきことを少しやってみましたが、今回は、ベクトル場の図示です。Mathematica、カッコよく描けるのだけれども、非力なラズパイ3の限界を感じてしまいました。Maximaは3Dでやるのは面倒そう(やらないケド。)

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連載小説 第69回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。お仕事は毎日忙しくやっているんですけど、運命の人、Appleの青井倫吾郎さんと、とうとう結婚しちゃいました。ステキです。うふっ。 “連載小説 第69回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(74) NPNトランジスタ、エミッタ接地回路の周波数応答

2020JulyDutEC
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2020年7月号です。しかし、前回に引き続き題材はNPNトランジスタ、2N3904を使ったエミッタ接地回路です。前回、分量が多かったので「周波数応答」は別の回にしちゃるわ、という感じですか。

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手習ひデジタル信号処理(18) 母音音声合成器その3、高域強調器(Radiator)

Radiator
Joseph Halfmoon

一度道筋がついてしまえば、以下同文方式。Scilab使って特性を調べるのは簡単に思えてきました(本当か?)ターゲットは『母音音声合成器』第3の要素「高域強調器」であります。こいつは「口からの放射」に対応とのこと。手習ひさせていただいております教科書どおりの特性が計算できればOKっと。

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MicroPython的午睡(59) ESP32、WebREPL、動作はするけれども

WebREPLprompt
Joseph Halfmoon

再びM5ATOM Lite上のESP32 genericポートのMicroPythonに戻ってまいりました。今回はESP32系ならでは?のWebREPLを使用してみたいと思います。Network接続されているMicroPythonデバイスのREPLにホストのブラウザから接続する機能であります。確かに使えるのだけれどクセが強い。

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データのお砂場(9) R言語、Formaldehyde、線形モデル、単回帰

Joseph Halfmoon

サンプルデータをABC順に端から見ていこうという無謀な方針のため、「難しいのが先」、「基本的なものが後」になることは致し方ありません。今回、基本中の基本、線形モデルで単回帰というサンプルデータセットが登場しました。ようやく当たりを引いた感じ。Formaldehydeであります。しかし、Formaldehydeって一体何?

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(46) RISC-V、浮動小数点の丸めと例外、その2

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Joseph Halfmoon

前回は柄にもなく浮動小数点の丸めを説明したところで力尽きてしまいました。今回は前回の残り、浮動小数点の例外についてです。こういうメンドイものがあるので浮動小数点演算は後回しにしたくなるのですが、実際に浮動小数点演算命令を動かすにあたっては避けていられません。それにしても面倒くさいよ。

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Pico三昧(6) Pico C/C++SDKでS93C46接続その2、PIO制御

Joseph Halfmoon

前回は3線式シリアルE2PROM S93C46をソフトウエア制御で読み書きしてみました。今回は、ラズパイPicoの特長であるPIO(Programmable IO)を使って同じことを行ってみます。PIOステートマシンのアセンブラを書くのも大分慣れた気もしますが、最後は波形を見ないと安心できないんだ,、これが。

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部品屋根性(61) Rohm、RPR-220、フォトリフレクタ

RPR220
Joseph Halfmoon

前回は、「磁石が近づいた」ときに「スイッチ」的な動作をするホールICでした。今回は、光の反射を検出して「スイッチ」をいれるフォトリフレクタです。例えば紙がセットされていることを検出するなどの用途向けですかね?フォトリフレクタはフォトインタラプタの兄弟的なセンサで、原理的にはフォトカプラと同様。

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