ぐだぐだ低レベルプログラミング(153)ARM64(AArach64)SIMD 整数変換系

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Joseph Halfmoon

メンドクセーのでなるべく後回しにしていたのですが、やる順番です。勝手命名、SIMD「整数変換系」です。浮動小数の数値を「整数」に変換したりその逆をするもの。前回が浮動小数の数値のフォーマット変換(単精度から倍精度とか)であったのでここでやっとかないとイケない感じ。毎度のことですが叫ばざるを得ません。命令多過ぎA64と。

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MicroPython的午睡(140)M5Stack、ソフト制御でバスサイクル生成

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Joseph Halfmoon

前回は古いハードを掘り起こし、M5StackのI2Cバス(3.3V)の先に5Vの外部電源動作のIOExpander MCP23017を2個接続OKなことまで確認しました。今回はMCP23017を制御して古代の8ビット8085風味のバスサイクルを作り出してみます。MicroPython制御のDMAコントローラ一丁あがり? “MicroPython的午睡(140)M5Stack、ソフト制御でバスサイクル生成” の続きを読む

データのお砂場(120) R言語、hirose、PETフィルムの加速劣化試験、{boot}

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Joseph Halfmoon

今回のデータセットには日本人のお名前が冠せられてます。調べてみたら、「廣瀬先生」を知らなかったら「信頼性、統計業界」じゃモグリと言われそうな大先生でした。知らなかった私は確実にモグリです。廣瀬先生のせいじゃありませんが、データセットの解説ページの一文字が誤っているみたいです。そのフェイントにモグリの老人は右往左往。

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SPICEの小瓶(40) LTspiceのテキスト形式入出力、コマケー話なんだが

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Joseph Halfmoon

LTspiceの結果を他のソフトに「輸出」して別角度からそっと味わいたい、とか他のソフトの結果や測定結果を「輸入」したいとか考えておる忘却力の老人です。以前ちょっとやってみた朧げな記憶があり。しかしながら具体手順、完全に忘れてます。そこで今回こそは調べたことを書き残して置こうと。。。また直ぐ忘れるのだけれども。

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忘却の微分方程式(134) 反復練習97、定数変化法の例題なんだが、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は一階線形微分方程式の「解の公式」でした。解の公式あるならそれでいいじゃん、と思う老人ですが、教科書では公式のフォローということなのか丁寧にも定数変化法も練習することになっています。同次方程式の解に含まれる任意定数Cを「関数に置き換えて」非同次方程式の解を求めるもの。当方ode2で一刀両断なのですが。 “忘却の微分方程式(134) 反復練習97、定数変化法の例題なんだが、Maxima” の続きを読む

帰らざるMOS回路(48) Digilent CMOD S7、HW+SWプロジェクトその3

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Joseph Halfmoon

前回、MicroBlazeコア上で実際にソフトウエアを動作させんとしたところが、ビットストリーム生成でまさかのエラー勃発、その対処に1回を費やしました。今度こそということでソフトウエアまで書き込み、動作OK。やったね。でもソフトウエアをビルドする前にもやっぱり引っかかってましたデス。「待てばできる」問題だったけれど。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(180) インダクタンスの自己共振周波数

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』、学生でもないのに勝手にフォロー、実験などしてまいりました。最近変調あり。以前は1か月にほぼ1度英文記事が公開され、約1か月後くらいに日本語版が公開というペース。しかし英文版は2023年12月号で更新停止。日本語版は11月号までです。何かあったのか?心配っす。

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PIC三昧(28) PIC16F18855、CWGの駆動波形をフォトカプラで電源分離

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Joseph Halfmoon

前々回ハーフブリッジ駆動波形、前回フルブリッジ駆動波形とCWG機能を練習。別件シリーズで制御対象となりそうなパワーMOSFETにも触りました。そのくせCWGで生成した波形を直ぐにパワーMOSFETに接続しなかったのは信号レベルが違うから。PIC16側の3.3Vに対してパワーMOSFETのゲートは10V推奨みたいです。

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ブロックを積みながら(142) Scilab/Xcos、数値計算パレットその2、ベクトル処理

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Joseph Halfmoon

前回は数値計算パレットの中のブロックを練習してみました。いずれもスカラー値に対する操作でした。しかし、Xcosは「細い線一本」で接続していても、その中にベクトルとか行列とかを載せて「流通」させることができるみたい。今回は配線の上に載っているベクトルを処理するモノどもを使ってみん、と(ここには割り算あるけど使ってない。)

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レトロな(14) HOLDかけてバスの使用権リクエスト、アクノリッジを観察

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Joseph Halfmoon

前回は8085のREADY信号を操作して「ワン・ウエイト」挿入してみました。今回はHOLD信号を操作してバスを乗っ取ります。後で「ソフトウエア制御のDMAコントローラ」をバスに接続してこの後接続予定のSRAMに勝手アクセスする準備であります。モダンなマイコンにもDMAあり、でも自分でリクエスト信号つくったりしないな。

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手習ひデジタル信号処理(117) Scilab、Analog LPFでベースバンドフィルタ

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Joseph Halfmoon

ASK変調するベースバンド信号をフィルタリングして変調後のサイドローブを落とす実験のポンコツ例としてRC(抵抗とコンデンサで作るフィルタ。レイズド・コサインではないです)フィルタを計算しようとして前回前々回とかなり回り道をしました。ようやく計算できるようになったので今回はポンコツなベースバンドフィルタしてみます。
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MicroPython的午睡(139)M5Stack、MCP23017 2個接続、異電源

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Joseph Halfmoon

前回前々回とI2C接続のIO Expander、MCP23017をM5Stackに接続するの回でした。シツコク今回も接続。以前と異なるのは「同じI2Cバスに2個接続」「I2Cバスは3.3VだけれどもIO Expanderは外部5V電源」という点。別シリーズで扱っている古代のマイコンのDMAコントローラにするためね。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(152)ARM64(AArach64)SIMD FCVTL

FCVTL
Joseph Halfmoon

前回は勝手命名SIMD抽出系、SIMDの整数要素のビット幅が狭くなる命令群でした。今回はFCVTL一族です。SIMDの浮動小数要素に作用し、浮動小数フォーマットを広く、あるいは狭くするものどもです。ARMv8p0の場合、単精度と倍精度の間の変換だけなのでお気楽。でもコマケーこだわりの命令もあるよ。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(152)ARM64(AArach64)SIMD FCVTL” の続きを読む

レトロな(13) 74HC74で漏れなく1ウエイト、必要ないけど入れてみる

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Joseph Halfmoon

「バスウエイト」、現代でも縁の下ひっそりと働いているハズですが今や滅多に聞きませぬ。みな自動で良きに計らってくれるシステムばかりだからか。昭和の御代ではまず間違いなくココは何ウエイト、あそこはいくつと設定せねば動かぬシステムばかりであったのでありますが。今回はそんなウエイトをかけてみます。実際は要らないのだけれども。

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