前回はVerilogで無理やりMOSトランジスタ・アレイCD4007をモデリングしてしまいました。MOSFETレベルでも「やれそうな」雰囲気が出てきたので、今回は1bit分のALU(Arithmetic Logic Unit)を試作。分かり易さ優先、正論理のみの「ゲートレベル原理回路」の動作確認をしてみたいと思います。
うさちゃんと一緒(21) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップその3
最強(最恐)のZ80後継機、Rabbit4000のオペコードマップを前々回、前回とみてきた3回目です。今回は、オペコードの第1バイトが0xEDで始まるZ80の拡張命令(i8080に対しての拡張)面です。第1バイトでは命令の移転先を作ったりして殊勝なうさちゃんもED面では手厳しいです。自由自在どころが傍若無人な勢い。 “うさちゃんと一緒(21) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップその3” の続きを読む
部品屋根性(82) MicroNavRING、ドーナツ型「タッチパッド」センサ、特売品?
ぐだぐだ低レベルプログラミング(80)ARM64(AArch64)、Reverse命令一族
前回は先行ビットカウント命令でした。今回はビット、バイトのリバース命令群です。どちらも「場合によっては」必要な操作で、こういう専用命令なしに処理しようとすると結構メンドイ処理になる操作であります。有って悪いことはないですが、こういう複雑な命令群がいろいろ実装されているArmは複雑(なRISC)?
やっつけな日常(35) Rustに入ればRustに従え、「一切メンバ無」の構造体って何よ?
前回、構造体を使ってみました。「構造体には3種あり」といいながら「Cみたいな」構造体と「タプルみたいな」構造体の2種のみ使用。もう一個は何なのか気になってました。そいつは「フィールドのないユニット様構造体」なんだとか。こいつ構造体といいつつフィールドは無く、サイズも0だと。どういうこと? “やっつけな日常(35) Rustに入ればRustに従え、「一切メンバ無」の構造体って何よ?” の続きを読む
忘却の微分方程式(60) 反復練習23、limitの続き、Maxima
前回から極限のお勉強。前回はそれでも右方と左方、infinityとかundなどという特殊シンボルの出現もあり多少の波乱?があったです。しかし今回、sin, cos, log, eなど「スター」が続々登場するのですがまったく波乱なし。Maxima様にお願いすれば、何も考えることなくお答えが求まってしまいます。他力本願。
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手習ひデジタル信号処理(52) SDR、直交信号発生器、linux上のg++で動作確認
前回はCICフィルタの特性だったですが、今回はNCO(Numerically-Controlled Oscillator)、数値制御発振器です。搬送波周波数のSIN波とCOS波を同時生成できればよい、と。今回も朧げな記憶の奥底に最近やったような感じがします。同じことをやっても面白くないのでLinux上のgccで実習。 “手習ひデジタル信号処理(52) SDR、直交信号発生器、linux上のg++で動作確認” の続きを読む
データのお砂場(46) R言語、beavers、ビーバー2匹の体温の測定とな
R言語所蔵のサンプルデータセットを、ABC順(大文字先)で端から眺めております。前回はオーストラリアの人口でしたが、今回はビーバー2匹の体温測定です。「サンプル」なので致し方ないですが、雑多なものの寄せ集め感ハンパないです。まあRでの処理のやり方を学ぶためのデータと割り切れば良いんでしょうが。 “データのお砂場(46) R言語、beavers、ビーバー2匹の体温の測定とな” の続きを読む
MicroPython的午睡(68) ラズパイPico、IOレジスタへの直接アクセス
前回記事から約4か月もMicroPythonご無沙汰です。別処理系に手を伸ばしたせいで棚上げ状態。これではイケナイということでMicroPython再開でございます。しかし忘却力です。どうやってMicroPythonしたらよかったんだけ?まずはターゲットになるボードを取り出さないと。。。ラズパイPicoであります。 “MicroPython的午睡(68) ラズパイPico、IOレジスタへの直接アクセス” の続きを読む
連載小説 第99回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任していましたが、夫の倫ちゃんのドイツ転職を機に、私もミュンヘンにある現法へ異動しました。ヨーロッパでは携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。同期のトム君も赴任して来ちゃいました。また一緒です。 “連載小説 第99回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(113) V/FコンバータによるAD変換の実験
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年2月号のお勉強は既に4回目に入りました。「重いテーマA/Dコンバータ」で「いつもの倍の分量がある」ためですが、本当は私が根性無なためです。今回はV/Fコンバータ(電圧周波数変換器)を使ってA/D変換する実験です。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(113) V/FコンバータによるAD変換の実験” の続きを読む
ブロックを積みながら(82) Node-RED、Rpi-Mouseノードでクリックを検出
このNode-REDの練習シリーズはラズパイ3機をNode-REDサーバとして使っております。それでラズパイ特有のNode-REDノードが使えると。以前に、ラズパイGPIOを直接操作できるノードをやりました。今回は、ラズパイUSBに接続したマウスの読み取りができるノードです。Rpi-Mouseノード。
帰らざるMOS回路(30) Icarus VerilogでCD4007をモデリング
注文してあったCD4007が到着。急遽こちらのシリーズをお休みしてCD4007の動作試験をやってました。CD4007は古いICですがMOSFETのソース、ドレイン、ゲートを個別に接続可能で変幻自在、まさにMOS回路を体現しています。そこでVerilogでもCD4007のモデリングを試みました。普通はやらんと思うケド。
うさちゃんと一緒(20) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップその2
前回は、Rabbit4000の、Z80「魔改造」第1バイトのオペコードマップを眺めてみました。しかしZ80にはDD、FDなどの第1バイトによって「拡張」されるオペコードマップも存在します。Rabbit4000の場合、DD,FD系も期待に違わぬ大拡張です。ただしここではZ80の元の命令には手は加えてません。