前回は条件フラグを「見て」飛ぶ一般的な条件分岐命令B.condでした。しかし思い起こせばRISC-Vでは条件フラグが無く、「その場」でレジスタの内容を判断して飛ぶ命令ばかりでした。A64でもそういう命令が無いわけではないです。今回はフラグを使わずレジスタの内容で分岐するCBNZ命令一族について実習してみます。
SPICEの小瓶(16) 二極管(真空管)のシンボルが見当たらない。苦し紛れだっ。
前回Ayumi’s Lab様の真空管SPICEモデルをダウンロードさせていただき、三極管 6SN7 でLTspiceシミュレーションができることを確認(要小修整。)今回2極管を確認すべしと思い立ったところ、シンボルが見当たりませぬ。自分で作るのはメンドイので苦し紛れの便法に走りました。それでもダイオードは動く、と。
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GoにいればGoに従え(1) TinyGoの復活というか再インストール
昨年の前半、年に一つくらいは「新言語習得」ということでGo言語を練習してました。その回数30回以上とな。しかし老人の忘却力には抗えませぬ。現在は元の木阿弥状態。記憶を復活させるべくGoの処理系、とくにマイコン用にオブジェクトコードを生成できるTinyGoの復活というか再インストールに取り組みましたです。 “GoにいればGoに従え(1) TinyGoの復活というか再インストール” の続きを読む
忘却の微分方程式(78) 反復練習41、無限区間における異常積分(広義積分)Maxima
前回が「有限区間」であったので今回は「無限区間」で異常積分に取り組むこととあいなりました。自分じゃまったく解ける気がいたしませぬ。例によって「準備」とか「整理」とかに手間かかるのでしょ、と思っていたら一撃。ただ式を入力するだけでお答えが求まってしまうと。Maxima様は無限はお得意? “忘却の微分方程式(78) 反復練習41、無限区間における異常積分(広義積分)Maxima” の続きを読む
MicroPython的午睡(87) STM32版、入力キャプチャ割り込み受けで出力コンペア
前回Timer1の入力キャプチャを割り込み受け。速度的な制約のあるMicroPythonでも割り込みを使えば、ハードの制御はかなりできるじゃないかと思います。今回は、前々回やった出力コンペアの設定を入力キャプチャ割り込みで制御してみたいと思います。割り込みハンドラでハードを制御できるのでメインは別な仕事をできると。
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データのお砂場(64) R言語、morley、実際はMichelson、光速の測定
「マイケルソンとモーリー」と名が印象深いのでついサンプルデータセット名を morley としてしまったらしいです。お二人は協力していたけれど、このデータについてはMichelson先生単独のものみたい。それに現代からすると「光速を測った」ことが前面に出ているけれど、当時としては「エーテルの存在」を証明したかった?
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オプション沼(1) gcc 困ったとき?の -v オプション、眺めてみるの回
普段よりコンパイラやらバイナリツールやらにはお世話になっております。コマンドラインオプションなるものあり。常々「テキトー」「惰性」です。ビルドツールにお任せで何も考えてないことさえあります。そういうことではイカンのではないかと今頃になって思い至りました。まあ、実際にやってみる、それが一番簡単。 “オプション沼(1) gcc 困ったとき?の -v オプション、眺めてみるの回” の続きを読む
連載小説 第114回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、更に大忙しです。そんな中、私にもとうとう子どもが授かって・・・。 “連載小説 第114回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(134) CD4007で作るインバータの特性を測る
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年9月号の実習1回目です。前回BJTでTTLでした。今回はCD4007でCMOSロジックです。アナデバ様のなされることです、1とか0とかで済むわけがありません。今回はSPICE抜き最初から実デバイスで測定に入りたいと思います。
OPアンプ大全を読む(2) Op Amp Basics、反転増幅回路
ダウンロードしたのが2年以上前の「オペアンプ大全」を前回より読み始めました。第2部Op Amp Basicsから読み始めたので前回「非反転増幅回路」のつづきで今回は「反転増幅回路」。Basicsなので、流石に知っておるわいというあたりですが、まあ忘却力に抗うべく習った式を端からMaxima関数として定義してまいります。
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ブロックを積みながら(99) Node-REDでSQLiteの練習その1
前回までJSONataの練習をしてましたが、今回からSQLiteノードを使ってデータベースへのアクセスの練習をしてみたいと思います。SQLiteノードは以前何度か使っており、SQLiteのDBもセットアップ済で常時稼働可能な状態です。しかし、忘却力の年寄は使い方忘れてしまいました。まずはテーブルを表示するところから。 “ブロックを積みながら(99) Node-REDでSQLiteの練習その1” の続きを読む
定番回路のたしなみ(7) 押さえておきたい?ダイオードのリカバリ特性
前回に引き続きダイオードを使った回路を「たしなんで」おきたい、と思ったのです。しかし、その前にダイオードの特性よくわかってないんじゃないか、という疑惑(ほぼほぼ確信)に思い至りました。ぶっちゃけリカバリ特性どんなもんだか?せめて手元の「常備菜」になっているダイオードくらい知っておきたいデス。
手習ひデジタル信号処理(66) Scilab、IIRフィルタ設計用関数、周波数特性表示付
前回はFIRローパスフィルタの「設計用」関数に「一皮」かぶせてみました。今回はIIRローパスフィルタと行きたいデス。今回は比較対象というか、目標を掲げました。以前、勝手に手習ひさせていただいていた三上直樹先生著の御本の付録のIIRフィルタ設計用関数です。「おんなじ」ような感じにいたしとうございます。 “手習ひデジタル信号処理(66) Scilab、IIRフィルタ設計用関数、周波数特性表示付” の続きを読む
SPICEの小瓶(15) 真空管マクロモデルを使わせていただきます。
真空管マニアのご友人はいるものの、私にはまったくその趣味はないです。しかし真空管をシミュレーションしたいと思ったのは、続く戦争のせいと言えなくもないデス。たまたま第2次大戦時の対空火器管制装置の回路図を見、どんなもんだったのか知りてーと。そのためには真空管のSPICEシミュレーションをするしかない、と。 “SPICEの小瓶(15) 真空管マクロモデルを使わせていただきます。” の続きを読む