前回、intelの内蔵GPU搭載機上で OpenCL をWSL2環境とMSYS2環境から使えるように環境整備。しかしこれは Jetson Nano のCuda環境がホコリを被っていたためでした。今回Jetson Nanoの復活に取り組み。復活したのはよいけれど、その際OSアップグレードしようとしてハマリましたです。
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MicroPython的午睡(119) ESP32版、ULPとULP開発環境のおまとめ
前回PyPIからESP32版MicroPythonで動作するULP開発環境をダウンロード、ターゲットのESP32 DevKitC機にインストールしました。ULPこそはESP32(Xtansaコア機)が搭載する「3つめの」プロセッサ・コアであります。メインのコアがお休みしているときにも密に動作する影の存在。結構強力。
ぐだぐだ低レベルプログラミング(129)ARM64(AArach64)FSQRT(ベクトル)
前回、前々回とA64のSIMD命令のうちソースオペランドを2つ取る演算命令の2タイプを練習しました。今回はソースオペランドを一つだけとる演算命令の代表選手?FSQRTです。前にもそんなこと書いた気がするな。デジャヴか記憶の混濁か?SIMD命令はとっても数が多いので「各パターン」せめて一種類くらいは練習しておこうと。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(129)ARM64(AArach64)FSQRT(ベクトル)” の続きを読む
モダンOSのお砂場(68) UNO R4、ルネサスRA4M1でFreeRTOS、優先順位
前回はDelayに関するAPIでした。今回はTaskのPriorityを操作してみます。今までPriorityはみんな「1」みたいなテキトーな設定をしてきました。優先順位を設定する実験してみることで勉強になるんでないかい、という目論見。しかし、改めて FreeRTOSConfig.h を読んでみると思っていたのと違う?
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忘却の微分方程式(110) 反復練習73、3重積分、積分変数変換、Maxima
前回までは2重積分で変数変換を練習してきましたが、今回は3重積分での変数変換です。積分領域を確かめ、ヤコビアンさんを計算して、積分変数を変換した積分を行うという手順は2重積分のときと変わりませぬ。しかし、変数が増えるとぐっとメンドくなるのよ。でもMaxima様にお願いする分には2個も3個も関係ね~と。
小ピンマイコンの酷暑(5) CH32Vのモデル?STM32のHALレイヤの使用 その2
前回書いたとおり、WCHのRISC-V搭載マイコンCH32Vは、STM32をリスペクトしているのか、HALレイヤの関数がクリソツです。先にSTM32のHALレイヤで予習しておいたらCH32VでHALレイヤを使うのも楽なんでないかと。学習教材としてはタイマからPWM出力するのをHALレベルでやってみようと。メンドイけど。 “小ピンマイコンの酷暑(5) CH32Vのモデル?STM32のHALレイヤの使用 その2” の続きを読む
データのお砂場(96) R言語、beaver、デジャヴ?どこかでみた? bootパッケージ
今回のサンプルデータセットはbootパッケージのbeaverです。忘却力の年寄なので定かではありませんが、どこかで見た気がします。デジャヴ?記憶は定かでなくても記事のindexをたどれば発見。datasetsパッケージのbeaversデータセットがビンゴであります。結論からいうと部分一致だけれども形式が違いました。 “データのお砂場(96) R言語、beaver、デジャヴ?どこかでみた? bootパッケージ” の続きを読む
部品屋根性(101) NJL5501R、COBP 2波長フォトリフレクタ
タイトルに「バイオモニタリングセンサ」と書こうかと思ったのですが止めました。データシートのタイトルが「COBP 2波長フォトリフレクタ」だからです。でも何だか分からんよな~。「中の人」もそう思ったのか後継品種のデータシートには「バイオモニタリングセンサ」と書かれてました。「COBP 2波長」のところで皆跳ね返された?
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連載小説 第140回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、日本勤務中。電子デバイス業界の勢力図は大きく変化していきました。台湾や韓国などの新興国が台頭してきたからです。我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)、そして日本の産業はどうなっていくのでしょうか。 “連載小説 第140回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
やっつけな日常(53) 先達のお導き:WSL2とMSYS2からOpenCLを使用可とする。
先日古い友達からGPUについて質問あり。年寄はGPU素人なのに語ってしまったデス、無責任。それもあり、GPGPUプログラミング再開すべしと。質問はNVIDIAだったのだけれど眠っているJetsonの再開には物理障壁あり、そこでパソコン上でIntel GPUを試みるべしと。先達の皆さまのお陰により開始するのは簡単。
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GoにいればGoに従え(30) math/bitsをTinyGoで使ってみる
前回まで標準ライブラリのcontainerを練習してましたが、今回からmathに入ります。最初はmath/bitsです。ここにはMCU(マイクロ・コントローラ・ユニット、間違えてもマーベルなんたらではありませんぞ)使うときに必要になりそうな者どもが控えております。バイナリ者(忍者の一種?)にはお馴染みの操作かと。 “GoにいればGoに従え(30) math/bitsをTinyGoで使ってみる” の続きを読む
手習ひデジタル信号処理(98) Scilab、アップサンプリングする方法3つのつもりが。
過去回のRTLSDRからデータ輸入では復調するためにダウンサンプリングに取り組み?ました。今回はアップサンプリングに使えるScilab関数を勉強してみます。実験ターゲットに使うのは前回解析プロットにかけた音声データです。アップサンプリング(インターポレーション)した結果、どうなってしまうのか?意外なような当然なような。
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PIC三昧(9) FVR(固定参照電圧源)を使ってみる、PIC16F18855
前回は内蔵アナログコンパレータを使って外部電圧2つを比較してみました。今回はアナログコンパレータの入力電圧の一方を内蔵のFVR(FIXED VOLTAGE REFERENCE)としてみます。ありがちな1.024Vとその2倍、4倍の電圧が内部のADC、DACそしてコンパレータで参照できるようになってます。便利。
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MicroPython的午睡(118) ESP32版、PyPIからulp開発環境インストール
前回はパッケージ管理ツール mip に勝手改変入れてESP32のMicroPythonで動作することを確認。今回はThonnyのパッケージ管理機能を使ってPyPIからパッケージをダウンロードしてインストールしてみます。PyPIにはいろいろあります。今回インストールしたのはESP32のulpの開発環境。なんじゃそりゃ?
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