SPICEの小瓶(37) 右クリックの小技、.op に .meas がお楽になる?

Freq_parm_plot
Joseph Halfmoon

今回はLTspiceの小技でSPICEに復帰であります。今まで .op を使って回路図に書き込むディレクティブ、手で書き込むもんだと思いこんでました。実は右クリックでお楽になると。そして .measで測定した結果のテキスト・ログ、これまた右クリックでグラフ化することも可能だと。やるじゃんLTspiceの右クリック。
“SPICEの小瓶(37) 右クリックの小技、.op に .meas がお楽になる?” の続きを読む

データのお砂場(103) R言語、capability、模擬データ?とな bootパッケージ

bootCapabilityMean20000Plot
Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータセットを端から眺めております。サンプルといいつつ「知らない世界」を垣間見せてくれるのが密かな楽しみです。データセットを開かなければ多分知ることは無かったものばかり。だた今回のデータセットはSimulatedです。統計処理の練習用に人工的に作られたもの。どうも製造プロセスの「何か」らしいが。

“データのお砂場(103) R言語、capability、模擬データ?とな bootパッケージ” の続きを読む

やっつけな日常(60) Gplatesで伊豆鳥島の位置にポッチを記入。どしたら良いの?

Torishima
Joseph Halfmoon

鳥島近海、騒然としておりますな(といって海の中だけれども。)これはGplatesで鳥島近海をしみじみ眺めてみるかと。しかし、インストール済のデータベースでは鳥島の位置など分かりませぬ。直ぐに分かるように鳥島のところにポッチを一つ書き込んでおきたい、というのが素人老人の今回の目論見なんであります。自力データ作成とな。 “やっつけな日常(60) Gplatesで伊豆鳥島の位置にポッチを記入。どしたら良いの?” の続きを読む

忘却の微分方程式(117) 反復練習80、二重積分で曲面積を求める、Maxima

Ex96_plot
Joseph Halfmoon

前回は体積、今回は表面積デス。今回は高校生の皆さまならば一瞬で解ける部分にハマりました。入試なら落ちてマス。教科書は「楕円の一般形」の式に帰着させるのに「平方完成」していたのです。そこに踏み込んだ忘却力の年寄は難渋しました。しかしMaxima様にお願いするならそんなテクなど無用、そのまま計算すれば良かったのです。即答。
“忘却の微分方程式(117) 反復練習80、二重積分で曲面積を求める、Maxima” の続きを読む

GoにいればGoに従え(37) ラズパイPicoのPWM、全スライス使ってみる

GoPWM_PicoDUT
Joseph Halfmoon

前回は久しぶりにラズパイPico上でTinyGoのオブジェクトを走らせて吉例Lチカ。今回はPWM出力を使ってみます。ラズパイPicoのGPIOの全端子にPWM出力が可能です。ただしPWM周期的には最大8通り、各周期に対して2種類のDutyサイクルを指定可能です。今回は周期を司る8個のスライスを全て使ってみます。 “GoにいればGoに従え(37) ラズパイPicoのPWM、全スライス使ってみる” の続きを読む

連載小説 第144回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、日本勤務中。電子デバイス業界の勢力図は大きく変化していきました。台湾や韓国などの新興国が台頭してきたからです。我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)、そして日本の産業はどうなっていくのでしょうか。 “連載小説 第144回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

帰らざるMOS回路(38) タイミングチャートにsetup/holdを書き込む

setup_hold_EC
Joseph Halfmoon

前回、JSONベースのテキストをパースしてタイミングチャートを描いてくれるWaveDrom(ローカル版)を使用してSPIのタイミングチャートを描いてみました。結構お楽にかけました。余勢を駆って?今回はセットアップ、ホールド・タイムなど数字を書き込もうとしてツボにハマってしまいました。思ったように矢印書くのはテクがいる?
“帰らざるMOS回路(38) タイミングチャートにsetup/holdを書き込む” の続きを読む

MicroPython的午睡(125)ESP32でテスト対向機、相手はPICのI2Cスレーブ

I2C_waveform
Joseph Halfmoon

前回はPICマイコンのSPIスレーブのテストをお手伝い。こちらからは送信一方でした。今回は同じくPICマイコンのI2Cスレーブのテストですが送受してます。折り返してデータを照合しようなどとは考えてないので各方向とも同じデータの垂れ流しっす。MicroPythonを使えば「さらさら」書ける簡単なプログラム。ホントか?

“MicroPython的午睡(125)ESP32でテスト対向機、相手はPICのI2Cスレーブ” の続きを読む

PIC三昧(16) MSSP、I2C Slaveモードでデータを送受、PIC16F18855

PIC16F_ESP32
Joseph Halfmoon

前回はPIC16搭載のMSSPをSPIスレーブとして使用。今回はMSSPをI2Cスレーブとして使ってみます。別シリーズ記事にて前回のSPIスレーブのテスト用の通信相手をMicroPythonで作成しましたが、今回もI2Cスレーブの通信相手を同様に作成して実験したいと思います。両側作らないと実験できないのはメンドイっす。

“PIC三昧(16) MSSP、I2C Slaveモードでデータを送受、PIC16F18855” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(101) Scilab、plot_eyeの代替自前関数、五月蠅い

plot_eye_Plot
Joseph Halfmoon

Scilabのcomm_tbxにはお世話になっているのだけれど、いろいろ問題もあり「代替自前関数」を作ると前回書きました。今回はアイ・ダイアグラム(アイ・パターン)のプロット関数を作成してみました。ぶっちゃけオシロスコープでデジタル信号をシンボルレートの倍数でトリガかけるようなやり方でプロットできそうだし。イイのか?
“手習ひデジタル信号処理(101) Scilab、plot_eyeの代替自前関数、五月蠅い” の続きを読む

モダンOSのお砂場(74) UNO R4、RA4M1でFreeRTOS、バイナリ・セマフォ

semaphoreTIP
Joseph Halfmoon

前回はNotifyを使って割り込み(ISR)とタスク間で「同期」をとってみました。今回は同様なことをSemaphoreを使って行ってみます。でも御本家ページより引用の”TIPS”を上に掲げましたるとおり、Notify使う方が「推し」みたいデス。「でもでも」APIは存在するし、大願成就のためには使ってみるしかないっと。
“モダンOSのお砂場(74) UNO R4、RA4M1でFreeRTOS、バイナリ・セマフォ” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(135)ARM64(AArach64)SIMD pmul

makeANS
Joseph Halfmoon

何度も書いてますが、A64の命令、特にSIMD命令多すぎ。SIMDで普通の足し算だのはメンドイのでほぼ省略、ユニークな奴らだけ練習してます。前回はニュートン・ラフソン法にてご利益があるらしい命令をやりました。今回は多項式っす。ここを掘っていくと群、環、体などという者どもが飛び出してくること必定。ヤバイ命令だよ。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(135)ARM64(AArach64)SIMD pmul” の続きを読む

データのお砂場(102) R言語、cane、サトウキビ黒穂病?とな bootパッケージ

caneVarBoxPlot
Joseph Halfmoon

前回は生理学系?のデータセット。今回は病気ネタです。ブラジルでcarvao da cana-de-acucar という恐ろしい病気が流行っていた(いる)そうな。罹るのはサトウキビっす。新芽が黒い炭のようになってしまって収量激減。日本では「黒穂病」と呼ばれているみたい。抵抗力のある品種を選抜するためのデータらしいです。
“データのお砂場(102) R言語、cane、サトウキビ黒穂病?とな bootパッケージ” の続きを読む

誘うPC98互換機(4) ハイレゾのメモリーマップです

Kitsuneno_shippo

ハイレゾになるとVRAMが増え管理の方法もノーマルと異なることからメモリマップを追記します。また80286以降のCPUが織りなす当時としてはハイテクなメモリーマップモードもありました。なお前回PC9801-RL記載の訂正をします。<外伝>この時期に、電源回路不良としてきっと後々問題になるだろうとなった件をご報告します。
“誘うPC98互換機(4) ハイレゾのメモリーマップです” の続きを読む