「連休」というより、長い「自粛」期間と言うべきでしょうか。外に出かけられない分、家に籠って「長いこと先送りにしていた片付けもの」をやっている方、多いような気がします。私も埃だらけのモノの詰まった部屋の片づけに勤しんでおります。すると時々「お宝」が出てくるのです。その一つ、学研の『大人の科学』誌付録の電子ブロック(mini)であります。遥か昔に「買い与えた」ものの、あまり使われた形跡もなく、埃の中から出てまいりました。 “帰らざるMOS回路(8) DUTは大人の科学で?” の続きを読む
帰らざるMOS回路(7) M1Kでインピーダンス測定
前回、アナデバ様のM1Kは、ウン千円のお勉強ツールにも関わらず、あまりに機能が豊富なので、その機能を端から見ていきたいなどと大それたことを申し述べてしまいました。本題のN-MOS論理回路のお楽しみからは脇道ですが、使用ツールを理解しておくことは大事なことだと(言い訳です。)しかし、ちょっと始めて直ぐに分かりました、こりゃ、GW期間の数日では終わらんだろ~と。大体ね、動かし始めると部品欲しくなるのです。前に申し述べましたとおり、部品の調達はGW明けてからにするつもりなので、手持ちの乏しいもので「とりあえず」やるしかない。 “帰らざるMOS回路(7) M1Kでインピーダンス測定” の続きを読む
帰らざるMOS回路(6) M1KとAnalog Discovery2
本サイトでは、何か「波形」を測定するというとDigilent社のAnalog Discovery 2をよく使っておったのです。ところが、最近、本シリーズではAnalog Devices社(たまには正式名称書かないと)のADALM1000ばかり使わせていただいております。この2つのお道具、似ているところもいろいろあるのでありますが、違う部分も沢山あります。今回は、本シリーズの視点で「違い」をまとめておきたいと思います。 “帰らざるMOS回路(6) M1KとAnalog Discovery2” の続きを読む
帰らざるMOS回路(5) NMOS回路(もどき)の弁明
当然、案の定、前回の醜い抵抗挿入に関してAraha氏からお叱りのメールがありました。「もっとよく考えよ」と。ごもっとも!でもね、これにもね、コロナの影が落ちております(言い訳だ)。コロナとGWが重なり電子部品の通販サイトがかなり混み合っているみたいなので、「忖度」して発注を控えさせていただいた、というのが一つ。本当か? “帰らざるMOS回路(5) NMOS回路(もどき)の弁明” の続きを読む
帰らざるMOS回路(4) 牛刀割鶏、電源の制約
表面実装部品など手半田しておりますと、老眼の目は霞み、ピンセット持つ手は震えて上手くいかないことが度々。思いのほか時は過ぎます。しかし、出来上がった小さな基板を眺めながら一杯頂くのが、これまた乙なものかと。そんなことで日々過ごしておる今日この頃ですが、1つ問題に気付きました。問題といっても平和な問題なのでありますが。
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帰らざるMOS回路(3) アナデバM1KでIV特性?
何を隠そう(隠しませんが)秘密兵器はアナデバ製ADALM1000であります。略称M1K。アナログ回路の「自主練習」用にアナデバ殿が販売している教育用のものです。お値段お手頃、しかし、「お値段以上」なツールです。これを使ってMOS回路の実機の動作を見てみよう、というわけです。 “帰らざるMOS回路(3) アナデバM1KでIV特性?” の続きを読む
帰らざるMOS回路(2) やっぱり苦手なSPICEトホホ
週末発注した追加の部品やら秘密兵器<アナデバ製品>やらが今日届きました。秋月通商のネット通販ページによれば「コロナの影響で発送作業に遅延」と書かれておりますが、
秋月電子通商、健在。
宅急便屋さんもありがとさんです。しかし、前回から始めたLT-SPICEシミュレーションはトホホな感じ。まあね、遥かな昔、新人の頃に2カ月やっただけで、俺には向かないと回路設計から逃げてしまった私なので、歳をとったからと言ってうまくなっている筈もなく。 “帰らざるMOS回路(2) やっぱり苦手なSPICEトホホ” の続きを読む
帰らざるMOS回路(1) そういえばダイナミック、そういえばNMOS
この間、コロナのせいなのか夢見が悪いと書きました。ネット情報によれば、世界中そういう人が多数らしいですね。しかし私の場合、早くも解決策を見出しましたよ。トラ技2020年5月号のお陰です。この間からいじり始めたMOS-FETが、夢見の悪さを救ってくれるのです。MOS-FETを「考えて」おればぐっすり眠れる。MOS-FETは「私固有のソリューション」かもしれないですが、「何か」があれば良く眠れる人は私だけではないかも知れないです。昨日、秋月電子さんの通販サイトへ行ったならば、注文多くて遅れます的なお知らせあり。皆さんも巣ごもり需要? “帰らざるMOS回路(1) そういえばダイナミック、そういえばNMOS” の続きを読む
Literature watch returns(16) トランジスタ技術2020年5月号付録基板
前回、「巣ごもり特需」じゃなどと意気込んで、トラ技5月号の付録基板を組みたてるために、老眼をもかえりみず、つい表面実装部品をリール買いしてしまいました。このご時世ですが部品屋さんも宅配業者さんも頑張っていてくれて、水曜日には手元に部品が届きましたよ。ペキペキと基板を折って、とりあえずNANDゲート1個を取り出してハンダ付けし、動作確認まで行いました。老眼より、気力より、リールに振り回されましたね、今回。 “Literature watch returns(16) トランジスタ技術2020年5月号付録基板” の続きを読む
データシートを読む(9) 電源、あんたが決めなはれ
要介護の年寄りなど抱えていると、病院へ行く、買い物行きたい、何につけてもタクシーにお世話になることが多いです。田舎じゃ呼ばないと来ないタクシーも、都心じゃその辺を流している。信号の度に数台は走ってくるタクシーですが、信号3、4回待ちしないと空車が見つからない、数週間前までは。けれどこの頃は違いますわな。空車の赤ランプ点灯したタクシーが数珠つなぎです。しかしね、年寄り連れて行く先もまた無い。弱った。
Literature watch returns(15) CPUはこうやって動いている トランジスタ技術2020年5月号
「巣ごもり特需じゃ」などと唱えつつ、昨日は部品を7800個ほど発注してしまいました。別に製造販売をおっぱじめようとはおもっておりませんのよ。発注代金3480円也。例によって秋月電子殿であります。これらは全て、トランジスタ技術2020年5月号の付録基板向けであります。ぶっちゃけ1608の表面実装の抵抗をリール買いし、これで7500個。他の部品は300個ほど。それにしても数が多くないかい。 “Literature watch returns(15) CPUはこうやって動いている トランジスタ技術2020年5月号” の続きを読む
モダンOSのお砂場(16) FreeRTOS, BLEサンプルコードを読む
コの字のお陰で、やる気が出ないだけでなく、夢見も悪いです。毎日、毎日「カンセンカクダイ」のニュースばかり見ているためかも。まあ、ボチボチ慣れていかねばね。前回動かしたサンプルプログラムを読みながら、ESP-IDF上のFreeRTOS環境でのESP-32の使い方を学んでいきたいと思います。 “モダンOSのお砂場(16) FreeRTOS, BLEサンプルコードを読む” の続きを読む
データシートを読む(8) 衣の下のメモリ
コの字のせい。家に居る時間が長くなれば、熱心にデータシートを読むか、と言えばさにあらず。この歳になっても人間が出来ていないんでありますな。何かスッキリしない感じで、何も手につかず、ただただ怠惰に時間が過ぎるのを待つのであります。折角の時間、もっと有効活用したらどうか?と思っても心が動かず。仕方なくデータシートを紐解けば(PDFファイルを開いただけですが)、ちょっと引っかかるところがある! “データシートを読む(8) 衣の下のメモリ” の続きを読む
ブロックを積みながら(5) Blockly、ローカルSave追加ス
本物のVirusではない、荒ぶる「コロナ」の言霊のとばっちりを受けたように見受けられるものの一つに「コロナビール」あり。メキシカンと言えばコロナビールであります。緑のライムの小片が、透明ボトルの金色のビールに映えるのでありますな。メキシカンなど食べに出られる筈もなく、サルサもなく、コンビニで手にいれたトルティーヤ風小袋をつまみにいただきます。こういう日々はブロックでも積んでいるしかないか。 “ブロックを積みながら(5) Blockly、ローカルSave追加ス” の続きを読む