前回LEDとフォトトランジスタを1パッケージに収め、反射光を使って脈拍などを測定する用途のデバイスNJL5501Rを別件回路に接続して脈拍らしきもの観察。実は手元にもう一つ「バイオモニタリングセンサ」が引出しの奥で眠ってました。NJL5513R、前回の5501Rの兄弟デバイスです。でもこちらはフォトダイオードなんだな。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(166) ウインドウ・コンパレータ、謀略、端子の+-
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年6月号の日本語版がアップされてました。その実習1回目です。今回はいくつか問題の回なのです。テーマは「ウインドウ・コンパレータ」です。そのLTspiceシミュレーションを試みて回路「図」に躓きました。ムムっ。謀略?教材の「使いまわし」の疑惑もあり。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(165) 心拍数の測定、珍しく末尾のQuizをやってみた
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年5月号の実習3回目です。前回あっさり心拍が観察できてしまったので、そのまま通りすぎようかとも思ったのですが、あんまりスルーが過ぎるんでないかい?ということで珍しく末尾のQuizをやってみました。今回はQuiz解答「ネタバレ」必至なのでご注意を。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(164) 心拍数の測定、実はブレッドボードの結線ミス
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年5月号の実習2回目です。前回は「先っぽ部分ムツカシー」などと書いて実機で心拍が取れないのは先っぽのせいみたいなことを「匂わせ」てしまいました。すみません。私の勘違いでした。バグはブレッドボード上の結線にあり、直したらば心拍とれました。よく見ろよ自分。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(164) 心拍数の測定、実はブレッドボードの結線ミス” の続きを読む
定番回路のたしなみ(36) OPアンプ、非反転増幅回路。単一電源オペアンプで100倍増幅
前回は高精度オペアンプ(両電源)「4種盛り」にてド定番な反転増幅回路を嗜みました。今回も高精度カテゴリですが、単電源オペアンプを使用して非反転増幅回路を実験してみます。使用するオペアンプはLT1006。入力電圧範囲はグランドまで可能なので、0Vに近いmV単位くらいの信号をADにかけやすいくらいの電圧まで100倍増幅。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(163) 心拍数の測定、先っぽ部分ムツカシー
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年5月号の日本語版がアップされました。早速実習と思ったですがタイトル見て暗雲たなびきました。テーマは心拍数の測定です。赤外線LEDと、赤外線フォトトランジスタのペアで心拍を測定する、ありがち?なもの。でもね「生体」に接続するところでトラブルんだこれが。
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OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)
正直、第2部第6章に入って行き詰まりました。この章は数式(「ごく普通の」奴らです)中心で、「高速OPアンプ」の「周波数特性の側面」を論じているのです。しかし、数学不得意にしてアナログ素人、そして忘却力の年寄にとっては、ありがたい数式も馬耳東風と過ぎ去っていくのです。そこでJavaScriptにお願い。 “OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(162) AD2、WaveGen、CH3とCH4あったのね
結構使い込んだつもりのWaveForms(AD2など「お手軽」計測ツール用の制御ソフト)なのですが、今だ使いこなせてない部分が大ありです。今回も今まで知らなかった機能を発見。任意のアナログ波形を生成できるWavegen、いままでずっと2チャンネルと思っていたら実は4チャンネルだった件。それってどゆこと? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(162) AD2、WaveGen、CH3とCH4あったのね” の続きを読む
定番回路のたしなみ(35) OPアンプ、ド定番。反転増幅回路。OPAMP4種盛りじゃ
シリーズを振り返ってみたら、OPアンプは、ヒステリシスコンパレータとかちょいとメンドイ奴らをたしなんでいるのに、定番中の定番、反転増幅回路とかやってなかったです。そこで夏のオペアンプ祭り(なんだそりゃ?)ということでド定番回路を嗜むことにいたしました。ただね、1個じゃ寂しいです。そこでさしかえできる4種盛りで賑やかし。
SPICEの小瓶(36) BVエレメントで、ビヘイビアな周波数倍周器を
ひとたびビヘイビアだと割り切ってしまうと、タガが外れてしまった感じであります。前回は現実には存在しない理想ダイオードをでっち上げてピーク検出やりました。今回は高校生の数学を「駆使して」周波数の倍周器です。そのうち自前でPLLつかった周波数逓倍回路もやりたいと思っているのですが、とりあえず倍ね。ビヘイビアだけども。
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小ピンマイコンの酷暑(1) CH32V003、8ピンマイコンからのHelloWorld
別シリーズ記事にて、大変お求めやすい価格の32ビットRISC-VマイコンCH32Vの吉例Lチカ成功(先達の方のお陰です。)それに気をよくしてCH32Vの各種機能を使ってみることにいたしました。Lチカの次はHelloWorldだな、と勝手に目標設定。HelloWorldしてみましたが、8ピンマイコンです。これが結構難物。 “小ピンマイコンの酷暑(1) CH32V003、8ピンマイコンからのHelloWorld” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(161) AD2、オシロのキャリブレーション実施してみる
新しく出たAD3、改良されとるよな~と思いつつ、いまだAD2で頑張るつもりの今日この頃であります。ただ、AD2の購入以来幾星霜?最近ちょっと気になるところがあります。オシロスコープの電圧表示、ちょっとずれとるのでないかい?大した測定などしないのですが、10mV/Divくらいにするとズレが目立つ感じ。なんとかしたいデス。
定番回路のたしなみ(34) エミッタ接地増幅回路のReと並行に入ってるCの件。SIMのみ。
暑いデス。暑いと現物回路を組み立てる気力なく、シミュレーションでお茶を濁さんと。そういうわけで今回は再びエミッタ接地増幅回路に戻り、アリガチなREと並行に入っているキャパシタンスの効用を噛みしめてみるだけの回といたします。よく見るコイツは交流増幅度を持ち上げてくれるお役目あり。AC解析してみれば一目瞭然だと。
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部品屋根性(100) WS2812B、NeoPixel、シリアル制御フルカラーLED
このところ、DS18B20、OST4ML5B32Aと1本の信号線で通信するペリフェラルを動かしてきました。そこにNeoPixel、デバイス的にはWS2812が入ってないのはマズいだろ~。ということで今回はシリアル制御LEDの代表選手、NeoPixelことWS2812Bを動かしてその通信波形を眺めてみたいと思います。