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BJTのエミッタ・フォロワ回路の続きです。前回、LTspiceで「雰囲気分かった」ような気がした(気のせい?)ので、今回は全5例ある回路例の一部だけを実機で動かして確認したいと思います。最初の「原理回路」と末尾の「コンプリメンタリ」ペアの回路と。全部やるのがメンドイので手抜きが見え見えなんでありますが。
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BJTのエミッタ・フォロワ回路の続きです。前回、LTspiceで「雰囲気分かった」ような気がした(気のせい?)ので、今回は全5例ある回路例の一部だけを実機で動かして確認したいと思います。最初の「原理回路」と末尾の「コンプリメンタリ」ペアの回路と。全部やるのがメンドイので手抜きが見え見えなんでありますが。
このところBJT使った実験が多いので、常備菜ということで定番の2SC1815(東芝製品はとっくの昔にディスコンなので海外製の互換品)を少し仕入れました。これまた定番の問題は、LTspiceのライブラリに2SC1815のモデルが含まれていないことかと。ネットを調べるとその対処方法も多数見つかるのですが、ちょっと?
前回は、LTspiceでシミュレーションしてみただけ。今回は実機で動作確認です。しかし、前回登場の3種類の回路のうちやってみたのは最後のシャント・レギュレータ(Shunt Regulator)のみです。シミュレーションで雰囲気分かったからいいじゃん、と。相変わらず手抜きだな、自分。
前回MicroChip社製MCP4018デジタルポテンショメータをラズパイPicoに取り付けて制御。I2Cで制御できる「可変抵抗」です。今回は応用例としてデータシートに載っているアナログコンパレータの閾値調整をやってみます。想定の応用はセンサなどからのアナログ信号がある閾値を超えたらマイコンに割り込むとか。
前回は実習といいつつSPICEシミュレーションで終わってしまいました。また別件記事で温度依存のΔVBEについてもSPICE。雰囲気は分かった(ホントか?)ということで今回は実機で波形を見てみます。シミュレーションと違うところは要考察なんだけれども。。。
本気?でSPICEかけるときには、温度を振ってシミュレーションすることが必須です。常温で「動いた」と思っても温度が高い時、低い時にうまく行かないことはままあります。ICの設計であればさらに製造バラツキも考慮にいれて多数の組み合わせを確認する必要もでてきます。今回は別件記事のΔVBEが温度依存だったので、温度を振って観察してみます。
前回に引き続き今回も電流源です。フローティング型の電流源であります。流しだし(ソース)でも引き込み(シンク)でもできるもの。要するにある端子から別の端子に負荷抵抗の値に関わらず一定の電流を流すもの。しかし電流源はあくまで例で、学ぶのはΔVBEという概念みたいです。ボルツマン定数とか出てくるし。
前の3回はヒルベルト変換フィルタを使った周波数シフタだったですが、今回から、Weaver変調器による周波数シフタです。Weaverって何(誰?)と問えば、高名な(当然知らないとモグリ的な)発明者の御名前であったです。原理をなぞるのに三角関数の計算が必要。霧のかかった頭をMaxima様がお救いくださります。
前回BJTであったので、今回はMOSFETで「ゼロゲイン・アンプ」です。毎度後からやるMOSFETの方は実習もシンプル。例の3回目接種にて熱がでた私メとしては実習が軽くて良かったです。BJT並みだと気力が持ちません。しかしコロナの2年間、注意していたので熱が出るようなことはついぞなかったのですが、予防接種にて当たりと。