手習ひデジタル信号処理(32) 正弦波の信号発生器、sin関数計算編その1

sinEC
Joseph Halfmoon

今回から信号の発生に入るのですが最初は正弦波の発生です。音を作るにせよ、無線にせよ、何が無くても正弦波。デジタルな計算で波形を作るのに私のような素人でも思いつくのがsin()関数を使うことです。しかしsin()のような関数の計算には時間がかかる、そこで信号処理の人はいろいろテクを使うんでありますな。

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やっつけな日常(8) どこでもマンデルブロ?

ExcelMandel
Joseph Halfmoon

前回、スマホ上のGo言語を使ってマンデルブロ集合を描いてみました。この時作ったGo言語のソースは昔作ったExcelのVBAソースを移植したものです。忘れていたのですが、PCにもスマホにもそこかしこにマンデルブロ集合が隠れてました。今回はその幾つかを「呼び出して」みます。

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データのお砂場(26) R言語、Titanic、タイタニック号の生存者とな

mosaicplot
Joseph Halfmoon

今回のサンプルデータセットは皆さんよくご存じのタイタニック号です。映画タイタニックも見ましたが、この老人の記憶の奥底にあるタイタニックはTVドラマ「タイムトンネル」のタイタニックなんであります。といって若者も中年も知らないか、タイムトンネル、SFタイムトラベル物の嚆矢かと。それはさておきデータ処理にとりくみますです。

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部品屋根性(69) レベル変換おさらい3、3.3Vと5V間双方向その1

LVCH16T245
Joseph Halfmoon

前回は、5Vトレラントな端子を持つ74LCX245のお陰で5Vの信号を3.3Vに変換できました。245はもともと双方向のトランシーバーなのですが、5V電源に対応していない74LCX245では5V信号は出力できません。しかし同じ245でも2電源に対応、双方向に信号伝達できるデバイスがありました。74LVCH16T245。

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やっつけな日常(7) スマホでGo! fmt.Printで吉例マンデルブロ集合を描く

mandelbrot
Joseph Halfmoon

前回、スマホ上のGo言語でフルカラー画像出力ができるようになったので、今回はその応用?としてマンデルブロ集合を描いてみたいと思います。昔、カオスとかフラクタルとか流行った?時期にはよく見たですが、正直この頃は影が薄い?Go言語のプログラムの下敷きにしたのは10年以上前にEXCELのVBAで自作したコードです。

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忘却の微分方程式(44) 反復練習8、余因子、余因子行列、Maxima

adjoint
Joseph Halfmoon

今回は車輪の再発明的な回。余因子行列を求めるコマンドを「自主開発」してしまいました。Maximaには adjoint() 関数あり、アイキャッチ画像のように一撃で求まります。英語力不足からこれを見落としとりました。しかしお陰でちょっと分かったような分からぬような。結局分かってないじゃん!

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連載小説 第81回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。運命の人、倫ちゃんと結婚して、仕事も生活も半導体事業も絶好調ですよ。世界はネット社会への扉を開けつつありました。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(88) バイポーラトランジスタのエミッタ・フォロワ回路その1

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年4月号です。ようやく1年遅れ到達。今回もLTspiceでのシミュレーションから始めたいと思います。回路5種類あり実機で全部やるのは辛いです。シミュレーションでお茶を濁して、実機実験の数を減らそうという魂胆。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(59) ARM64(AArch64)、スマホで lldb

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Joseph Halfmoon

スマホ上で clang の使用開始。「ARM64(AArch64)できるな」と気づきました。「できる」といってアセンブラです。以前Armをやったときは32ビットでした。手元のラズパイは皆32ビットOSで動かしているので、64ビットArmはできなかったのです。OS入れ替えるのはメンドイ。しかしスマホであれば64ビット。

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やっつけな日常(6) スマホでGo!fmt.Printで今度はフルカラー画像出力

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Joseph Halfmoon

Androidスマホ上で、Go言語を学んでおります。前々回、fmt.Printだけでも画像出力ができるということでやってみましたが白黒2値画像でした。今回は、前回使用したPBM形式の兄弟分?、PPM形式をつかってフルカラー画像を出力してみたいと思います。カラー画像が出力できるといろいろやってみられるような。

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MLのお砂場(5) irisデータセットでClustering、K-means例題を読む

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Joseph Halfmoon

少し間が空いた期間に方針変更いたしました。最初はよそ様の書かれた立派なコードを読むに限ると。いくらTOYデータセットと言えども、いろいろな処理が可能なわけで知識の無い私があがくより、まずはお手本を読もうと。データセットはIrisのままですが、処理はClassificationではなくClusteringです。

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モダンOSのお砂場(43) Mbed OS6、Mutexと近縁APIの微妙な関係?

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Joseph Halfmoon

前回はThread間の通信に便利なMail APIを使ってみました。今回から排他制御に入りたいと思います。しかし似たようなAPIが複数あって何をどこに使ったら良いんだかRTOS素人の私にはサッパリです。今回は一番単純そうなMutexを実験しつつ、近縁?らしいAPIのいくつかについてまとめてみました。

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SPICEの小瓶(7) standard.bjt、書き換えちゃって大丈夫なの?

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Joseph Halfmoon

このところBJT使った実験が多いので、常備菜ということで定番の2SC1815(東芝製品はとっくの昔にディスコンなので海外製の互換品)を少し仕入れました。これまた定番の問題は、LTspiceのライブラリに2SC1815のモデルが含まれていないことかと。ネットを調べるとその対処方法も多数見つかるのですが、ちょっと?

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データのお砂場(25) R言語、Theoph、テオフィリンの薬物動態とな

g1plot
Joseph Halfmoon

R言語のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から試してみています。今回はお薬ネタ再びです。テオフィリン、どうも喘息などで処方される薬のようです。これの薬物動態、時間に対する血中濃度を処理するもの。何度かお薬ネタをやっているうちに、何だかよく分からないけれど処理の手順は覚えましたぜ。

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