秋月電子殿から部品を仕入れたので、その「消化」に取り組み中。今回はmicroSDカード・スロットをDIP化する基板にピンをハンダしたので動作確認。テストに使用するのは前回から大分間が空きましたがSeeduino Xiao (SAMD21版)です。Arduino使えるのでお楽。テストするのにソフト書く必要もないのだから。
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microSDカード DIP化キット
ブレッドボードがあまりにお手軽なので抜けられませぬ。しかしそのため足が2.54mmピッチの穴にささる部品でないと使いずらいです。そのような要求のためにか、秋月電子通商殿は多数のDIP化ボードを出されておられます。今回購入の以下は、そのようなボードの一つです。microSDカードを指すためのスロットを2.54mmピッチ穴に差し込めるようにするもの。
接続方法もテスト用のソフトもArduino環境にお任せ
Arduino環境にはSDカードを使うサンプルソフトがあったハズ、ということでバージョン2.0.3のArduino IDEを開いてみました。
上記のように、
ファイル>スケッチ例>Seeduino XIAO用のスケッチ例>SD
とたどればSDカード用のサンプル・スケッチに到達できます。なんといっても安心感があるのは「Seeduino XIAO用の」という分類に含まれているので、動作するに決まっている?コードであることです。
今回はSDカテゴリの先頭に鎮座しているCardInfoという、カードの諸元を読み取るプログラムを使って動作確認してみることにいたしました。そして先にファイルを開き、コメントを読みます。
多くのスケッチ例には「あてにしている」接続方法などが記されているからです。今回はファイルに書かれているとおりに接続をば試みます。こんな感じ。
D1の赤色REDは、Lチカ用の回路の残りです。動作試験用に残してあるもの。R2はCSが万が一にもロウに落ちて変なこと起きないようにとのおまじないです。Pyboardという有名ボードの回路図みていたら100k使っていたのでパクらせていただきました。XIAOにSDカードを接続する場合、SPIモードのようなので、SPI端子を接続しています。CS信号はスケッチ例がD4端子を使っていたので、そのままにしましたが、D4はI2Cと被ってしまうので動作確認後、D3にでも移設したいデス。なお、上記回路図には描いてありませんが、MicroSDスロットのパスコンは4.7uFとデカめなものを取り付けてみました。これまたPyboardの回路図からのパクリです。何も考えてないです。すみません。
ブレッドボード上で接続したらスケッチ例 CardInfo をコンパイルして書き込みます。そのままXiao環境で動くという触れ込みどおり、問題なくコンパイル、書き込み成功。
実機動作結果
動作結果をArduino IDE付属のシリアルモニタで観察したものが以下に。
16GB品(確かFAT32は32GBマックスだからOKよな)です。ちゃんと認識されているみたい。
テキトーに結線すれば動いてしまうArduino、お楽。