
GD32VF103に割り込みを掛けるのに単体スイッチなど使っておりましたが、ちょいと数字が入力できる程度の「スイッチ配列」が欲しいもんだな、と思い立ちました。しかし、自作して醜い配線が多数というのは嫌。ちょうど良い塩梅の「キット」が売られていました。AE-KIT45-KEYPAD4X3、これなら汚い配線にはならない筈。
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
前々回に開発ツールのインストールを済ませたAn Logic社のFPGA、EG4S20BG256を搭載したSiPEED社TANG PRiMERボードなのであります。開発ツールにはユーザーズマニュアルが付属しておるのでありますが、中国語(簡体字)でした。どうもこれを読み込まさないことには先に進めそうにないので、「読んで」みることにいたしました。Goolge翻訳のお助けで。 “部品屋根性(17) AN Logic、Tang Dynasty、Google翻訳に頼る” の続きを読む
本日は、お楽しみの中華部品キット、Kuman K4からTouchセンサモジュールを取り上げさせていただきます。使わないでいると動かなくなっているかも知れないので、久しぶりに動かすのはGigaDevice社製RISC-Vマイコン、GD32VF103の評価ボードであります。ぶちゃけデジタル信号1本、何の発見もないか、と思っていたら意外にね。 “部品屋根性(16) Tontek, TTP223, TonTouch” の続きを読む
今回は、Analog Devices社のお手軽ツールADALM1000(M1K)にスピーカを接続したことがきっかけでソフトウエアのトラブルに遭遇。どうなっているのか混迷の中で、今まで気づいていなかったM1KとAliceソフトウエアの挙動について多少理解したことあり、でも全然トラブルは解決してないんでありますが、トホホ。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(25) M1KとSpeakerで気付く” の続きを読む
再び、お楽しみの中華部品キット Kuman K4キットに戻ってまいりました。Kitの意図するArduino(の互換機)で動作すれば良い、というスタンスを全く守らず、異なる方法で付属の部品を端から動かして観察しています。この前はDHT11温湿度センサであったので、今回は同じ温度センサつながりでサーミスタ・モジュールを取り上げさせていただきます。
ツエナーダイオード1本で、前々回、前回に引き続き3回も引っ張っておりますが、今回で一段落であります。アナデバ社ADALP2000キットの中の「不詳」なツエナーの現物の特性は前回、M1Kで測定して一応明らかになりました。この後の流れからするとディスクリートのトランジスタと組み合わせてレギュレータを作ってみよ、ということなのですが、部品の特性が全然違うのでアナデバ様の見本通りとは行きませぬ。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(24) 不詳なツエナーと2N3904でレギュレータ” の続きを読む
前回、プラスチックパッケージを炙って中のチップを拝ませていただきました。しかし、炙って取り出す方法では、ボンディングワイヤやフレームは破壊されてしまいます。何かボンディングワイヤが眺められるデバイス無いかなと思っていたら、発注してあった補充部品のあれこれの中にありました。浜松ホトニクス製のフォトIC、透明なパッケージなんであります。
さて別シリーズの「驚愕の一冊」に触発されて、早速、デバイスを1個「炙って」みました。炙ったのは約30年以上前の1MビットSRAM 日立製HM628128です。最近のチップは微細な上に、ウエファを削って厚みもヘロヘロになっているものが多いので上手く取り出せない恐れあり。しっかりした厚みのあるウエファであって、かつ、結構チップサイズのデカイ、立派なチップ、ということで選ばせていただきました。
本連載、基本、紙媒体の御本は購入させていただいているのですが、今回は近傍の(田舎な)図書館の「新刊書」コーナーにて発見、思わず借りて即日読み切ってしまいました。著者の秋田純一先生は金沢大の教授だそうですが、末尾に「好きなプロセスは、CMOS0.35μm」と公言されている方です。技術評論社「2020年9月1日初版第一刷発行」
“Literature watch returns(21) 秋田純一著、揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ” の続きを読む
充実の?中華部品キットKuman K4の箱に入っている部品を端から、RISC-V搭載32ビットMCU「GD32VF103で動かしてみて」おります。今回は温湿度センサーDHT-11です。これはメジャー、怪しくない。ただ、Arduinoであればライブラリあり、関数呼べば1発ですが、GD32-SDKではそうはいかないです。とりあえず簡単なドライバ関数を自作して動作を確かめます。 “部品屋根性(11) DHT11、温湿度センサ” の続きを読む
昨日は、「パッケージリストに書いてある部品と違う」ということで盛り上がってしまって?いい加減な動作だけで「違う」と断定してしまいました。「違う」のは「違う」のだけれど、ちゃんと特性を見ておきたい。それに、だいたいの降伏電圧が3.6Vと分かったので、ADALM1000(以下M1K)の出番がやってきた、ということでもあります。M1Kなら一撃で特性測れる筈。