
STMicroelectronics社純正開発環境Cube IDEを使用し、STM32のHAL(ハードウエア抽象化レイヤ)を試用中です。前回はTIMER6の割り込みを使ってみました。今回はDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)が搭載する「ジェネレータ」機能をTIMER6でトリガしてDACから3角波を出力してみます。
“STM32三昧(6) Cube IDE、TIMER6+DACで三角波生成、Nucleo” の続きを読む
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく

STMicroelectronics社純正開発環境Cube IDEを使用し、STM32のHAL(ハードウエア抽象化レイヤ)を試用中です。前回はTIMER6の割り込みを使ってみました。今回はDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)が搭載する「ジェネレータ」機能をTIMER6でトリガしてDACから3角波を出力してみます。
“STM32三昧(6) Cube IDE、TIMER6+DACで三角波生成、Nucleo” の続きを読む

<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界も大きな影響を受けていました。 “連載小説 第149回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

前回DIP化したCMOSオペアンプAD8656を今回はトランスインピーダンス・アンプ構成で使用したいと思います。遥か以前の過去回で「設計」してあったもの。今回実機に実装してみたのは、赤外線リモコンが発する「生波形」を取得したいがため。リモコン受光ユニット内部でやっている「信号処理」を自前でやるための準備です。
“部品屋根性(112) AD8656でトランスインピーダンスアンプ、赤外線リモコン生波形” の続きを読む

描画のためXY座標をVRAMに展開する場合、そのアドレス変換は微妙です。なぜかと言えば画面をXY座標の第一象限と考えると、ハイレゾモードでは横1120dot(46hワード)、縦750lineですから、X=Y=0となる左下のアドレスはn=104860(CCCEhワード)です。<外伝>なぜXY座標に拘るかをお話しします。
“誘うPC98互換機(9) GDCのVRAMのアドレシングは微妙です” の続きを読む

ラズパイPicoにTinyGoのオブジェクトを書き込んでラズパイPicoハードウエアをどう制御したものか手探りしてます。今回はTIMERにやってまいりました。TinyGoのmachineパッケージから直接TIMER使えないのだけれど、調べてみるとTIMERはしっかり使われている形跡があります。使っているのは誰ぞ?
“GoにいればGoに従え(43) ラズパイPico、TIMERアラーム、一部は使われている?” の続きを読む

前回はUIFlow2版MicroPython搭載のM5Stackに定番の気圧センサBMP280を接続。今回はこれまた定番の温湿度センサDHT11を接続してみます。過去回でESP32版MicroPythonでDHT11を制御していたのでお楽。M5Stackらしくお愛想にLCDに温湿度を表示するようにいたしました。
 “MicroPython的午睡(133)M5Stack UIFlow2、DHT11温湿度センサ” の続きを読む

前回、前々回でSIMD要素のビット幅が狭く(narrow)なる、広く(wide/long)なる命令群のうち「加算系」を練習してみました。加算あれば減算あり、とは言え加算命令群と「対称な」減算命令群ならパスしても良いのでは?と思ったら「減算系」には差を取った後、絶対値をとる命令群もあるのです。命令多過ぎA64。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(144)ARM64(AArach64)SIMD ビット幅変3” の続きを読む

前回AD22100温度センサで「温度監視」。といいながら温度をOLEDに表示するだけでお茶を濁してました。何か監視した結果っぽいアクションを起こしたいデス(形だけですが。)そこでブザー(パッシブ型)を接続、規定温度を超えたらブザーを鳴らして警告するようにしてみました。タスク間の通知にNotification使用。
“モダンOSのお砂場(80)UNO R4でFreeRTOS、規定温度越えたらブザーを鳴らす” の続きを読む

前回は一酸化炭素肺拡散能でしたが、今回は炭鉱事故です。R言語のパッケージbootに含まれているサンプルデータセットを abc 順にみているので coの次はcoalという順番です。carbon繋がりデス。この老人が子供の頃に国内の炭鉱事故のニュースを何度か聞いた記憶がありますが最近は聞きませぬ。国内の炭鉱ってまだあるの?
“データのお砂場(111) R言語、coal、約100年間の炭鉱事故の日付、{boot}” の続きを読む

今回はヤバかったです。折角購入したオペアンプをオシャカにするところでありました。それというのも普段避けている0.65mmピッチの表面実装品を購入したので、接続をテスタで当たるだけでなく、「2倍の非反転オペアンプ」として動作を確かめておこうなどと思ったからであります。老眼だけでなくボケも始まった年寄です。
“部品屋根性(111) AD8656、高精度CMOSオペアンプ、レールtoレール入出力” の続きを読む

微分方程式のHelloWorld的例題の練習3回目です。前回は放射性物質の崩壊モデルでした。今回は単振動です。きわめて単純化。摩擦なしで無限に振動するアレです。ぶっちゃけ微分方程式を立てて解かなくても答えは分かっておる、のですが、やらずにはいられませぬ。Hello Worldだから。サガ?
“忘却の微分方程式(125) 反復練習88、単振動、Maxima” の続きを読む

PICマイコンにはコンフィギュレーション・ビットあり、ハード初期設定を不揮発な記憶に残すもの。ありがたい機能ですが自分でやると設定がメンドイ。しかし、コンフィギュレーションツールMCCにお願すれば「よきに計らってくれる」っと。しかしソフトで設定値読み出そうとするとヤバイ?どうなっているの?
“PIC三昧(24) Device ID読めるがCONFIG読めない? PIC16F18855” の続きを読む

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年10月号の実習2回目です。前回は電圧出力タイプの温度センサAD22100で温度を測ってみました。今回は電流出力タイプの温度センサAD592です。前回は電圧から温度の変換に換算式必要でしたが、今回はμA単位の電流の読み値が即絶対温度(ケルビン)です。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(173) AD592、電流出力温度センサで温度を測定” の続きを読む

レトロなPCには立派なリセット・ボタンがあった、そういう追憶の中で生きている年寄です。リセット・ボタンが珍しい若者に気づいて驚きました。そういえば最近のパソコンやスマホにはアカラサマなリセットボタンってないの~。無いわけじゃないけれども、どうもメーカー様は隠したいご様子。昔は何かあるとRESET押してたんだけれどな~。
 “レトロな(8) 最近見ないな立派なRESETボタン、でもRESET信号は不滅?” の続きを読む