今回は、CQ出版社のトラ技誌に年度始まり頃の号の付録についてくる「エンジニア手帳」3冊、前後7年の変遷を「考察」してみたいと思います。といっても大した内容ではないけれど。以前、Interface誌の「コンピュータ手帳」についても比べているのでそのトラ技版。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(86) 電圧リファレンス、シャント・レギュレータ
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年3月号です。今回も実習の前にLTspiceで予習をしたいです。Spiceで当たりをつけておけば安心という素人の私の藁をもつかむ足掻きですが、存外アナデバ様も practical とぞおっしゃっているみたい。ホントか?
トホホな疑問(49) Termux、「普通に」使うための試行錯誤の結果
普段だと2日や3日電池が持つスマホなのですが、このところ減りが速いです。時間があるとTermuxいじっているから。なんといってもタッチキーでLinuxするにはいろいろ障害あり、記号キーは多いは、CTRLナンチャラ、METAナンチャラにファンクションキー。どうする?
ぐだぐだ低レベルプログラミング(58) RISC-V、整数と浮動小数の変換命令
今回は浮動小数と整数の間で変換を行う命令fcvtを動かしてみたいと思います。16種類もあります。オペコード空間を節約しているRISC-V的にはかなり大きな一族です。それは、単精度と倍精度の浮動小数、32ビット幅と64ビット幅の整数、符号付と無、変換の方向の組み合わせがあるからです。今回は端折って4命令だけ動かしてみます。
トホホな疑問(48) Termux、pkg-configでMagick++呼ぶcppをビルド
前回Androidスマホの上でXウインドウが稼働、user権限ですが本格的にLinuxです。しかしトホホな件がいくつも。その1つがImageMagickのAPIを呼び出すC++のコードをコンパイルできん、という1件。調べて分かったのは、Termuxのpkg-configちゃんと出来てる、ということ。これでビルド成功。
鳥なき里のマイコン屋(153) ルネサスRX210マイコン、Lチカまでの手続きに心が折れる
最近ルネサス様もArmに力を入れているだけでなく、RISC-Vまで始めたみたいです。世界の趨勢に追いついた?しかし、ヒネクレものとしては、「残された」ルネサス独自コアが気になります。今回「お手頃価格」のRX210ボードを入手したので、まずはLチカをやり、ルネサス御家流を復習したいと思います。
データのお砂場(24) R言語、Seatbelts、英国における道路交通事故の死傷者数
R言語のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から試してみています。今回は英国の交通事故のデータです。かなり古いシートベルトの着用が法制化される前後のもの。シートベルトの効果が分かる?時系列データで季節変動もあり、その中で法律の施行やら燃料費やらがどう影響を与えているのか処理せよと。 “データのお砂場(24) R言語、Seatbelts、英国における道路交通事故の死傷者数” の続きを読む
MicroPython的午睡(65) ラズパイPico、アナログコンパレータのトリップ電圧
前回MicroChip社製MCP4018デジタルポテンショメータをラズパイPicoに取り付けて制御。I2Cで制御できる「可変抵抗」です。今回は応用例としてデータシートに載っているアナログコンパレータの閾値調整をやってみます。想定の応用はセンサなどからのアナログ信号がある閾値を超えたらマイコンに割り込むとか。
忘却の微分方程式(42) 反復練習6、行列式その1、Maxima on Android
前回に続き今回もスマホ上で動作するMaxima on Androidを使わせていただいて練習したいと思います。題材は行列式です。Maxima様相手にサラスの公式範囲にサイズを制限する理由は何もないのですが、入力がメンドイのと手計算用の例題を下敷きにしているので、今回はサラス公式で手計算できる3次範囲です。
手習ひデジタル信号処理(30) Weaver変調器による周波数シフタその3、入力BPF特性
前回は、Weaver変調器による周波数シフタの全体コード(三上先生のコードそのまま)をビルドして実際に周波数シフトが起こっていることを実機上で確認いたしました。今回は、要素部品のうち初段の帯域通過フィルタの特性を実機で確認してみます。処理対象の100Hzから4.5kHzまでの周波数のみを通すもの。
トホホな疑問(47) Androidスマホの中でVNC接続、TermuxのGUI
前回、スマホにSSH接続できたものの、トホホ勃発でTermuxの再インストールが必要でした。今回は気を取り直して対処してGUIを動作させてみました。GUIの動作確認は「一応」できたのですけれど、あれこれトホホがアチコチに散在。なかなか一発完動とはなりません。
部品屋根性(68) レベル変換おさらい2、3.3Vから5V、5Vから3.3V単方向
前々回、ロジックICを使ったレベル変換をおさらい。3.3Vから5Vへの変換ができました。続きの今回は当然5Vから3.3Vへの変換ですが、3.3Vから5Vへ行ってまた3.3Vへ戻ってくるというラウンドトリップで実験したいと思います。使用するICは、74VHCT541と74LCX245です。レベル変換は良いのだけれどもTSSOPの半田付けが辛いです。
連載小説 第79回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。運命の人、倫ちゃんと結婚して、仕事も生活も半導体事業も絶好調ですよ。1994年になりました。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(85) フローティング型電流源、ΔVBEとな? その2
前回は実習といいつつSPICEシミュレーションで終わってしまいました。また別件記事で温度依存のΔVBEについてもSPICE。雰囲気は分かった(ホントか?)ということで今回は実機で波形を見てみます。シミュレーションと違うところは要考察なんだけれども。。。