別シリーズにてアンバッファ・タイプのインバータ 74HCU04 を使ってXTALを発振(現物で)させてみました。現物で出来たのだからSPICEでも発振させて~と野望をいだきました。しかし、SPICE素人にはいささか敷居が高かったです。しかしありがたいことにCQ出版社様のページで疑問は氷解。
GoにいればGoに従え(4) micro:bitのLED、goroutineで動的駆動じゃ
前回TinyGoを使って mico:bit(v1.5)のLEDに所望のパターンを光らせることができました。しかしダイナミック駆動のためにプログラムが回り続けています。光らせるだけ。これでは何もできませぬ。しかしTinyGoの御本を読んだので知っています。goroutineを使えばLED駆動関数を並行処理できるっと。
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忘却の微分方程式(81) 反復練習44、級数の和の極限値、Maxima
このところ定積分を練習していた筈、トートツに級数の和が登場した感あり。しかし深い慮りがあると見ましたぜ。これから面積とか体積とか積分していくみたいなのですが、その礎として「n分割のnを無限にして足し合わせたならば」ということを置いておかないと気持ち悪りーと。そんなのあたり前じゃん、みたいに踏みつぶしたりしないのですな。
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ソフトな忘却力(30) SQLite3をC言語から使う。Amalgamationって何よ。
別シリーズではNode-REDの裏側でSQLiteを使わせていただいてます。Node-RED(JavaScript)からは勿論、コマンドラインからGUIからもSQLを操作してます。なんといってもSQLiteは簡便でお楽。この辺でC言語プログラムからもSQLite3してみるかと思い立ちました。これがまたお楽?ホントか?
MicroPython的午睡(90) STM32F401RE、UART6はOK、UART1?
前々回はSPI、前回はI2C、ときて今回はUART接続のテストです。Nucleo-F401REボードのマイコンであるSTM32F401REは非同期通信だけでなく同期式もできる回路なのでUARTでなくUSARTと唱えます。このUSARTを3チャネル搭載、好き勝手に使えるのかいなと思って実験してみたら、そうでないような。
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データのお砂場(67) R言語、nottem、英国ノッティンガムの毎月の気温とな
前回も平均気温で今回も平均気温と同じようなデータセットが続くなと思ったのですが違いました。米国と英国、場所も違いますが、今回のは月毎のデータで明らかな「季節変動」が見えるデータなのです。これをARIMAモデルに当てはめて処理し、「36か月先まで予測」してみようということみたいです。未来予測?カッコイイけれども。
部品屋根性(83) NJU6319、水晶発振用IC、日清紡マイクロデバイス
別シリーズにて水晶振動子を振動させるのにアンバファのインバータを使ってみました。しかし、もっと簡単な方法があるのを知っています。そのものズバリの水晶発振用のICを使えば何も考えずに接続するだけでOK。とってもお楽。今回はようやくそのお名前にも慣れてきた日清紡マイクロデバイス社のICを使ってみます。。
オプション沼(4) gccに-pgオプションつけて、アッカーマン関数の再帰の回数を数えてみる
今回は使う人もいれば使わない人もいる? -pg オプションを gcc にお願いしてみます。プロファイラ gprof を使うときに必要なオプションです。プロファイリングそのものはコンパイラが「仕掛けをし」オブジェクトが実行時に自前でデータ収集、gprofはそれをまとめてレポートしてくれるという感じでありますが。
連載小説 第116回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、更に大忙し。でも、携帯電話ってジェットコースターみたいなビジネスでした。 “連載小説 第116回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(138) XNOR/XORで構成する位相検出器
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習3回目です。前回、前々回と「万能のCMOSデバイス」CD4007を使ってXOR/XNOR作ってきましたが、アナデバ様がロジック組み立てて許してくれる筈もありません。敵は位相検出器(PLLなどで使用)にありです。
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ブロックを積みながら(102) Node-REDでSQLiteの練習その3
前回、SQLiteデータベースからデータを抽出してテーブルに取り出せるようにしました。でも、ドロップダウンリストから選択すると即座に「その他の条件はキメウチ」のクエリが実行されてしまい、なんだかな~です。今回は前回の不満点を解消するために細かく手を入れてみました。本質一緒なのだけれどもフローはちょいと複雑になり。 “ブロックを積みながら(102) Node-REDでSQLiteの練習その3” の続きを読む
OPアンプ大全を読む(5) ループゲイン、オープンループゲイン、クローズドループゲイン
「オペアンプ大全」読ませていただいとりますが、このペースだと死ぬまでに読み切れるかどうか怪しい気もします。頑張らないと。さて今回は前回に引き続き1-3節、その後半の「ループ・ゲイン」の部分であります。116ページとな。ここ大事なことが書いてある気がするのですが、メインは図1-7とその説明っす。
手習ひデジタル信号処理(69) Scilab、ATOMS、モジュール管理
前回に引き続き、Scilabの使い方編続きです。2次元(画像)の信号処理をしようとして気づきました。素のScilabには画像入出力の関数が見あたりません。しかし「充実したモジュール」群から適切なものをロードしてやれば画像入出力どころか何でもできる?っと。今回はScilabのモジュール管理 ATOMS を使ってみます。 “手習ひデジタル信号処理(69) Scilab、ATOMS、モジュール管理” の続きを読む
定番回路のたしなみ(10) 74HCU04で、水晶振動子を発振させてみる
前回はインバータ、74HCU04を使ってリングオシレータを作ってみました。チョイとマイナーかも。でも今回は胸を張って言えます、定番回路だと。74HCU04のインバータ(リニア使い)でXTAL(水晶振動子)を発振させてみたいと思います。どうも発振器業界では何気に74HCU04は人気者みたいっす。ホントか?