連載小説 第152回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界も大きな影響を受けていました。

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帰らざるMOS回路(45) Digilent CMOD S7、サンプルPROJを開いてみる

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Joseph Halfmoon

本流FPGA AMD(Xilinx)搭載のDigilent CMOD S7導入。前回は開発ツール付属のVerilogシミュレータを使用。今回はCMOD S7ボードそのものについて調査。それにはアウト・オブ・ボックスと銘打たれたサンプルプロジェクトを開いてみるのが一番良いのでは?ということで既存プロジェクトをOpen。 “帰らざるMOS回路(45) Digilent CMOD S7、サンプルPROJを開いてみる” の続きを読む

部品屋根性(115) 年末の大掃除で発掘されたパワーMOSFET、R5009FNX

R5009FNX
Joseph Halfmoon

別件シリーズでハーフブリッジフルブリッジの駆動波形を生成、でもブリッジ回路を作るのに向いた「パワー」系デバイスが手元に無いな~と思っていたのです。しかし昨年末の大掃除で発掘されてました。パワーMOSFETが。10年以上眠っていた一品。今回はとりあえず「小信号用」の測定環境にてDC特性の端っこをちょいと確認。
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PIC三昧(27) PIC16F18855、CWGでフル・ブリッジ駆動波形を生成

FullBridgeFwdRev
Joseph Halfmoon

前回ハーフ・ブリッジ駆動波形を生成したので、今回はフル・ブリッジです。モータを駆動するためのHブリッジ回路を念頭にCWGを設定してみました。まあブリッジ回路の現物が無いのでとりあえずAD2のロジアナ・モードでCWGの出力波形を観察してみただけですが。まあ正転、逆転できそうな感じではあります。早く実験用の部品買えよ。 “PIC三昧(27) PIC16F18855、CWGでフル・ブリッジ駆動波形を生成” の続きを読む

ブロックを積みながら(139) Scilab/Xcosの信号源。シンプルで自立した奴ら

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Joseph Halfmoon

前回はXcosの配線、クセが強いのうなどと文句を垂れながらも配線練習しました。今回は信号源を練習してみます。Xcosの信号源は多数あり、まずは「シンプルで自立した」信号源の皆さまデス。逆に言えば外の様子に忖度することなく、勝手に連続した信号を垂れ流しつづけるだけの皆さま。我が道を行きます。 “ブロックを積みながら(139) Scilab/Xcosの信号源。シンプルで自立した奴ら” の続きを読む

MicroPython的午睡(137)M5Stack UIFlow2、IO端子数を大幅拡張

M5Stack_MCP23017_DUT
Joseph Halfmoon

M5Stackは筐体の側面に各種端子が出ています。結構な数があるようでいて、それぞれの用途を活かして使おうと考えると「単なるGPIO」の数がちょっと足らない感じがしないでもない。そこで今回はIO ExpanderをM5Stackに接続してみました。1チップの接続でなんと16本のGPIO増。最大8チップで128本MAX。
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手習ひデジタル信号処理(114) Scilab、自前ASK変調関数でBPSK変調?

ask_bpsk
Joseph Halfmoon

元より信号処理も無線も素人なので常識がありませぬ。今回、あるご本を読んでいて、ASK変調で100%変調を超えた過変調200%とすると、なんとBPSK変調となることに気づきました。ASK変調自前関数とは別にBPSK変調関数を作った私の努力は水の泡?でもま、気づいたからには「手習ひ」してみるのであります。いつもの泥縄。 “手習ひデジタル信号処理(114) Scilab、自前ASK変調関数でBPSK変調?” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(149)ARM64(AArach64)SIMD 逆数系

recpeResults
Joseph Halfmoon

前回は、御勝手命名「SIMD 反転系」でした。今回は同じく勝手命名「逆数系」です。反転とか逆数とか逆らってばかりだな。なんで逆数とるのと問われれば、割り算命令が無いから、と。除算は大変な割に使わないからね、逆数の掛け算で代えさせていただきますってか。でも逆数といっても「だいたい」です。後はニュートン法で精度を出せと。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(149)ARM64(AArach64)SIMD 逆数系” の続きを読む

データのお砂場(116) R言語、fir、バルサムモミの苗を数える、{boot}

seedingsLevelProt
Joseph Halfmoon

前回は動物、アヒルというかマガモというかでした。今回は植物、バルサムモミ(Balsam-fir)です。当初、無知な老人は、なんだそれ?と思いました。しかし調べてみるとアレです。米国でクリスマスツリーというとこのモミの木が使われるみたいです。クリスマスツリーというだけで知っている感が出てまいりましたぞ。 “データのお砂場(116) R言語、fir、バルサムモミの苗を数える、{boot}” の続きを読む

SPICEの小瓶(39) waveGen.py スクリプトの改定。バグFIX+PWM信号対応

PWMwave
Joseph Halfmoon

前回、ハーフブリッジ回路もどきを駆動するシミュレーションを行うためにPWM波形を使用したいと思いました。ハーフブリッジなのでノンオーバラップ期間のある2相ね。ところが電圧源でPULSE波形を指定するのに数値指定に難渋しました。忘却力の頭では暗算できんと。そこで1年数か月ぶりに波形生成スクリプトに手を入れることに。
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忘却の微分方程式(130) 反復練習93、ODE2で同次微分方程式など一撃よ、Maxima

DE14_Ex6
Joseph Halfmoon

前回はode2()関数で初期値問題。今回は一般解を求める問題に戻ります。「同次数微分方程式」とな。教科書は「簡単に変数分離形に変形できる」としてテクをお教えくださっているのです。しかしMaxima様のode2()関数にお願いすれば、そんなテクなど不要、一撃解答(後処理にひと手間いることもあるけど。)いいのかそんなことで。
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帰らざるMOS回路(44) Digilent CMOD S7導入、Vivadoのシミュレータ

simResult
Joseph Halfmoon

前回Digilent社の小型FPGAボードCMOD S7を導入。「本流FPGA」Xilinx(AMD)登載であります。開発環境はVivadoのML版です。前回はボードを取り出して「とりあえず」LEDを点滅させる回路をFPGAに書き込み動作を確認。今回はVivadoのVerilogシミュレータを使用してみます。 “帰らざるMOS回路(44) Digilent CMOD S7導入、Vivadoのシミュレータ” の続きを読む

連載小説 第151回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界も大きな影響を受けていました。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(177) AD2のオーディオ出力にヘッドフォンアンプを追加

headPhoneAMP_EC
Joseph Halfmoon

第174回でAnalog Discovery2の裏側面にあるAudio出力についてちょいと調べてみました。AWG出力をステレオの音声信号にして3.5mmのミニプラグに出力することが可能です。今回はそのオーディオ出力の先に電池駆動のヘッドフォンアンプを接続してみます。スイッチ付のボリュームで音量調整できるものです。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(177) AD2のオーディオ出力にヘッドフォンアンプを追加” の続きを読む