GoにいればGoに従え(35) P8/P9が動かなかった理由は端子破損? TinyGo

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Joseph Halfmoon

前回HC-SR04超音波センサを動かしたときに「v2であれば使える筈の P8とP9 を使おうとしましたがダメでした」と書きました。前回はP0とP1を使って動かしたのですが、P8とP9で動かない理由が不明だったので今回はその原因を追究してみます。まさかの端子破損?いつ壊しちまったのか。トホホ。

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手習ひデジタル信号処理(100) Scilab、comm_tbx代替自前関数の計画?

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Joseph Halfmoon

前回はFM変調でしたが、今回はBPSK変調です。お世話になっておりますScilabのcomm_tbxですが、当方手元の環境ではシバシバ不具合あり信号処理素人はその度に難渋しております。やはり自前関数を作成していくのが良いかと思い定めました。その割に使えるものは使おうという依存性は抜けませぬ。

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MicroPython的午睡(123) Thonny、MicroPythonで使用可な機能

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Joseph Halfmoon

前回ThonnyIDEのことをリトアニア製などと書いてしまいました。大変申し訳ございません。エストニア製です。訂正させていただきます。エストニアのタルトゥ大学のプロジェクトの成果物がもとになっているようです。タルトゥから東へに三十キロも行ったならば国境の湖に達するようです。ロシア国境だと。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(133)ARM64(AArach64) SIMD bit操作

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Joseph Halfmoon

まだSIMDのMOV命令は残っているのですが、今回はさっさと先に進みます。言ってもしょうがないけどA64の命令多すぎ。特にSIMD命令多すぎ。今回実験してみるのはSIMDのbit操作関係の命令群です。ビット操作なので要素は記述の形式的で、実際はSIMDレジスタの全ビット幅の各ビットに対して作用するもの。

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PIC三昧(14) MSSP(SPI)で23LC512にRWしてみる、PIC16F18855

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Joseph Halfmoon

前回はI2C(マスタ)の接続の練習にMicroChip社製24LC64 シリアルE2PROMを使用しました。今回はSPI(マスタ)の接続練習に、やはりMicroChip社製の23LC512 シリアルSRAMを使用してみます。PIC16Fと同じMicroChip社製品なのだから繋がらん筈がないっと。

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データのお砂場(100) R言語、breslow、喫煙医師の死亡統計? bootパッケージ

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Joseph Halfmoon

今回のサンプルデータセットはBreslowです。生活習慣病の研究でビッグネームの米国の先生のお名前であることは今まで知りませんでした。「ブレスローの7つの健康習慣」というものを40年以上も前に提唱されていたみたいです。知らなかった自分がお間抜け。拝見すれば今では常識的なものばかり(だけれど守れていないケド。)

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やっつけな日常(57) Gplatesでプレートテクトニクスをしみじみ眺める?

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Joseph Halfmoon

遥かな太古の時代、小松左京先生の名作、『日本沈没』、映画も見ました、小説も読みました。当時は田所先生ならぬ竹内均先生が大活躍されていて、日本人の皆にプレートの上に載っている日本列島についてご説明されておったのです。おかげで子供心にプレートテクトニクスが刷り込まれ、血肉?となっております。その割に知らん事多いっす。

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モダンOSのお砂場(72) UNO R4、RA4M1でFreeRTOS、Notify

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Joseph Halfmoon

前々回、TaskのSuspendとResumeをやっています。これは停める相手の都合などお構いなしに停止するという乱暴な?ものでした。今回は「待っているのでよろしく」「起きてください」とお互いに尊重しあいながら停止、再開できるNotifyを練習してみます。お互いにGive and Takeちゅうことですかい。

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忘却の微分方程式(114) 反復練習77、二重積分で体積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

頭に霞がかかった年寄デス。前回、二重積分を使って面積を求めたと思ったら、こんどは二重積分で体積を求めろとのお題です。なんだかな~どこかでやったような気もするな~気のせい?例題は楕円体っす。ラグビーボール型、W杯か。楕円ってことは何かい、極座標変換かい。するっていとまたまたヤコビアンさんか、真打登場ってか。

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レトロな(3) AltairZ80シミュレータ上のCP/MでDDT

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Joseph Halfmoon

GDB(GNUのデバッガ)は今も活躍してますがそれは縁の下っす。プログラマの表に見える「煌びやかな」IDE環境の奥底でひっそりと動いておりますな。GDBレベルでデバッグする、というのは最近やらんな。今回使用してみるのはCP/M-80のデバッガDDTです。インテル8080用のデバッガっす。シンボリックですらないです。

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連載小説 第143回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、日本勤務中。電子デバイス業界の勢力図は大きく変化していきました。台湾や韓国などの新興国が台頭してきたからです。我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)、そして日本の産業はどうなっていくのでしょうか。 “連載小説 第143回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

誘うPC98互換機(2) PC98純正機よりPC98互換機の方が早い

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狐の尻尾です。 PC98互換機(通称は「国民機パソコン」)が売れ始めると、「価格は同程度だけどPC98互換機はPC98純正機より早く動く」という評判を聞くようになりました。その理由は、私が転職し勉強し始めて直ぐに理解しました。<外伝>では「ノートPCを日本で初めて発表したのは東芝ではなくエプソン」と言う話をします。

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GoにいればGoに従え(34) DevicesでHCSR04センサを動かす、TinyGo

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Joseph Halfmoon

このところ御本家Go言語の標準ライブラリを試用してましたが、今回はTinyGoユニークなものに復帰。TinyGoのライブラリ「Devices」は各種の周辺デバイスを接続するときに役立つライブラリです。以前に使ったときは簡単接続、便利便利という感じでした。でもね。ちょっとメンドイことがないわけでもないです。まずは電源ね。

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ブロックを積みながら(131) Node-RED、node-email、MAILを発する

email
Joseph Halfmoon

前回はLINEのmessaging-APIを使わせていただきNode-REDからLINEに通知が来て嬉しかったデス。しかし毎時報告すれば無料送信可能な上限を超えることは必定、予算は無いしと。だったら自前のメール使えばいいんじゃね、と。「無料」で使い放題だし(実際は固定費がかかっているのだよ。)ちょっと昔風だけれども。
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