SPICEの小瓶(21) POLYって何よ?非線形従属電源の多項式定義、なんじゃそりゃ

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Joseph Halfmoon

前々回、SPICEのマクロモデルの活用を「心に誓った」ものの、そのために越えなければならない山は沢山ある(ちんまい山だけれども)です。その最初の一つが「多項式による非線形な従属電源の表現」でないでしょか。POLY(1)などと書かれているヤツ。その後ろには数字がずらずらと並んでます。なんじゃこりゃ。

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手習ひデジタル信号処理(75) Scilab、comm_tbxをインストールしてみる

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Joseph Halfmoon

SDR(Software Defined Radio)のお勉強をしていた筈が、いつの間にかScilabそのものの練習になってました。まだまだわかっちゃいないScilabの練習は続けつつ、SDRよりに軌道修正。今回からScilabのCommunication toolbox(comm_tbx)を使ってみます。

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IoT何をいまさら(117) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、メニューの改良

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Joseph Halfmoon

前回までで、多少「行編集」っぽい入力ができるようになったので、今回はメニューの見た目を改良してみたいと思います。やっぱりメニューはコンソール画面の一番上に固定したいです。ついでにちょいと目立つようにお化粧もしたい。また、エラーとかステータスとかの出力は画面の下の方に別表示としたいです。古き良き時代をリスペクト?

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(106)ARM64(AArach64)FPSR/FPCR

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Joseph Halfmoon

何時までも見て見ぬふりもできないので今回はFPSRとFPCRを調べてみたいと思います。命令ニーモニックではありませぬ。フローティングポイントステータスレジスタとコントロールレジスタ、「メンドイ」浮動小数の例外やら非数(NaN)などの制御とそのステータスを保持するもの。今回はレジスタのビットの配置から。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(106)ARM64(AArach64)FPSR/FPCR” の続きを読む

GoにいればGoに従え(9) TinyGo、micro:bitでは不在、v2では使えるAD?

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Joseph Halfmoon

いつかは壁に当たると思っていましたが早かったです。TinyGoからmicro:bitのADCを使おうとするとエラーになります。ところが同じコードをmicro:bitでもv2をターゲットにすると通ります。TinyGoのmachineのソースをちらちら眺めてみると、どうもnRF51系のADCは未サポートっす。残念。
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忘却の微分方程式(86) 反復練習49、回転体の体積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は、ある軸にそった断面積が分かるときに体積を求める例題でした。今回はその応用という感じ?曲線をある軸の周りに回転させたときにできる曲面と「回転軸座標のある範囲」で囲まれる体積を求めよ、という感じっす。そのままでは前回とあまり変わらないので、ちょいとひねり、いや回転を加えてるみたい。 “忘却の微分方程式(86) 反復練習49、回転体の体積を求める、Maxima” の続きを読む

MicroPython的午睡(95) STM32版、ハードウエアCRC32演算器の試用

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Joseph Halfmoon

今回からSTM32版の独自部分、stmモジュール内に定義された定数を使ってSTM32のハードウエアを探っていきたいと思います。今回は一番簡単そうなところということでCRC32計算ペリフェラルを使ってみたいと思います。このペリフェラル、使用するのは簡単だけれど、検算がメンドイ。

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データのお砂場(72) R言語、pressure、水銀の蒸気圧、単位はミリメートルHgで

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Joseph Halfmoon

今回、解説のvapor pressure of mercury in millimeters (of mercury)という句を読んで、一瞬親父ギャグと思った私の頭が親父ギャクです。水銀の蒸気圧曲線データです。古いので単位もmmHg(水銀柱高さ)です。当時はSI単位じゃなかったんだな。水銀が重なるのはいたしかたない。
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オプション沼(9) gccの-Dオプション、意外な使い方もあり?私は人生複雑にしたくないケド

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Joseph Halfmoon

前回はプリプロセスで止め、コンパイルに進まない-Eオプションでした。今回もプリプロセッサ関係のオプション続けます。-Dオプションっす。よく使うやつ?そんなの知ってる。でも改めて取り組んでみると「新たな世界が開ける」ような気がしないでもないです(個人の感想デス。)まあ、人生複雑にしたくなければ深みにハマらん方が良い? “オプション沼(9) gccの-Dオプション、意外な使い方もあり?私は人生複雑にしたくないケド” の続きを読む

RustにいればRustに従え(5) FIRフィルタの実体たった1行? mut無、for最小

firfiltercode
Joseph Halfmoon

前回の投稿後に再び@rithmety様のご指導ありコードを改良することができました。ありがとうございます。おかげで今回はFIRフィルタの計算に取り組めます。100次のローパスフィルタとな。結構強力っす。でもフィルタの実体はほとんど1行。Rustも強力にして簡潔。例によってアカラサマなmutなし。表示以外のforなし。 “RustにいればRustに従え(5) FIRフィルタの実体たった1行? mut無、for最小” の続きを読む

ブロックを積みながら(107) Node-RED、SQLクエリの結果グラフ化その2

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Joseph Halfmoon

前回、過去データに対するSQLクエリの結果をグラフ化してみたのですが、狭い範囲の室温をグラフ化したので、スイッチがチャタリングでも起こしたような波形になってしまいました。その割にデータ点数多すぎ。今回は取り出したデータに「フィルタ」をかけても少し見やすくしてみます。 “ブロックを積みながら(107) Node-RED、SQLクエリの結果グラフ化その2” の続きを読む

やっつけな日常(50) a transitional dummy packageって何?

dummyPackage
Joseph Halfmoon

前回なぜかは知らねど自動インストールされた raspinfo なるスクリプトファイル、なかなか便利。その割に使ってないっすけど。そうしたら、今回あろうことか、raspinfoパッケージ、「もう必要とされていません」と表示されました。どうしたんだ?私は知らなかった、transitional dummy package。

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手習ひデジタル信号処理(74) Scilab、今頃になってsyslinの使い方を知る

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Joseph Halfmoon

前回 poly を使った多項式の定義がわかったような気がしたので、今回はそれを使って伝達関数を定義してみます。これまた過去に毎度もお世話になっている割にはなんだか謎なsyslinという関数を使って「使える形」にしていきます。線形システム?いや伝達関数のまま?なんじゃそりゃ。調べてみれば違いは一文字?

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IoT何をいまさら(116) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、行入力その2

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Joseph Halfmoon

前回の行入力ルーチンの改良をするつもりが、Xiao-ESP32C3のブレッドボードの整理(SDスロットとカラーLCDを並べて載せる)に時間とってしまい、ソフトの改良は「僅か」であります。でも、とりあえずカーソルを左右に動かして上書き編集と、以下消去くらいはできるようになりました。行入力っぽくなってきた? “IoT何をいまさら(116) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、行入力その2” の続きを読む