オプション沼(7) gccに-staticオプション、できたファイルはデカいのよ。

lddTestStatic
Joseph Halfmoon

前回はリンクの手前で止める-cオプションでした。今回はリンクするのだけれど、普段あまり使わない「スタティック・リンク」の -static オプションです。普段のベアメタルな組み込み開発なら「スタティック・リンク」ですが、わざわざオプション付けたりしないしな~。使う局面は極めて限定的かと。知らんけど。 “オプション沼(7) gccに-staticオプション、できたファイルはデカいのよ。” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(142) ついにキャッチアップ。追いついた後のお楽しみ。

ScriptEC
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」ついにアナデバ社の背中に追いつきました。現在2023年2月で、前回当方は2022年11月の記事を勉強、まだ3か月分遅れてるじゃん。でもターゲットはあくまで日本語翻訳版っす。翻訳版は通例、ほぼ2か月遅れで掲載。まだ昨年12月号は未です。

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RustにいればRustに従え(3) 移動平均をmut無、for無で計算。表示にfor使用

VerifyResults
Joseph Halfmoon

過去2回、アカラサマなmut宣言とfor文なしに計算を続けてきましたが、今回とうとうfor文を使ってしまいました。だって結果の表示部分だからお楽にしたかったんだ。まあ計算本体は、吉例にもとづきmut無、for無っす。それがどれほどの意味があるのか知らんけど。まあ縛りをかけた方がRustらしくなるかと?ホントか? “RustにいればRustに従え(3) 移動平均をmut無、for無で計算。表示にfor使用” の続きを読む

ブロックを積みながら(105) Node-RED、SQLクエリ・ダッシュボードの整理?

DashboardUpdated
Joseph Halfmoon

前回まででデータベースにSQLiteクエリを自在に投げられるようになったので(ホントか?)、今回はクエリ結果のデータのグラフ化と思ったのです。が、その前に散かってしまったダッシュボードを整理しておきたいです。また、クエリの成功の結果で空なのか、クエリ作成失敗の結果で空なのかも分かるようにしておきたいです。小ネタね。

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ソフトな忘却力(32) NCURSES、New Cursesライブラリを使ってみる

Results_ncurses2C
Joseph Halfmoon

前回に続き「いつもお世話になっている」割には使った記憶のないライブラリを使ってみます。今回は ncursesライブラリ、古い curses ライブラリの置き換えで”New” がついての ncurses みたいです。忘却力の年寄はターミナルウインドウ上でもncursesベースのユーティリティに頼ってます。ほんとに便利。
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手習ひデジタル信号処理(72) Scilab、画像用のフィルタ関数を使ってみる

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Joseph Halfmoon

前々回、画像用のフィルタ関数があるのに「わざわざ普通のコンボルーション処理用の」conv2関数で画像をフィルタしてみました。今回は、本物の画像用の関数を使ってみたいと思います。冒頭のお猿様の画像、ちょいといつもよりボケてないっすか?ガウシアンフィルタの賜物?であります。でもさすがScilab、1つじゃないんだ関数が。

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トホホな疑問(57) 複数 .ino ファイルに虚を突かれる。Arduino IDE

multi_INO
Joseph Halfmoon

Arduinoではinoという形式のファイルを主につかって記述することになっています。メンドイ作業を隠蔽し裏側でC++コンパイラでコンパイルできるようにしてくれるもの。複数の .ino ファイルを使うことも可能で見通しもよいです。.cppのソースを追加してもよいのですが、.ino はお楽。けれど落とし穴にはまりました。 “トホホな疑問(57) 複数 .ino ファイルに虚を突かれる。Arduino IDE” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(103)ARM64(AArach64)FSUB、FMUL他

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Joseph Halfmoon

前回はFADD命令をさわり、ARMv8p0には半精度浮動小数点型が無かったというお間抜け発覚。今回はFADD以外のFloating-point arithmetic (two sources)の残りFSUB, FMUL, FNMUL, FDIVであります。まあ、以下同文っていう感じなんでありますが。単精度と倍精度。

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SPICEの小瓶(19) LTspice階層化、簡単じゃん。マクロモデル活用開始

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Joseph Halfmoon

別シリーズにて30年前のSPICEのマクロモデル/ビヘイビアモデル作成の教科書を発掘。これを手がかりにSPICEのマクロモデル作成への進出をたくらみました。アナログ素人のクセに。でも今時テキストベースのモデルでもなし、だいたいLTspiceで階層設計ってどうやるのだっけ?そんなことも知らないでよくやる気になったな自分。

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GoにいればGoに従え(6) BBC micro:bit (v1.5)で超簡単、温度計よ

MBtemperatureMeter
Joseph Halfmoon

今回はmicro:bitのマイコンが内蔵している温度センサを読み取ってみます。ICの温度を測るもの、温度計と期待しちゃいけない奴。温度の表示は25個あるLEDを温度に応じて光らせます。0℃なら0個、20℃なら10個、50℃以上なら25個という感じ。2℃あがるごとに1個点灯。前回の表示ルーチンも細かく改良、ホントか?
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忘却の微分方程式(83) 反復練習46、媒介変数表示グラフに囲まれた面積、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は陰関数、今回は媒介変数です。ハート型です。バレンタインだからというわけでないです。メンドい感じのグラフだな、これは。これも修行と。違うか。今回の媒介変数の例題では、プロットだけでなく積分も媒介変数のまま行うことになるみたい。要は置換積分なんだけれども。高校生なら覚えている置換積分も、年寄は忘却の彼方。どうする?

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MicroPython的午睡(92) STM32版、74HC595で7SEG LED2桁駆動

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Joseph Halfmoon

少し前に購入した7SEG LEDのDIP化ボードの組み立て後の動作確認をMicroPythonにて実施。何度となく74HC595を使った回路をやっているような気がしていたのですが、今回のSPIでインタフェース、スタティック駆動、MicroPythonという条件は無かったですな。まあ網羅できるわけもないのでありますが。
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データのお砂場(69) R言語、英国の階級社会の投影? occupationalStatus

occuPlot
Joseph Halfmoon

今回は英国における父と子の “occupational status” 統計です。1979年以前の統計、半世紀くらいは前のもの。「大人の事情」か具体的なことは一切ない、ただ数値(整数の度数)の小さなテーブルです。想像するに、英国は今もそんなに変わっていないのではないかと。それどころか、このところの日本も似てきている?

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オプション沼(6) gccに-cオプション、できるファイルはいろいろなのよ。

MSYS2_gcc_12_2_0
Joseph Halfmoon

前回アセンブラソース生成で止める gcc の -S オプションを使ってみました。今回はオブジェクトファイル生成で止める -c オプションを使ってみます。Makefileの中とかでよく見るアレです。日頃お世話になっている気がする割にはどんなオブジェクトファイルが出来ているのか意識して見てないデス。たまには確認しておけと。 “オプション沼(6) gccに-cオプション、できるファイルはいろいろなのよ。” の続きを読む