鳥なき里のマイコン屋(101) GD32VF103、タイマ PWM出力

Joseph Halfmoon

RISC-V搭載の「お求めやすい」マイコン、GigaDevice社GD32VF103の機能を一通り触ってみるべく「活動」しておりますが、まだまだ題材は尽きる気配はありません。今回は、ありがちな、タイマをつかったPWM出力をやってみたいと思います。使用する開発ボードは、久しぶり、Sipeed社のLongan nanoであります。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(15) QSD123 Infrared Phototransistor

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最初みたとき、同じ部品が2個あるのだと思いました。しかし、アナデバ社ADALP2000 Analog Parts Kitの「お品書き」をばヨクヨク見れば、別な部品です。どちらも光に反応する部品ですが、片やOP999 PINフォトダイオード、こなたQSD123赤外線フォトトランジスタであります。見た目クリソツ、これって絶対混ぜたらアカンやつやん。。。

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Literature watch returns(19) AIチップ図鑑&実力大研究、インタフェース2020年10月号

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メールが届くのを待っています、AIの学習完了のメールを。ごく「些細な」データセットにて数時間もすればお返事があるもの、と予想していたのです。しかし1週間、音沙汰無し。エラーなどではなさそう。それで待ち時間にインタフェース誌の10月号を読ませていただいておる次第。勃興するAIチップ、百花繚乱、しかし、乱流の動きでせうか。

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鳥なき里のマイコン屋(100) GD32VF103、Standbyモード

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RISC-V搭載のGigaDevice社の32ビットマイクロコントローラ(MCU)、GD32VF103のあれこれを体験してきておりますが、今回は「Standbyモード」を使ってみます。当面マイコンがやる仕事が無い時に消費電力を下げるために、大抵のMCUがもっている「あれ」です。ただ、手元の環境ではあまり真面目な測定もできそうにありません。ま、だいたい雰囲気を把握でければ。。。 “鳥なき里のマイコン屋(100) GD32VF103、Standbyモード” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(14) TMP01、温度コントローラ

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前回は、アナデバ社の温度センサ2種、電流出力と電圧出力のものをとりあげさせていただきました。今回は、同じアナデバ社の温度センサでも、温度コントローラと銘打った?TMP01であります。8ピンのアナログデバイスにして、サーモスタット的な働きをできるもの。出力的にはON/OFF制御なのでデジタルとも言える? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(14) TMP01、温度コントローラ” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(99) GD32でAT24C02、EEPROM

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このところSeeed Studio社製のGD32VF103VBT6ボードをSipeed社Longan nanoと見立てて動かしてきています。まったく問題なし。しかし、Seeed社製のボードにはLongan nanoには搭載されていないデバイスも搭載されとります。その一つがAT24C02、EEPROMです。今回は、このシリアルEEPROMの読み書きをやってみました。 “鳥なき里のマイコン屋(99) GD32でAT24C02、EEPROM” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(13) AD22100, AD592 温度センサ

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あまりに暑い日が続くので、温度センサーねたです。温度センサーは何度か取り上げさせていただいておりますが、マイコンにシリアル接続すれば温度がそのまま読めるデジタル出力のもの、逆に温度で変化する物理的な何かを電気的な信号に変換する回路が必要なものなど目的と方式はさまざま。今回はAnalog Devices社の「温度センサ」2点、まとめて取り上げさせていただきます。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(13) AD22100, AD592 温度センサ” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(98) GD32VF103の素性?

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最初はSipeed社Longan nanoで、続いてSeeed社GD32VF103VBT6ボードでGiga Device社GD32VF103を触ってきました。ペリフェラルを操作している程度ならSDKのAPIを使えれば十分かと思っておりましたが、このところRISC-Vのアセンブラなども触ってみるにいたり、もう少しGD32のコアに「理解を深める」必要あり、と認めました。泥縄。 “鳥なき里のマイコン屋(98) GD32VF103の素性?” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(12) AD22151 リニア出力磁界センサー

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夏休みの工作?実験?シリーズということで、今回は、対象年齢6才以上「棒じしゃく」の登場であります。学童向けの各種文房具などを取り扱っているデピカ社製。ご時世か、トップページを拝見すると、フェイスシールドやら、除菌グッズなどが「推し」のようです。さて一方、これに対するのがアナログデバイセズ社のAD22151であります。オペアンプ応用のセンサ製品。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(12) AD22151 リニア出力磁界センサー” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(97) GD32開発ボードにRISC-Vデバッガ接続

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前回は、SeeedStudio製GD32VF103VBT6開発ボード(以下「開発ボード」)をPlatformIO上の設定ではLongan nanoとしておいても、問題なくビルドおよびDFU経由のダウンロードが出来ることを確かめました。今回はSipeed製のRISC-Vデバッガ(JTAG)を開発ボードに接続してみたいと思います。 “鳥なき里のマイコン屋(97) GD32開発ボードにRISC-Vデバッガ接続” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(96) GD32VF103VBT6開発ボード

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前回までRISC-V搭載の小型で「お求めやすい」マイコンボード、Longan nanoをいじってきました。最大の不満と言えば、ボードも小さければ搭載MCUも小ピンで、全部の機能は取り出せないことです。そんな折、Longan nanoと同じGD32VF103、しかし100ピン版でほぼ全端子を使用可能に見える開発ボードを見つけてしまいました。思わず購入。 “鳥なき里のマイコン屋(96) GD32VF103VBT6開発ボード” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(20) RISC-V、nop、mv、li??

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別シリーズに (93) (94) (95) とRISC-Vのアセンブラねたを仕込んでしまいました。一応、アセンブラは「こちら」というこで引っ越しをすることにいたしました。今後はRISC-Vのアセンブラねたはこちらということでお願いいたします。ま、どちらでも大した違いはないんでありますが。しかし、何か月ぶりのシリーズ再開だ? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(20) RISC-V、nop、mv、li??” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(11) コイル、巻いてみる。

JosephHalfmoon

第8回第9回とインダクタンス測定に手こずった反動か、「自分でコイルを巻きたい」と思い立ったんであります。自分で巻いて、自分で測ると。幽霊のようにとらえどころのない?インダクタンスを捕捉するにはそれしかない、と?それに前2回よりは使いやすいお道具があることにもようやく気付いていたのです。Analog Discovery2の方のインピーダンス・アナライザ。以前のバージョンのソフトには無かったよね。。。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(11) コイル、巻いてみる。” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(95) Longan nano、RISC-Vデバッガ

JosephHalfmoon

前回前々回とLongan nano上でアセンブラなど触り始めると、欲しくなるのがデバッガであります。大したプログラム書くわけではないので、Cであれば「伝統の」printfデバッグでもなんとかなりますが、アセンブラだと、やはり「止めて」レジスタなど見たくなる。そこでこれまたお手頃価格のデバッガ購入。

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