PIC三昧(5) Interrupt-On-Change(IOC)、PIC16F18855

IocPinModule
Joseph Halfmoon

前回は外部端子からの割り込み使うべしということでEXT-INTを使用。PIC素人には複雑そうなInterrupt-ON-Change(IOC)よりもEXT-INTの方がフツーに見えたからです。しかし、今回IOCを使ってみて、こっちゃの方がフツーでないの、という認識にいたりました。即使えるようになっているんだこれが。

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忘却の微分方程式(105) 反復練習68、二重積分の積分順序の変更?、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回、教科書的には二重積分の積分順序を変更すると御利益があるかも、の回です。順序変えたら計算がお楽になる、というのは人間にとってでしょうな。Maxima様にとってどうなのかはイマイチ分かりませんです。今回は教科書式の順序変更をやってお答えが出た後で、スイッチ一つつけたら変更せずに解けること発見。丸投げするのが一番?
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オプション沼(25) gcc、Wmultistatement-macros、うかつな奴?

MultMacros
Joseph Halfmoon

前回はmultichar定数への警告でした。今回はmultiつながり?で multistatementマクロに対する警告の発出です。C++ならテンプレートというものがあるのでそれに任すのも手なのでしょうが、Cのマクロには多くを期待しない方が良いように思ってます(個人の感想です。)たまに人様の超絶マクロに感動しますが。

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モダンOSのお砂場(63) UNO R4、ルネサスRA4M1でFreeRTOS、OSタイマ

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Joseph Halfmoon

前回まではマルチタスクLチカするのに複数のタスクを作ってました。各タスク毎に遅延時間を指定するというシングルタスク同様の構造です。しかし定周期で何かを実行するというのはRTOS環境下ではアリガチな作業です。FreeRTOSはそのための「軽い」仕組みもしっかり実装されてます。今回はこのTimerタスクを使ってみます。
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データのお砂場(91) R言語、acme、超過収益、bootパッケージ

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Joseph Halfmoon

R言語のサンプルデータセットという覗き穴から世界を眺めております。今回から bootパッケージに含まれるサンプルデータセットを見て回りたいと思います。その初回はacmeとな。何じゃらほい?と思ったら実在した会社のお名前でした。ACME-CLEVELAND社とな。どうも他社に買収される数年前の会社の「成績表」みたいっす。

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小ピンマイコンの酷暑(1) CH32V003、8ピンマイコンからのHelloWorld

CH32V003_AQM1602
Joseph Halfmoon

別シリーズ記事にて、大変お求めやすい価格の32ビットRISC-VマイコンCH32Vの吉例Lチカ成功(先達の方のお陰です。)それに気をよくしてCH32Vの各種機能を使ってみることにいたしました。Lチカの次はHelloWorldだな、と勝手に目標設定。HelloWorldしてみましたが、8ピンマイコンです。これが結構難物。 “小ピンマイコンの酷暑(1) CH32V003、8ピンマイコンからのHelloWorld” の続きを読む

連載小説 第136回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、日本勤務中です。とうとう21世紀を迎えました。我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)、そして日本の産業はどうなっていくのでしょうか。

 

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(161) AD2、オシロのキャリブレーション実施してみる

Joseph Halfmoon

新しく出たAD3、改良されとるよな~と思いつつ、いまだAD2で頑張るつもりの今日この頃であります。ただ、AD2の購入以来幾星霜?最近ちょっと気になるところがあります。オシロスコープの電圧表示、ちょっとずれとるのでないかい?大した測定などしないのですが、10mV/Divくらいにするとズレが目立つ感じ。なんとかしたいデス。

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鳥なき里のマイコン屋(174) マイコンでLISP、吉例Lチカ、Wio Terminal

uLispBlink
Joseph Halfmoon

下手の横好きということで、トートツにLispはじめました。といってPC上のLispではなく、マイクロコントローラ(マイコン)上の uLisp という処理系です。各種マイコンに「広く」移植されている小さなLisp処理系です。勿論Lispらしいコードが実行できるだけでなく、吉例Lチカなどマイコンハードも制御可能。ハマるな。 “鳥なき里のマイコン屋(174) マイコンでLISP、吉例Lチカ、Wio Terminal” の続きを読む

ブロックを積みながら(123) Node-RED、contribの地図表示機能を使ってみる

Tokyo
Joseph Halfmoon

前回までで自前のノードを作れそうな気がしてきました。入れ込む前に、まずは既存のコントリビューションの中で面白そうなもの(独断と偏見デス)を少し経めぐってみることにいたしました。今回は、Node-REDダッシュボードに地図表示ができるnode-red-contrib-web-worldmapを使わせていただきます。

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GoにいればGoに従え(25) TinyGo Drivers便利。なんでも簡単接続。

LIS3DHmodule
Joseph Halfmoon

前回使用したTinyGo Driversというドライバセットは超便利っす。非常に簡単な手順で、定番物の周辺デバイス約100種に対するドライバをTinyGoのコードから使えるようになります。Arduinoなどで人気のデバイスは網羅している感じです。今回はLIS3DH、MEMS加速度センサとの接続を実験。 “GoにいればGoに従え(25) TinyGo Drivers便利。なんでも簡単接続。” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(93) Scilab、デシメーション処理、実データで動作確認

decimated
Joseph Halfmoon

前回はアリガチなサンプルデータを「でっち上げ」、Scilab上でデシメーション処理をば行ってみました。できて当然?今回はPythonを使ってソフトウエア無線受信USBドングルRTL-SDRから得た「実データ(Tokyo FM様の瞬間的な音声)」についてScilab上でデシメーション処理してみようと思います。大丈夫か?

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ソフトな忘却力(34) MD5ハッシュを計算してみる、OpenSSL

md5c
Joseph Halfmoon

別シリーズ記事(ESP32版MicroPython)にてMD5がサポートされてなかったです。もったいなくもSHA256ハッシュの計算を実施。別にMD5に何か格別の思い入れがあるわけではないのですが、一応計算方法を確認しておくかと。Linux上での作業なので大仰にもOpenSSLを利用です。あるもんは何でも使え?
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MicroPython的午睡(113) ESP32版、hashlib使ってsha256を計算

ImportHashlib
Joseph Halfmoon

MicroPython上でも使えるCPython(フルのPython実装)のサブセット・モジュールを見てます。今回はhashlibとな。この年寄はMD5計算できればいいんじゃね、くらいのいい加減さ。ESP32版のMicroPythonみたらばMD5は割愛されてました。SHA256使え(SHA1もある)ということみたい。
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