忘却の微分方程式(99) 反復練習62、曲線群の包絡線(envelop)を描く、Maxima

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Joseph Halfmoon

最近SDR用のドングルを購入、個人的にひそかに無線づいてます。そのせいもあって「包絡線」などと聞くと耳がピクピクします(実際には動かないケド。)今回は曲線群 f(x, y, z)=0(aはパラメータ)の包絡線を求めよとの問題。まあ、求めよといって式だけでは寂しいので、Maxima様にお願いすればプロットまでほぼほぼ一撃。 “忘却の微分方程式(99) 反復練習62、曲線群の包絡線(envelop)を描く、Maxima” の続きを読む

Rubyと一緒(10) GR-CITRUS、I2C経由、AQM1602に文字表示

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特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(ルネサスRX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。前回はソフトでタイミング制御で危なかったですが、今回はハードウエアI/F使用でI2Cしてみます。ハードはOKなんだけれども、こんどはツマラナイところ?で引っかかります。Ruby素人はこれだから困る。

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手習ひデジタル信号処理(88) pyrtlsdr、PythonでRTL-SDRの信号を処理

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「数年入手をためらっていた」RTL-SDRを遅ればせながらようやく入手、別シリーズにてインストールからFMラジオ受信まで行ってみました。やってみれば簡単じゃん。ということでRTL-SDRのIQ信号を取り出してみること。使用するのは pyrtlsdr です。PythonからRTL-SDR内部のIQ信号を取り出せるもの。
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データのお砂場(85) R言語、trees、ブラックチェリーの直径、樹高、体積とな

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ABC順(大文字先)で順番に見ているので、前回は treering(年輪)、今回は trees です。サンプルデータ的には木材の体積を木の直径と樹高から割り出すための「回帰式」をつくるためのものみたいです。対象になっている樹木は「ブラックチェリー」とな。日本では「アメリカンチェリー」と言うみたい。知らんけど。 “データのお砂場(85) R言語、trees、ブラックチェリーの直径、樹高、体積とな” の続きを読む

オプション沼(19) gcc、weak symbolの真偽、続-Waddressオプション

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Joseph Halfmoon

組み込みで weak symbol を目にするのは割り込み関係かもしれません。ビルド時にエラーにならないように「とりあえず」weakな奴を並べておいて、後でユーザが実体関数を書いたらそっち、みたいな。前回Waddress オプション使ったときにweak symbolについてチラッと書いてあったです。今回はその確認っと。
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部品屋根性(96) RTL-SDRドングル入手、Tokyo FM受信まで1撃じゃね

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メンドそうなので「後回し」にしていたものの一つに RTL-SDR があります。ソフトウエアラジオ業界の「価格破壊」的USBドングルです。ただ低価格だけれどパチモンも多いらしいのでちょっと不安でもあります。今回「純正」のつもりのドングルと「初心者用」ロッドアンテナを入手。Tokyo FMを受信OK、一撃じゃん。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(157) スピーカの周波数特性、ここでのBWって何よ?

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年3月号の実習2回目です。前回は手動にてスピーカのインピーダンスを測定。周波数に対してプロットしてみました。今回はネットワーク・アナライザとインピーダンス・アナライザを使って測定します。そこで唐突にBW求めよと投げかけられたのですがここでのBWって何?

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OPアンプ大全を読む(22) THD、全高調波歪、いろいろ記載方法があるのね。

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前回までの3回を費やして「4-7 OPアンプのノイズ」を読みました。今回の「4-8 OPアンプの歪」は一撃デス。ほぼ半ページしかなく、キモは上に掲げた公式のみ。前回の公式に比べりゃどうってことない?しかし、データシート上でTHDを調べるにつけ「闇が深い」のか「大人の事情」か、一筋縄ではいかない特性に思えてきました。
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ブロックを積みながら(120) Node-RED、自前ノードに層別集計機能追加

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前回は自前ノード data-check に「流れの中で」平均や分散、標準偏差を求めるためのWelford算法を導入。今回は「流れをぶった切って」再初期化するときに、そこまで到来したデータの層別(ランク付け)結果を送出する機能を追加してみたいと思います。「ブロックを」といいつつズルズルJavaScriptが長くなってる。
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定番回路のたしなみ(28) OPアンプ使った積分回路、OP07シンプル版

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Joseph Halfmoon

またまたやらかしです。前回「反転型」のヒステリシス・コンパレータを構成し、ほぼ4V振幅の三角波入力に対して4V振幅の矩形波を出力。今回は積分回路を構成し4V振幅の矩形波を入力してほぼ4V振幅の三角波を得ました。しかし頭の中で2つを接続したら、ダメじゃん。「反転型」じゃなくて非反転型でないと。。。ともあれ今回は積分回路。

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手習ひデジタル信号処理(87) Scilab、前回の続きでNCOした信号をLPF

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Joseph Halfmoon

外乱も何もない「理想的な」BPSK変調信号をミキサにかけた後LPFという段で、前回はLPF生成関数に足をすくわれました。トホホのお約束か。まあなんとか乗り越えた(ホントか?)ように見えるので、今回は気を取り直してBPSK変調された信号にNCO(もどき)の信号を乗じたものをLPFしてみたいと思います。計算するだけなら只。
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やっつけな日常(51) 許せん、オーバーシュート、アンダーシュートが酷い、なんとかせよと。

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Joseph Halfmoon

別件シリーズでESP32 DevKit-Cの出力端子から取り出した信号が汚いです。ロジック動作としてはOKなんだけれども、こんなオーバーシュート、アンダーシュートが酷い信号をのさばらせておいてはイケないと唐突に決心。対策をば打ってみました。やれば出来るのか、やりすぎなのか、接続する相手次第ぞなもし。 “やっつけな日常(51) 許せん、オーバーシュート、アンダーシュートが酷い、なんとかせよと。” の続きを読む

GoにいればGoに従え(21) TinyGo、乱数発生器よみとり、micro:bit v2

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Joseph Halfmoon

このところBBC micro:bit v2のオンボードペリフェラルを端から見てまわっています。今回はオンボードというよりオンチップペリフェラルです。nRF52833搭載のハードウエア乱数発生器です。Goにはソフトウエアの乱数発生パッケージがありますが、多分ハードウエアで発生した方がより良いのではないかと。知らんけど。 “GoにいればGoに従え(21) TinyGo、乱数発生器よみとり、micro:bit v2” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(118)ARM64(AArach64)Floatのロード#1

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Joseph Halfmoon

ようやく浮動小数の「スカラー演算」命令をあらかた舐めたので次はSIMD命令と思いました。しかし「浮動小数およびSIMDの」ロード・ストア命令の練習を挟んでおきたいと思います。ロード、ストア無にはSIMDの威力も半減以下と。ロード、ストア命令自体は以前やった整数のロード、ストアの以下同文。それでもいろいろありすぎA64。
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