鳥なき里のマイコン屋(88) Longan nano、USARTでprintf

JosephHalfmoon

超お求め易い価格で多機能、そして何かと話題のRISC-V搭載のマイコン・ボード、Longan nanoにも大分慣れてきました。オンボードのLCD、LEDそしてDACという順番に動かしてきましたが、この辺でシリアルポートにprintfできるようにしておきたい。原始的とそしられても、あれば使ってしまうprintfデバッグであります。 “鳥なき里のマイコン屋(88) Longan nano、USARTでprintf” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(87) Longan Nano、DAC

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前回、Longan NanoのDACを動かすと、電圧は出力されるけれども、ディスプレイが消えてしまいました。今回そこをFIXして、ちゃんと電圧出力とディスプレイが両立できたので投稿しておきます。Longan Nano、多機能ではあるのですが、比較的小ピンのマイコン利用なので、端子機能のアサインには注意しないとなりません。 “鳥なき里のマイコン屋(87) Longan Nano、DAC” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(86) Longan Nano、GD32VF103-SDK

JosephHalfmoon

前回、何かと話題のRISC-VをCPUコアに頂くお手頃価格な割には超多機能なマイコン開発ボード、Sipeed社Longan Nanoをお手軽な筈のArduino環境で使ってみました。確かに「Lチカ」は即できるのです。しかし、使いたいアナログインタフェースやディスプレイが簡単に使えなくて、ブーブー言っておしまいになりました。今回は、周辺回路をフルに使える筈のSDKの方にスイッチしてみたいと思います。SDK使うのであれば、ちゃんとデータシートなど読まなきゃ、と「いつもの」反省をしましたが、結局、例によってちゃんと読んでません。 “鳥なき里のマイコン屋(86) Longan Nano、GD32VF103-SDK” の続きを読む

忘却の微分方程式(3) Xcos、積分2つ、どっち?

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初回前回と2回続けて、コロナなどの伝染病の流行モデルの中で一番簡単そうなSIRモデルの微分方程式を、Scilab/Xcosのブロックダイアグラムで「解いて」みました。そして、前回は3つも存在するゲインブロックの「もやもや」を解消しました。今回は積分ブロックの「もやもや」に決着つけたいと思います。なかなかSIRモデルから抜け出せませぬ。

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忘却の微分方程式(2) XcosのSIRモデルを手直し

JosephHalfmoon

前回、今更ながら、微分方程式をScilab、Xcosのブロックダイアグラムで解く題材として伝染病の流行モデルの中で最も簡単そうなSIRモデルを使わせていただきました。しかし、久しぶりで触るScilab、そしてまともに使ったことがなかったXcosということで、とりあえず解けた感はするものの、いろいろ不満あり。今回は細かいところにちょっと手を入れてみた報告でございます。 “忘却の微分方程式(2) XcosのSIRモデルを手直し” の続きを読む

忘却の微分方程式(1) 「コロナ 微分方程式」で検索

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先週「アナログコンピュータ」ネタに手を出してしまい、ついつい微分方程式やらねば(思い出さねば)などと無駄なことを考えてしまいました。そこで「手頃な題材」として、コロナの感染モデルの方程式を解いてみるのはどうでしょうか。テレビじゃ方程式はでてこないけれど、良く出ているグラフを見ればきっと微分方程式に違いない。ネット探せば、方程式くらい直ぐに見つかるだろ、と考えました。

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モダンOSのお砂場(16) FreeRTOS, BLEサンプルコードを読む

JosephHalfmoon

コの字のお陰で、やる気が出ないだけでなく、夢見も悪いです。毎日、毎日「カンセンカクダイ」のニュースばかり見ているためかも。まあ、ボチボチ慣れていかねばね。前回動かしたサンプルプログラムを読みながら、ESP-IDF上のFreeRTOS環境でのESP-32の使い方を学んでいきたいと思います。 “モダンOSのお砂場(16) FreeRTOS, BLEサンプルコードを読む” の続きを読む

ブロックを積みながら(5) Blockly、ローカルSave追加ス

JosephHalfmoon

本物のVirusではない、荒ぶる「コロナ」の言霊のとばっちりを受けたように見受けられるものの一つに「コロナビール」あり。メキシカンと言えばコロナビールであります。緑のライムの小片が、透明ボトルの金色のビールに映えるのでありますな。メキシカンなど食べに出られる筈もなく、サルサもなく、コンビニで手にいれたトルティーヤ風小袋をつまみにいただきます。こういう日々はブロックでも積んでいるしかないか。 “ブロックを積みながら(5) Blockly、ローカルSave追加ス” の続きを読む

Literature watch returns(14) TechNet Gallery Retirement

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盛りを過ぎた桜の花びらが、折からの風に舞い落ちます。眺める人とてまばら。名所というほどの場所ではないものの、何時もの年であればそれなりに賑わったものですが、今年は座って見上げているのも憚られる。ただ花びらの舞い落ちる中を黙々と歩くのみ。

そんなことを書き連ねつつ、Webで検索しておりましたら、一足はやく寂しいお知らせがひっそりとでておりました。2020年3月9日づけ。

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モダンOSのお砂場(15) FreeRTOSでBLEアドバタイズ

JosephHalfmoon

太陽の周りに輝くものでもあった筈の「コロナ」が、いまや迫りくる病魔の名となり重苦しい世の中となりました。それでもモダンOSのお砂場で戯れる、と。今回は、大分前に途中で止まっていた FreeRTOS へと戻ってみたいと思います。理由は、こちらのシリーズとは関係なく、FreeRTOSの開発ができる環境が出来てしまったから。 “モダンOSのお砂場(15) FreeRTOSでBLEアドバタイズ” の続きを読む

ブロックを積みながら(4) Blockly、JavaScript実行ス

JosephHalfmoon

コロナの影が忍び寄り、貧乏暇なし、やらねばならないこともあるのになんともならず、逼塞しておる昨今でございます。自粛だし、雪だし、ということで本日は久しぶりに時間もとれそうなので、再び「ブロック」を積ませていただこうと思います。まあ、前回途中で終わっていたところの落穂ひろいですかね。 “ブロックを積みながら(4) Blockly、JavaScript実行ス” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(84) VS CodeでESP-IDF

JosephHalfmoon

このところ、VS Code+PlatformIOを使わせていただき、M5StackそしてESP32 DevKitCと「ESP32系」でビルドを何回かやってきました。しかし、フレームワークは毎度おなじみArduino。Arduinoは便利で大好きですが、ESP32の場合「本格的にRTOS」するならばArduinoの下に隠れているFreeRTOSに触れる環境、ESP-IDFを使えるようにせねばなりませぬ。メンドイな~と思っていたのですが、PlatformIOにお願いすれば、何もメンドイことは無かったのでした。これまたお楽で結構。

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ブロックを積みながら(3) Blockly、Toolbox拡充ス

JosephHalfmoon

前回は、Blocklyのリポジトリをラズパイ上にクローンさせてもらい、ラズパイ上のHttpdでBlockエディタの画面を表示、とりあえずJavaScriptのコードが生成できるところまで確認しました。しかし、ツールボックスがいかにも貧弱。今回は、またGuideとDemoを読みながら、ツールボックスを拡充してみたいと思います。 “ブロックを積みながら(3) Blockly、Toolbox拡充ス” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(82) VS CodeでESP32 DevKitC

JosephHalfmoon

前回まで、SSHでRemote接続が続いたので、今回はVS Code+PlatformIOでのクロス開発に戻ります。ターゲット・ボードはEspressif Systems社のESP32 DevKitCです。ESP32はデュアルコアCPU。フレームワークはお手軽にArduinoでやってみます。実を言えば既にM5Stackで、ESP32のAruduino環境はセットアップ済です。簡単にできる筈ですが。 “鳥なき里のマイコン屋(82) VS CodeでESP32 DevKitC” の続きを読む