鳥なき里のマイコン屋(114) RISC-VデバッガでESP32デバッグ?

RISC-V-DEBUGGER with ESP32-DevKitC
Joseph Halfmoon

昨年の秋、RISC-VコアのGigaDevice社GD32VF103をよく使っていたときにお世話になっていたSipeed社RISC-Vデバッガ、しばらく使わなかったら動かなくなっていました。原因はドライバの更新。ドライバを復旧するついでにダメ元でやってみたら、RISC-VデバッガでESP32のデバッグ出来ました。メーカ想定外の使用法なので自己責任使用。

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モダンOSのお砂場(18) FreeRTOS、ArduinoIDEでビルドできたんだ

FreeRTOS_blink_on_ESP32_DEVKITC
Joseph Halfmoon

CQ出版社Interface誌の2021年4月号を読ませていただいたために、FreeRTOSのお勉強を再開。ついては実習はどのボードでどの開発環境でやろうかしらと考えました。いつかの候補の中から穴馬出現。予想していませんでしたArduinoIDE、それも既にインストール済の環境でFreeRTOSのコードがビルドできる、というのです。

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IoT何をいまさら(80) M5Stack、BB風拡張PCA9306搭載

M5Stack_I2CMAP
Joseph Halfmoon

アイキャッチ画像にブレッドボードにM5Stackが刺さっているかのような写真を掲げましたが、よく見ればブレッドボード風のユニバーサル基板であります。載っているのはPCA9306、NXP製のレベル変換ICです。これで安心してI2Cで拡張できるので、まずはI2C接続MAPをM5ezでGUI表示。

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Literature watch returns(24) Interface 2021年4月

Interface202104
Joseph Halfmoon

さて前回につづき、今回も御馴染みCQ出版さんのInterface誌。その4月号であります。今回特集は「FreeRTOS入門」。勉強せねばと思いつつ、なかなか捗々しく進んでおらなかったFreeRTOSについて「やれよ」とアオリを入れられた気分であります。やらないといけないな。

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連載小説 第25回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ> サイコーエジソン株式会社8年目のIC営業部海外営業課の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを海外に売っているんですよ。でも、もう20代もあと少し。あとがなくなってきました(焦)。 “連載小説 第25回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

IoT何をいまさら(79) Python, threadingとasyncioなLチカ

Joseph Halfmoon

前回、古いラズパイ1B+の拡張端子を多少使いやすくする工作をしただけで、がぜんやる気がでました。今回は Python3 使って、threadingなLチカと、asyncioなLチカをやってみました。threadingもasyncioも、GPIOの操作などに使うにはもってこい?かも。勿論、あまりクリティカルなタイミング制御には向きませぬが。

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部品屋根性(37) フォトカプラPC817C、ようやくの使途

PC817
Joseph Halfmoon

前々回、DCモータの回転数を上げていくとArduino Uno(互換機だけれども)がハングする現象が現れました。本当は、ちゃんと原因究明をして対策を打つべきかと思うのですが、長い間出番を待っていたデバイスがおり、急遽ご登場いただいて現象解決、回転数変動させてもOKになりました。登場願ったものこそPC817C、フォトカプラです。

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部品屋根性(36) 006P安定化電源、ついでに電池ボックス

AE-006P-PWR with 006P battery
Joseph Halfmoon

本日は電池ネタです。アイキャッチ画像に掲げましたのは、秋月殿から入手した006P電池から5V電源を取り出すためのキットであります。AC電源無いところで5Vの小電源を確保したいときに使える一品。そういえば電池や電池ボックスでも何度か失敗してきたことを思い出します。

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IoT何をいまさら(78) PIRセンサでPiCameraのシャッタを押す

PIR shutter, PiCamera Photo
Joseph Halfmoon

一時は失敗ビルドで上書きしてしまったので使えずにいたラズパイ1(model B+)のpython3が復活したトホホの件書きました。そこでもともと目論んでいた「PIRセンサをトリガにして写真をとってサーバーのラズパイ3 model B+のHDDに送る」件を実施したいと思います。まあPythonさえ復活してくれれば赤子の手を捻るようなもんだ(何と不穏なたとえ)?

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トホホな疑問(30) ラズパイのPythonでトホホ連発?

RPi1B "tower" pin sockets
Joseph Halfmoon

日々ラズパイにお世話になっている割には「ラズパイを知らない」です。それに増しても、いつもの定型的な利用には問題なく使えすぎているので時々深みにはまったときの狼狽にダメージが大きいです。今回はラズパイ上のPythonで連発。何時にも増してローカルねた。

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部品屋根性(35) DCモータ(ブラシ付)、DRV8835でPWM駆動

AE-DRV8835
Joseph Halfmoon

前回はマイクロサーボモータでしたが、今回はブラシ付DCモータを「回し」てみます。小型のものはプラモデルなんかで御馴染みさんのあれです。電源繋げばとりあえず回りますが、いざ制御しようとすると知識不足を痛感。今回はTIのモータドライバIC DRV8835を使わせていただきます。

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連載小説 第24回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>上諏訪時計舎あらためサイコーエジソン株式会社7年目のIC営業部海外営業課の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを海外に売っているんですよ。時代はバブルへGo ! ってな感じなので、時にはボディコン姿で踊ったりもしてたんです(うふ)。 “連載小説 第24回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

IoT何をいまさら(77) M5Stack, M5ez GUIからNode-REDへMQTT

M5ez2NodeRed
Joseph Halfmoon

M5Stack用のGUI、M5ezというもの、なかなか良いものです。スマホのように登録済のWiFiへの自動接続までしてくれるのでとても楽。であれば、運用中のNode-REDのダッシュボードにMQTTで接続するのは必然であります。実際、簡単に接続できたのですが、何時もの通りのお間抜けもあり。

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部品屋根性(34) マイクロサーボSG-90、UnoとNucleoでソース共通

SG90
Joseph Halfmoon

SG-90は、「Arduino業界」定番のマイクロサーボモータでしょう。Arduinoからの制御は簡単。しかし「データシート」と称するものはあるのですが、電気特性はイマイチ不明なところあり。電源電圧異なる環境で、標準機Arduino UnoとSTM32マイコンのNucleoボードの両方で「回して」みました。

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