忘却の微分方程式(118) 反復練習81、回転体の側面積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回につづき、Maxima様にお願いするなら「計算を簡単にするためのコマケーテク」など不要、そのまま計算すればOKよ、の回なんであります。折角教科書はテクを教えてくれているのに。しかし積分結果に逆双曲線関数登場。あれあれ、逆ハイパボリックサインってどんな関数だったっけ?log()の形に変形したいのよ。どしたら良いの?

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忘却の微分方程式(117) 反復練習80、二重積分で曲面積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は体積、今回は表面積デス。今回は高校生の皆さまならば一瞬で解ける部分にハマりました。入試なら落ちてマス。教科書は「楕円の一般形」の式に帰着させるのに「平方完成」していたのです。そこに踏み込んだ忘却力の年寄は難渋しました。しかしMaxima様にお願いするならそんなテクなど無用、そのまま計算すれば良かったのです。即答。
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忘却の微分方程式(116) 反復練習79、三重積分で体積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

3次元空間の領域Dを3重積分すれば体積が求まると、道理であります。積分領域Dが簡単ならば何も言うことはありませぬ。しかし、ちょいと捻くれたDを相手にするとへなへなと萎れます。どしたら良いの?そういうときこそヤコビアンさんの出番かもしれませぬ。今回は上手く行くケース、例題だから当然っちゃ当然。

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忘却の微分方程式(115) 反復練習78、二重積分で体積を求める、その2、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回はフツーに2重積分で体積を求める例題です。前回のように座標変換など出てこないのでヤコビアンさんなどは登場しませぬ。ひたすら「解くのみ」であります。こういう極力頭を使わない力業的な計算においては、Maxima様のご利益は絶大であります。ただただおすがりして計算をお願いするのみ。他力本願。違うか? “忘却の微分方程式(115) 反復練習78、二重積分で体積を求める、その2、Maxima” の続きを読む

忘却の微分方程式(114) 反復練習77、二重積分で体積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

頭に霞がかかった年寄デス。前回、二重積分を使って面積を求めたと思ったら、こんどは二重積分で体積を求めろとのお題です。なんだかな~どこかでやったような気もするな~気のせい?例題は楕円体っす。ラグビーボール型、W杯か。楕円ってことは何かい、極座標変換かい。するっていとまたまたヤコビアンさんか、真打登場ってか。

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忘却の微分方程式(113) 反復練習76、二重積分でも面積が求まる、Maxima

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Joseph Halfmoon

頭の固い年寄デス。面積求めるのに二重積分を持ち出すこともあるまい、と思っていました。しかし、今回は二重積分でも面積求まるのだぞ、それもカッコよくという回なんであります。言われてみれば当たり前なんだが。それに変数変換にヤコビアンさんにと数学センスの無いこの年寄は取り残されてる感じ。

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忘却の微分方程式(112) 反復練習75、広義積分、確率密度関数の積分へいたる、Maxima

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Joseph Halfmoon

別件で正規分布「ではないやつ」のリサンプリングが分からんとブーたれていたらバチがあたりました。今回の積分の課題は正規分布に至る道筋デス。前回は特異点をすり抜けて?積分。今回は-∞から∞までの広義積分であります。「ありがち」か?教科書はテクを駆使して解いてますが、Maxima様にお願いすれば一撃。あっけない?
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忘却の微分方程式(111) 反復練習74、2重積分、特異点、広義積分、Maxima

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前回は3重積分だったですが、今回は何度目かの二重積分です。しかし「特異点」登場。Singularityってやつ。恐ろし気な。。。無限大が出てくるのに定積分が計算できてしまうとはこれいかに。数学素人の年寄は目が回るばかりですが、数学じゃ「あるある」。そういえばいつもお世話になっているフーリエ変換様も区間無限大か。 “忘却の微分方程式(111) 反復練習74、2重積分、特異点、広義積分、Maxima” の続きを読む

忘却の微分方程式(110) 反復練習73、3重積分、積分変数変換、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回までは2重積分で変数変換を練習してきましたが、今回は3重積分での変数変換です。積分領域を確かめ、ヤコビアンさんを計算して、積分変数を変換した積分を行うという手順は2重積分のときと変わりませぬ。しかし、変数が増えるとぐっとメンドくなるのよ。でもMaxima様にお願いする分には2個も3個も関係ね~と。

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忘却の微分方程式(109) 反復練習72、2重積分、変数変換合わせ技一本? Maxima

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Joseph Halfmoon

前回まで極座標変数変換を行って二重積分を解く例題をやってきました。今回も最終的には極座標変数変換で解くのですが、1回ではできず変数変換を2回やる「合わせ技」のスタイルです。積分領域は都度グラフ化して確かめてみます。当然ヤコビアンさんも登場。今回はMaxima上でヤコビアン(行列式)を求めるのも練習してみます。
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忘却の微分方程式(108) 反復練習71、2重積分、極座標変数変換その2、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回はドーナツ型の積分領域を極座標変換して2重積分しました。今回も極座標変換ですが、積分領域が楕円になりました。前回同様、再びヤコビアンさんが登場しますが、円の時とはチョイと違うみたいです。変数変換にも楕円の長軸、短軸長さが入ってくるし。まあ、極座標変換してしまった後はMaxima様の一撃にてお答えは求まるっと。

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忘却の微分方程式(107) 反復練習70、2重積分、極座標変数変換、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は三重積分でしたが、今回は2重積分に戻ります。平面座標系(x,y)から極座標系(r, θ)に変換した方がよろしいんでないかい、という極座標への変換を行うケースです。あれれ、2変数のときの変数変換ってどうやったら良かったんだっけ?ヤコビアン?めんどくせーお名前の奴が召喚されてきました。どちら様でしたっけ?

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忘却の微分方程式(106) 反復練習69、三重積分その1、Maxima

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Joseph Halfmoon

長らく二重積分やってましたが、今回はフツーの三重積分です。まだまだ二重積分も三重積分も続くであろう教科書の流れです。今回は「箸休め」的な素直に三重積分の回かね。まあね、計算するのはMaxima様デス。Maxima様的には、二重だろうが、三重だろうがほぼほぼ関係ないっと。適切に積分領域を指定できさえすれば問題ない。何が?

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忘却の微分方程式(105) 反復練習68、二重積分の積分順序の変更?、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回、教科書的には二重積分の積分順序を変更すると御利益があるかも、の回です。順序変えたら計算がお楽になる、というのは人間にとってでしょうな。Maxima様にとってどうなのかはイマイチ分かりませんです。今回は教科書式の順序変更をやってお答えが出た後で、スイッチ一つつけたら変更せずに解けること発見。丸投げするのが一番?
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