定番回路のたしなみ(34) エミッタ接地増幅回路のReと並行に入ってるCの件。SIMのみ。

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Joseph Halfmoon

暑いデス。暑いと現物回路を組み立てる気力なく、シミュレーションでお茶を濁さんと。そういうわけで今回は再びエミッタ接地増幅回路に戻り、アリガチなREと並行に入っているキャパシタンスの効用を噛みしめてみるだけの回といたします。よく見るコイツは交流増幅度を持ち上げてくれるお役目あり。AC解析してみれば一目瞭然だと。
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定番回路のたしなみ(33) NPNトランジスタ2N3904でエミッタ・フォロワ

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Joseph Halfmoon

前回前々回とバイポーラトランジスタでエミッタ接地増幅回路を嗜みました。エミッタ接地増幅回路は増幅はしてくれるものの欠点もあり。結構ヘタレ?で、ちょっと負荷が重くなるだけで振幅がしぼんでしまいます。そんなときにもう一段、エミッタ・フォロワを使えばちょっと負荷が変わっても振幅はそのまま、頑張って電流を流してくれるっと。
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定番回路のたしなみ(32) 今度はPNPトランジスタでエミッタ接地増幅回路。SIMのみ。

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Joseph Halfmoon

前回はNPNトランジスタ、2N3904をつかってエミッタ接地増幅回路を嗜んでみました。NPNやったんだったら、PNPもやっておけよ、ということで2N3904の相方?2N3906、PNPトランジスタを使って同じくエミッタ接地増幅回路を嗜んでみます。コンプリメンタリってやつ。電圧に対して上下ひっくり返せばそのままでいける?

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定番回路のたしなみ(31) エミッタ接地回路のバイアス点をLTspiceで。なんも考えね~。

EmitterCommonCIR
Joseph Halfmoon

このところオペアンプ続きだったので、たまにはディスクリートのバイポーラ・トランジスタを使いたいと思うのです。しかしアナログ素人には敷居が高いです。例えばバイアス電圧の与え方。教科書みれば設計の仕方いろいろ載ってますがメンドクセーです。そんなときLTspiceに”.TF”というコマンドあることに気づきました。

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定番回路のたしなみ(30) 三角波生成回路、ようやく一周回った。OP07シンプル版。

Joseph Halfmoon

前々回、積分回路をやり、前回、ヒステリシス・コンパレータ(非反転)をやったので、今回は一方の出力を他方の入力へ結合し、お互いにクルクルと回りあうようにすれば三角波生成回路(矩形波も得られるケド)の出来上がりです。予定外だったのは最初に反転型のヒステリシス・コンパレータをやってしまったこと。余分だったけど。練習になった?

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定番回路のたしなみ(29) 「非」反転型ヒステリシス・コンパレータ、OP07シンプル版

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Joseph Halfmoon

前回、積分回路を作っていて、前々回のヒステリシス・コンパレータが大間違いだったことに気づきました。必要なのは「非反転型」なのに前々回では「反転型」作ってました。これでは2つの回路を接続しても発振しません。そこで今回は前々回の反転型を非反転型にひっくり返してみます。動くに決まってる?

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定番回路のたしなみ(28) OPアンプ使った積分回路、OP07シンプル版

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Joseph Halfmoon

またまたやらかしです。前回「反転型」のヒステリシス・コンパレータを構成し、ほぼ4V振幅の三角波入力に対して4V振幅の矩形波を出力。今回は積分回路を構成し4V振幅の矩形波を入力してほぼ4V振幅の三角波を得ました。しかし頭の中で2つを接続したら、ダメじゃん。「反転型」じゃなくて非反転型でないと。。。ともあれ今回は積分回路。

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定番回路のたしなみ(27) 反転型ヒステリシス・コンパレータ、OP07シンプル版

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Joseph Halfmoon

このところ発振回路づいてますが、今回は箸休め回か。といって後で発振回路に使うつもりの回路ではあるのです。反転型のヒステリシス・コンパレータとな。Opampをフィードバックかけずにコンパレータにすればヒステリシス無。+側にフィードバックかけてコンパレータにすればヒステリシス付きと。キホンだなあ。 “定番回路のたしなみ(27) 反転型ヒステリシス・コンパレータ、OP07シンプル版” の続きを読む

定番回路のたしなみ(26) 続ウイーン・ブリッジ発振回路、ツエナーダイオードでAGC的な?

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Joseph Halfmoon

前回、ウイーン・ブリッジ発振回路を嗜んでみました。ちょっとゲイン大き目にするとオペアンプの振幅振り切って正弦波の頭が平らになってしまうし、ちょっと小さくすると今度は発振とまってしまう(振幅不安定)ということで調整無理やりでした。今回はそれをダイオード2個と抵抗一個追加してゲインを自動調整、これはAGCってことかい。 “定番回路のたしなみ(26) 続ウイーン・ブリッジ発振回路、ツエナーダイオードでAGC的な?” の続きを読む

定番回路のたしなみ(25) ウィーン・ブリッジ発振回路、無理やり正弦波に調整?

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Joseph Halfmoon

前回は電子デバイス業界のクラシック?コルピッツ発振回路で滑らかな正弦波を得ました。今回も正弦波です。これまた業界のクラシック?ウイーン・ブリッジ発振回路とな。「なんたらブリッジ」大昔盛んにやった記憶があるのですが、どれもこれも気難しい回路だったような?クラシックの大先生だから致し方ない?どうするんだ?

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定番回路のたしなみ(24) LC発振で正弦波、コルピッツ発振回路、トランジスタ編

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Joseph Halfmoon

前回の電子工作業界?のハローワールド非安定マイブレータで発振回路に目覚めました。今までギッタンバッコンするような回路ばかりだった気がします。こんどは滑らかな正弦波(サイン波)を出力する回路がいいです。心が洗われるな。ホントか。そこでこれまた定番、コルピッツ発振回路をやっつけてみました。BJT1個でLC発振の巻デス。
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定番回路のたしなみ(23) ど定番「電子工作業界?のハローワールド」非安定マルチバイブレータ

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Joseph Halfmoon

前回PLL-ICなどいじりながら気がついてしまいました。定番といいつつ、一番の定番をやってないんじゃないかと。そうです、電子工作業界?の一丁目1番地、いやHello Worldというべきか、皆さまお馴染みの非安定(無安定?)マルチバイブレータであります。LEDとりつけて目でチカチカするのが分かる周期の遅いやつです。 “定番回路のたしなみ(23) ど定番「電子工作業界?のハローワールド」非安定マルチバイブレータ” の続きを読む

定番回路のたしなみ(22) CD4046でFM復調(FM Demodulation)

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Joseph Halfmoon

CD4046は噛めば噛むほど味がでる(スルメか)デバイスであります。前回はフツーにPLL(フェーズロックドループ)で周波数の逓倍回路だったですが、今回はFM変調された波形から復調(デモジュレーション)を試みます。それにしてもテスト用にFM変調波形を作らないといけないけれどどうするの?

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定番回路のたしなみ(21) CD4046でPLL(フェーズロックドループ)その3

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Joseph Halfmoon

前回、CD4046を使って入力クロックと1:1でフェーズロックする回路を実験しました。でも1:1ではPLLっぽくないすよね。今回は4ビット・カウンタ、TC4520BPを分周器として使用してみます。VCO出力と位相検出器の間に分周器を挿入し、クロックを逓倍してみます。控えめ?な2逓倍ですけれども。

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