忘却の微分方程式(25) 積分、MathematicaとMaxima

IntgEC
Joseph Halfmoon

前回は微分ということで、今回は積分です。わたしゃ自慢じゃないですが、積分が出来る気がしません。それもあってのMathematicaとMaximaに頼りたい症候群であります。今回は表面的なところを、おっかなびっくり、なでてみたいと思います。積分に関しては、Mathematicaの方が「分かり易い」感じ。何といっても入力の形からして。 “忘却の微分方程式(25) 積分、MathematicaとMaxima” の続きを読む

部品屋根性(57) 新日本無線+リコー電子デバイス=日清紡マイクロデバイス

Joseph Halfmoon

私は最近知ったのでありますが、「オペアンプの」新日本無線と、「電源ICの」リコー電子デバイス社が2022年1月合併するのだそうです。そして合併後の新社名は「日清紡マイクロデバイス」。あれれJRCでもRICOHでもない。日清紡のCMをTVで目にしますが、「何をやっているか知らない」間にこんなところに手を伸ばしていたのね。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(68) ADTL082でウインドウ・コンパレータ

Window Comparator
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今回は前回の続きでアナログコンパレータです。前回使用のオペアンプは、ちょっと寂しいOP37(新規設計非推奨)でしたが、今回はADTL082(製造中)であります。前回は4種類のコンパレータを作りましたが、そこでの積み残し「追加の実習」でウインドウ・コンパレータを作ってみます。そして今回「も」恐れ多いことがあるのだな。

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ブロックを積みながら(47) Node-RED、Dashboard、audio out

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Joseph Halfmoon

このところDashboard用のノードを勉強しております。今回は「Dashboardの」audio outノードです(似たものがDashboardの外にもあり。)Dashboard用と言いつつ、Dashboardの表面には見えませぬ。しかし「結構使える」気がします(個人の感想です。)まあ、ちょっと使い方難しいところもあるけれども。

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MicroPython的午睡(55) ATOMLite、NodeREDにCdSセル結果報告

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前回 M5ATOMLiteのADCにCdSセルを接続し、値を読み取ることができました。今回は測定値をサーバ機Raspberry Pi3上のNodeREDに報告です。DHT11、BMP280と「既に通ってきた道」なので以下同文でOK、っと思ったら温度、湿度グラフのところにバグが。。。まあついでに修正。

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モダンOSのお砂場(28) FreeRTOS、スケジューラの起動、SAMD21

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前回は、ESP32上のFreeRTOSでした。しかしESP32だと出来なかったことがあるのです。スケジューラの起動。ESP32の場合FreeRTOSが動いているのが前提なので、こちらに制御がもらえる前にスケジューラが動いてます。一方、最近手に入れたSAMD21機Arduino環境では、スケジューラを自分で立ち上げればFreeRTOSできる、という仕組み。

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鳥なき里のマイコン屋(150) K210、MAiX-BiT、C/C++で恒例Lチカ

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Joseph Halfmoon

前回ボード入手のKendryte、K210についてC/C++で恒例Lチカをしてみたいと思います。以前はK210についてはMAiX PyというMicroPython環境ばかりでしたが、C/C++でも環境が整ってきたようで随分使えるようになっていました。ビルドに使う環境はWindows PC上の VSCode + PlatformIO です。

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L.W.R.(37) 古文書編#8 『ハイ・アウトプット・マネジメント』グローブ著1983

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Joseph Halfmoon

今回取り上げさせていただきますのはビジネス書、当時のインテルの現役社長様がインテルが大を成すまさにその時期にお書きになったご本であります。『ハイ・アウトプット・マネジメント』アンディ・グローブ著、小林、上田訳。訳書は1984年ですが、原著は1983年。手元にあるのは「オリジナル」の早川書房版の初版です。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(40) RISC-V、div、RV32M拡張その3

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前回の乗算に比べると今回の除算命令は分かり易いです。商と余りのどちらか結果はひとつだけという割り切りの効果でしょう。C書いていたら、どちらか一つを求めるのが普通だし、プログラミング言語的にもあっている感じ。そんなこんななのでサクッとやりたいと思います。割り算だよ。

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鳥なき里のマイコン屋(149) K210、64bit RISC-V、MAiX-BiT到着

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Joseph Halfmoon

上のアイキャッチ画像に掲げましたのは、左からESP-EYE、MAiX-BiT、M5STICK-VのエッジAI用マイコン3機種であります。いずれもカメラで画像を取得し、認識させるような用途を狙っています。今回手に入れたのは真ん中のMAiX-BIT(マイク付版)です。お求めやすいお値段(次機種が出そうだからか?)に惹かれて。

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AT SAMの部屋(1) SAMD21搭載、Seeeduino Xiaoで吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

Microchip社のArm搭載マイコンSAMの投稿が大分溜まったので、散在する投稿の総目次を作るとともに、シリーズを独立させることにいたしました。「AT SAMの部屋」であります。独立初回の今回は、先週手に入れたSeeeduino Xiaoを組み立てて、何時ものとおり、まずはLチカから。 “AT SAMの部屋(1) SAMD21搭載、Seeeduino Xiaoで吉例Lチカ” の続きを読む

データのお砂場(1) R言語、AirPassengers、せめて前年同月比プロットしたい

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Joseph Halfmoon

モダンOSに続く「お砂場」シリーズ第2弾?は「データ」です。最近、データサイエンティストの活躍凄まじく?年寄りはついていけません。xxの冷や水、世にあまたある「サンプルデータ」を味わう程度でもよろしかろうと。今回は長らく眠っていたR言語を復活させて、大量に含まれているサンプルデータセットの最初の1個を触ってみました。

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手習ひデジタル信号処理(11) STM32F446、FIRフィルタその3,直接形Class

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Joseph Halfmoon

前回前々回とFIRフィルタで特性も同じ。しかしフィルタを構成する形は異なりました。しかし今回は前々回と形も同じ。違うのはソースコードの書き方のみ。折角のC++のコンパイラだし、「クラス」を使わずにはいられないっと。「テンプレート」もね。確かに見通しよくなるけれど、年寄りはC++には染みついた抵抗がある。 “手習ひデジタル信号処理(11) STM32F446、FIRフィルタその3,直接形Class” の続きを読む

忘却の微分方程式(24) 導関数、微分、MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

前回が極限であったので、今回は導関数、微分であります。ようやくシリーズタイトルに近づきつつ(まだ先は長いけど)ある感じがします。通例、「分かり易い」Mathmaticaと「知っているべきことが多い」Maximaという感じ(個人の感想です)なのですが、今回は逆。Maximaの方がストレートな印象。ホントか?

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