ブロックを積みながら(22) MakeCode、いつの間にmicro:bit v2対応?

v1v2
Joseph Halfmoon

前回、BBC micro:bit v2用のプログラムをMakeCodeエディタで作成中にメモリ不足に起因するとみられるエラーに遭遇いたしました。その時点ではv2、v1に関わらずv1のメモリ上限で制約されていると推測いたしました。しかし、それからわずか1か月、何もしていないのですが v2の拡張されたメモリを使えるようになってました。

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鳥なき里のマイコン屋(125) Nucleo+MCP2562でCANバスにフレーム送信

MCP2562
Joseph Halfmoon

前回、M5StackとArduino Uno間でCANフレームの送受信ができるようになりました。しかしCANは「バス」です。1対1で通信できても物足りませぬ。そこで今回はST MicroelectronicsのSTM32マイコン搭載、Nucleo-F072RBをCANバスに接続してみます。でもね、PHYはMicrochip製MCP2562。

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MicroPython的午睡(29) ラズパイPico、PIOでパルス幅測定

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Joseph Halfmoon

Raspberry Pi Picoの上でMicroPythonを走らせていて「どうしたら良いのか」ちょっと迷ったことにパルス幅の測定があります。RP2040のPWM機能の中に周波数測定、デューティ測定などはありますが、単発のパルス1発の幅を拾いたいです。こういう時こそPIO(Programable IO)ですかね。

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部品屋根性(45) SEMITEC製 10TPS83T サーモパイル

10TPS83T
Joseph Halfmoon

IoTセンサ図鑑に触発?されて、柄にもなくアナログなセンサに手を出しております。今回はSEMITEC製 10TPS83Tサーモパイル、非接触で温度を測ったり、生体を検出したりすることができるセンサです。センサの原理は素晴らしいものなのだけれどね、温度を測ろうとしたら中々大変であることをいろいろ納得?本当か?

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連載小説 第39回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業担当でしたが、平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。同期の工作君とトム君も一緒に赴任中。黄金時代でしたね。 “連載小説 第39回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(41) ADALM1000(M1K)で重ねの理

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Joseph Halfmoon

前回は脇道にそれた挙句の半分失敗、今回は気を取り直してのアナデバ社(ADI社)のWeb記事「StudentZoneを端から読む」の2018年2月号に復帰であります。ただね、予定通りに進行してしまうと、書くことが無いデス。

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トホホな疑問(35) Mbed Studio、ビルドも実行もできるんですが。。。

Nucleos
Joseph Halfmoon

別件で ST Microelectronics社のNucleo-F072RBをMbed OSで動かす必要がでてまいりました。Mbedオンラインコンパイラでなく、久しぶりにローカルな開発環境であるMbed Studio でやってみるか、ということで眠っていたMbed Studioをアップデートいたしました。ビルドのテストをしてみたのですが、できるのだけれど、ちょっとトホホな状況。

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モダンOSのお砂場(26) Zephyr RTOS、micro:bit v2でHello!

microbitV2package
Joseph Halfmoon

前回、MbedオンラインコンパイラがサポートしているBBC micro:bitはv1.3だということに気づいてしまいました。v2は勿論、v1.5すら対象外。愕然。まあ、v1.3とv1.5の差に気をつければ生成オブジェクトはv1.5ハード上でも動作することは確かめましたが。しかし大っぴらにv1.5およびv2をサポートできるRTOSとしてZephyrの利用にトライ。micro:bit v2上でZephyrのサンプルプログラムを動かしてみました。

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Literature watch returns(25) IoTセンサ図鑑 2021年版

IoT_Sensor_2021
Joseph Halfmoon

アイキャッチ画像に掲げましたる小冊子は、何を隠そう(隠しませんが)CQ出版 インタフェース誌2021年7月号の付録です。本誌のテーマは「IoTプロトタイプ入門」とて、普段から本サイトでもやっておるような事が記事になっており、これは学び直さんと思った次第。

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部品屋根性(44) マイクロチップ MCP4725、12bit DAコンバータ

MCP4725
Joseph Halfmoon

今回とりあげさせていただきますのは、マイクロチップ社製、12ビットのDAコンバータ MCP4725です。I2Cインタフェースで出力値を指定できるもの。加えてオンチップにEEPROMを搭載、出力値を記憶させ、電源投入と同時に所定の出力を得ることもできるデバイスです。

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MicroPython的午睡(28) ラズパイPico、lightとdeepなsleep

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Joseph Halfmoon

Raspberry Pi Pico上のMicroPythonで以前から気になっていたのが、電力制御関係の関数です。パソコンに接続してソフトを書いている分には必要性は無いですが、バッテリに接続して動作させようとする場合には非常に重要です。それらしい関数が存在するので、きっと効果あるに違いないと思い込んできたのですが、そこには闇がありました。

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モダンOSのお砂場(25) MbedとMicroBit、threadとfiber

Joseph Halfmoon

前回は、Arm Mbedコンパイラ上で、BBC micro:bitのBluetoothサービスを起動するオブジェクトを生成し、スマホとペアリングさせてその動作を確認いたしました。しかし、例によってドキュメントもよく読まずにやっているのでペアリングにはテコずり、他にも不明な点がポロポロと。今回は一度立ち止まって文書を確認しましたです。

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連載小説 第38回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業をしていましたが、平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。一月遅れでトム君も合流し、同期が3人ともアメリカ赴任中です。 “連載小説 第38回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(40) ADALM1000、自己キャリブレション半分失敗?

AD584
Joseph Halfmoon

前回、ADALM1000(M1K)での電流測定にオフセットのっているじゃん、という1件あり。テキトーな対処でお茶を濁しました。しかし、そういえば「キャリブレーション」というお言葉を何処かで見たような。。。早速やってみたのですが、半分成功、半分失敗?やり方がマズイの?それともハード?混迷は深いです。

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