トホホな疑問(4) Raspberry Pi、Google Home Mini 音を出す小ネタ

この間、Raspberry Pi ZeroにUSBオーディオを取り付けて、音声の録音と再生などを行ってみたことは書かせていただきました。Raspberry Piなどの音声関係については疎くて知らずにいたことも多いです。USBオーディオの記事で書かなかったことについてもメモを残しておくことにいたしました。なにせ記録せずに1週間もたつと皆忘れている今日この頃。 “トホホな疑問(4) Raspberry Pi、Google Home Mini 音を出す小ネタ” の続きを読む

IoT 何をいまさら(35) Raspberry Pi、Microphone

前々回、Raspberry Piにカメラモジュールを接続してみましたが、今回は、マイクロフォンを接続したいと思います。音響センサ=マイクでIoTというよりも、どちらかといえばAIネタ考えているのですが、まあお許しください。Raspberry Piでも Pi 1 やPi 3など、オーディオ出力のピンジャックを持っている機種もありますが、今回はピンジャックの無いPi Zero Wターゲットです。いずれにせよ、オーディオ入力は存在しないので、外付けするしかありません。かなりお安い周辺装置を購入したのですが大丈夫でしょうか。 “IoT 何をいまさら(35) Raspberry Pi、Microphone” の続きを読む

IoT何をいまさら(34) M5StackのGroveコネクタ

M5Stackをいじるようになって、直ぐに気になったのが、側面に存在する赤色の4ピンのコネクタでした。電源、グラウンドにI2Cバスの2ピンが出ています。調べてみると

Groveコネクタ(オリジナルはSeeed社、スマートxxみたいなIoTネタの多い会社)

と呼ばれているようです。世の中にはこのコネクタに接続することのできるセンサその他がいろいろ存在していました。勿論、M5Stack用のものも多数ありました。とりあえずちょっと使ってみるべし、ということで「このコネクタに接続できる最も簡単なユニット」を購入してみました。 “IoT何をいまさら(34) M5StackのGroveコネクタ” の続きを読む

AIの片隅で(10) Actcastベータ版リリース

昨日、Raspberry Piにカメラを取り付けたので、がぜん気になってきたものがあるのです。

Actcast

という「クラウドサービス」です。気になった理由はRaspberry PiのGPUをAIの推論に使っているらしいから。Raspberry PiのGPUはあることは知っていても、NVIDIAのCUDAのように「表立って」使っているようなケースをほとんど聞いたことないので、かなり気になってました。そうしたらちょうど、今月8月1日にActcastはアルファ版からベータ版へと進んだというリリースが。タイミングが良いな。。。 “AIの片隅で(10) Actcastベータ版リリース” の続きを読む

IoT何をいまさら(33) Raspberry Pi Camera

どちらかというとAIネタの方で使うつもりで、Raspberry Piにもカメラモジュールを接続しておこうと思い立ちました。何種類が出ているのは知っていたのですが、よく調べもせず、適当に買ってしまいました。ぶっちゃけ、お値段がお安いものを選んだだけ。買った後になって、モジュールの素性とか接続とか調べているのですからかなりな泥縄。それでも特にトラブルもなくつないで写真が撮れたのでOKと(何がOK?)。 “IoT何をいまさら(33) Raspberry Pi Camera” の続きを読む

トホホな疑問(3)PYTHONHOME、忘れてました

遅ればせながらも、Python3に移行しなければとようやく決意したのは、Raspberry Pi上で何度もpipを動かしていたためでした。何度も「警告」文が表示されるので、ああ、2020年になったら打ち切りだったのね、と認識を新たにいたしました。ギリギリになって慌てるのも嫌なのでいまから着手しておくかい、と思い至りました。私なんぞの使い方であれば、そんなに「ハマる」ところも無さそうだし。。。 “トホホな疑問(3)PYTHONHOME、忘れてました” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(70) Espressif Systems 上場!

前から気になってはいたのです。それどころか手元にそこのチップを使った「マイコン開発ボード」2種類あり、使わせていただいとります。

Espressif Systems

秋葉原などへ行くと(人が多いので滅多に行きませんが)Espressif製品は溢れております(いいすぎか)。いえ、秋葉原どころか世界中といってよいのでは。(母集団を限定すれば良いのだ)マイコンだのIoTだのいうような世界では非常に人気者のチップに見えます。その割には知らない会社。中国上海の会社だということは皆知っているけれども。そうしたところ、先週目出度く(未公開株を持っていた人にとっては、多分)上場したとのニュースを見ました。公開したからには、いろいろ情報が出てきたんじゃないかい、ということでEspressifのサイトなどをあさってみましたです。 “鳥なき里のマイコン屋(70) Espressif Systems 上場!” の続きを読む

AIの片隅で(9) 続Chainer Tutorial Book

前回、「Chainer演習はまた明日」などと書きながら、わずかに最初の項目を実施しておったんでございます。本来ならば、本日も投稿書いている暇あったら Chainer Tutorial Bookの勉強進めろよ、とも思うのですが、とりあえず演習に辿りつくところまでは書いておきます。そうしないと忘れてしまうから。 “AIの片隅で(9) 続Chainer Tutorial Book” の続きを読む

IoT何をいまさら(32) M5Stackへ, Nucleoから移植

ロガーが必要だな、などと思い至りました。そのお役目はM5Stackへお願いしようと考えているのであります。小なりとは言え、ロガーに必須な記憶装置のスロットあり、自前の表示パネルあり、無線も使えて、なんとなれば自前のバッテリーも使えると至れり尽くせり。ハード的には、センサをI2Cで接続してやればOK。後はソフトを書くだけ。しかしね、ドキュメントが無い分けじゃない(結構いろいろある)割に、私が気になることは見つからなかったりする。一歩一歩確かめていくしかありますまい。 “IoT何をいまさら(32) M5Stackへ, Nucleoから移植” の続きを読む

AIの片隅で(8) Chainer Tutorial Book

マイコン関係のWeb上開発ツール、例えばArm Mbed Compilerなどをこのところ触っている時間が長いのですが、AI関係に目を転ずれば、それどころではありませんでした。凄い事になってました。勉強不足にて、Googleの ColaboratoryというWebサービス、使ったことなかったんであります。今回、ChainerのWeb上のチュートリアルに素晴らしいものがあると聞き、触ってみればGoogle Colaboratoryの上に構築されたチュートリアル用の「ノートブック」でした。貧しくてGPUも買えない私でもお試し可能な素晴らしい環境です。何といっても無料が嬉しい。 “AIの片隅で(8) Chainer Tutorial Book” の続きを読む

土木でエレキ(17) AS3935 雷センサ、初検出!

5月の連休に AMS社のAS3935 Franklin Lightning SensorをArduino unoに接続し、検出結果をロギングするPC上のソフトを作り、いまかいまかと雷様を待ちました。しかし、運が悪いことに、雷発生しそうだということで装置を「稼働」させると雷雲は近づかず、雷雲が近づいたときには装置を稼働できる状況になかったり(寝ていたことも一度ありましたが)しておりました。結局、3カ月ちかくAS3935が実際に雷を検出することはなかったのであります。しかし、それも昨日で終わりました。ようやく初検出です。しかし、いろいろ直すべきことあり。 “土木でエレキ(17) AS3935 雷センサ、初検出!” の続きを読む

AIの片隅で(7)Google Home Mini来た!

数日前、「Ok Google、<ラジオ局名>」などと言えばラジオをかけてくれる例のヤツが届きました。今頃になってようやく、文明開化、な感じがします。ま、とあるキャンペーンで手に入れたものであります。シンガポールから届きましたね。スマホを使えば似たようなことできますが、電話でもないのに「人前でスマホに何か語りかける」のに抵抗を感じる年寄りにとっては、誰憚りなく「Ok Google」言えるのは何か嬉しい。こないだまでやっていたラズパイ上の MNISTが「AI業界のHello World!」ならば、AIスピーカは、

AIへの門

であります。天国への門なのか、はたまた地獄の門か?ともあれ、付き合ってみるしかありますまい。 “AIの片隅で(7)Google Home Mini来た!” の続きを読む

IoT何をいまさら(31) Raspberry Pi Zero Wがやってきた

このところ、Raspberry Pi 1 model B+Raspberry Pi 3 model B+ などでAIネタをちょっと始めたんでありますが、今回は 買ったばかりの

Raspberry Pi Zero W

であります。CPU自体はRaspberry Pi 1と同じArm11のようですが、なにせボードが小さくて低価格。何かに組み込んで使うにはピッタリのボードです。そのくせ、WiFiとBluetooth搭載なので、とりあえず電源さえあれば外部との接続OK!そして他の「マイコン開発ボード」類との決定的な違いは、「まともなOS」(RTOSをディスるつもりはありませんよ)を搭載可能で、セルフ開発が問題なくできること。とても便利なボードです。今回、Zeroには入出力を担当してもらうことにし、その為の環境構築を始めました。 “IoT何をいまさら(31) Raspberry Pi Zero Wがやってきた” の続きを読む

AIの片隅で(6)ラズパイでChainer、続々編

一昨日は、非力なRaspberry Pi 1 Model B+で『AI業界のHello World!』ことMNISTのEpoch 1を実行するのに一晩かかったわけであります。そして、新規導入の

Raspberry Pi 3 Model B+

(そのうち Pi 4 も欲しいのですがね)を取り出し、Raspbianをセットアップした暁には、早速にChainerインストールしてMNISTの学習をやらせてみると誓ったのでした。やってみました。結論から言えば、昨晩走らせたものが今朝には完了していました。やっぱり、Pi 3速い。Pi 1の20倍くらい速い(といって、まだGPUレスのパソコンの方がPi 3の50倍くらい速いのですが)。 “AIの片隅で(6)ラズパイでChainer、続々編” の続きを読む