お手軽ツールで今更学ぶアナログ(158) AD2、遅延計測スクリプト機能追加と小ネタ

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)の日本語版記事の最新号をキャッチアップできたので、再びAnalog Discovery2のスクリプトの練習に戻ります。第155回では2つのチャネル間の信号の立ち上がりの時間差を「遅延」とみなして測定。今回は立ち上がり、立下りの区別なく、「エッジ間」ということで測定できるようにしてみました。
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ブロックを積みながら(121) Node-RED、自前ノードにユニットテスト追加

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Joseph Halfmoon

本当は「テスト駆動設計」的に先にテスト書いてからノードの作成にかかりたいものです。しかしノードの書き方自体がよく分からん、ということで先にそっちに突っ込んでました。しかしノードの機能も増えつつあります。この辺でユニットテストをキチンとしておきたいです。またしかし、ユニットテストの書き方自体が怪しいデス。堂々巡りやな。 “ブロックを積みながら(121) Node-RED、自前ノードにユニットテスト追加” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(90) PythonでRTL-SDRデータをデシメーション

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Joseph Halfmoon

前回、ソフトウエア無線受信用USBドングルRTL-SDRのデータをPythonで読み取ったものをScilabへ「輸出」。これでScilabでもRTL-SDRのデータを処理できる(リアルタイムじゃないけど)とほくそ笑みました。今回は「輸出」に使ったPythonスクリプトに手を入れデシメーション機能など追加。益々繁盛?

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SPICEの小瓶(31) BVエレメント使って、積分のビヘイビア・モデル

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Joseph Halfmoon

一度禁断の荒業「BVエレメント」に手を出してしまうと、後は野となれ山となれ、ほぼ算術的に記述可能な動作であれば何でも「ビヘイビア」モデル化可能であります。今回は積分回路です。前回の遅延回路の「チョイ変」で「ビヘイビア」モデル化してみます。一撃。電源電圧の制限などなくどこまでも積分可能。ビヘイビアだね~。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(119)ARM64(AArach64)Floatのロード#2

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Joseph Halfmoon

前回より浮動小数点レジスタおよびSIMDレジスタのスカラーに関するメモリからのロード命令の練習を始めました。何度も書いているようにA64の命令も多すぎなら、アドレシング・モードも多すぎ(個人の感想です。)下手をするとオペランドのビット幅のバリエーションが多い分、整数ロード命令より組み合わせ多いんでないの。

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手習ひデジタル信号処理(89) PythonからScilabへRTL-SDRデータをお裾分け

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Joseph Halfmoon

前回、遅ればせながら入手のソフトウエア無線受信機RTL-SDRをPythonで読み取りできました。順当な線ではPythonで後段処理、ということになりますが、このところやっていたScilab様をお見限り、というのは寂しい限り。どうせリアルタイム処理は狙わないのでRTL-SDRのデータをScilabへもお裾分けっと。
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MicroPython的午睡(108) ESP32版、「自前制作」タッチセンサをセンス

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Joseph Halfmoon

前回はESP32独特な「任意波形」を生成できるRMTを使ってみました。どの端子が使えるんだか記述が見当たらないので試行錯誤。今回は同じESP32ユニーク周辺でも使える端子がバッチリ記述されてます。タッチセンサ機能です。しかしターゲットのESP32 DevKitC機にはタッチセンサは不在。どうする?

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忘却の微分方程式(99) 反復練習62、曲線群の包絡線(envelop)を描く、Maxima

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Joseph Halfmoon

最近SDR用のドングルを購入、個人的にひそかに無線づいてます。そのせいもあって「包絡線」などと聞くと耳がピクピクします(実際には動かないケド。)今回は曲線群 f(x, y, z)=0(aはパラメータ)の包絡線を求めよとの問題。まあ、求めよといって式だけでは寂しいので、Maxima様にお願いすればプロットまでほぼほぼ一撃。 “忘却の微分方程式(99) 反復練習62、曲線群の包絡線(envelop)を描く、Maxima” の続きを読む

Rubyと一緒(10) GR-CITRUS、I2C経由、AQM1602に文字表示

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Joseph Halfmoon

特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(ルネサスRX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。前回はソフトでタイミング制御で危なかったですが、今回はハードウエアI/F使用でI2Cしてみます。ハードはOKなんだけれども、こんどはツマラナイところ?で引っかかります。Ruby素人はこれだから困る。

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手習ひデジタル信号処理(88) pyrtlsdr、PythonでRTL-SDRの信号を処理

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Joseph Halfmoon

「数年入手をためらっていた」RTL-SDRを遅ればせながらようやく入手、別シリーズにてインストールからFMラジオ受信まで行ってみました。やってみれば簡単じゃん。ということでRTL-SDRのIQ信号を取り出してみること。使用するのは pyrtlsdr です。PythonからRTL-SDR内部のIQ信号を取り出せるもの。
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データのお砂場(85) R言語、trees、ブラックチェリーの直径、樹高、体積とな

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Joseph Halfmoon

ABC順(大文字先)で順番に見ているので、前回は treering(年輪)、今回は trees です。サンプルデータ的には木材の体積を木の直径と樹高から割り出すための「回帰式」をつくるためのものみたいです。対象になっている樹木は「ブラックチェリー」とな。日本では「アメリカンチェリー」と言うみたい。知らんけど。 “データのお砂場(85) R言語、trees、ブラックチェリーの直径、樹高、体積とな” の続きを読む

オプション沼(19) gcc、weak symbolの真偽、続-Waddressオプション

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Joseph Halfmoon

組み込みで weak symbol を目にするのは割り込み関係かもしれません。ビルド時にエラーにならないように「とりあえず」weakな奴を並べておいて、後でユーザが実体関数を書いたらそっち、みたいな。前回Waddress オプション使ったときにweak symbolについてチラッと書いてあったです。今回はその確認っと。
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連載小説 第132回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、日本勤務中です。20世紀も終焉に近づいていく中、我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)、そして日本の産業はどこへ向かって行くのでしょうか。

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部品屋根性(96) RTL-SDRドングル入手、Tokyo FM受信まで1撃じゃね

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Joseph Halfmoon

メンドそうなので「後回し」にしていたものの一つに RTL-SDR があります。ソフトウエアラジオ業界の「価格破壊」的USBドングルです。ただ低価格だけれどパチモンも多いらしいのでちょっと不安でもあります。今回「純正」のつもりのドングルと「初心者用」ロッドアンテナを入手。Tokyo FMを受信OK、一撃じゃん。
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