データのお砂場(113) R言語、dogs、家犬の心臓に関するデータ、{boot}

Joseph Halfmoon

前回は植物の受粉。今回は動物、お犬様。ネコさんは腎臓病が多いらしいすけど、ワンコは心臓病けっこう多いのだな。ただ今回のサンプルデータセットは病気については一言も触れず、ただ心臓の酸素消費量と左心室圧を述べるのみ。それも合計7ケース。7ケースでもブートストラップ法の適用妨げるもんでないでしょうが、今回は遠慮しておきます。

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このところ、R言語のパッケージbootに含まれているサンプルデータセットを abc 順にみています。今回のデータセットは dogs です。

Cardiac Data for Domestic Dogs

今回のサンプルデータセットの解説ページが以下に

Cardiac Data for Domestic Dogs

まず引っかかったのが “Domestic Dogs” のDomesticデス。ドメスティックな犬って何だ?室内犬か? いや調べてみると、犬の学名 Canis lupus familiaris に対する英名みたいです。だから 狼でない、犬であれば室内犬でも猟犬でもDomesticみたい。日本語では「家犬」と対応語が一応あるみたいだけれども、最近の日本ではまず見ないけど「野犬」もいるからなあ。野犬も生物学的な種としたら同じだよな~。日本語訳を考えるときは難しそう。

ということで(どういうことだ)、今回のサンプルデータはともかく、犬(犬種も個体の大きさもわからない)の心臓の酸素消費量と左心室圧のデータです。数字はあるものの、単位も測定方法も不明。それにしても体全体でなく心臓の酸素消費量だけをどうやって測るのだろ。それに血圧と言わず、左心室圧ってどうやって測るの? まあ左心室圧が血圧の大本だと思うので、ほぼほぼ同じもの?疑問はつきませぬ。

まあ、お犬様も人間も心臓の仕組みそのものは多分一緒みたいです。左心室ってどこで何やっているのよ、ということに関して分かりやすいアニメーションを見つけました。『中外製薬』様の以下のページ内にです。

心臓

上記の「Q : 心臓はなかはどうなっているの?」のところの画像が分かり易かったです。

一方、お犬様の心臓病事情については『ASMINEどうぶつ循環器病センター (Japan Animal Specialty Medical Institute) 』様の

心臓病科の主な病気

以下を読ませていただきました。あざーす。

先ずは生データ

いつものように生データのロードからです。dogsRawData

 

今回のサンプル・データセットは大変小さいです。7ケース(7匹ってことかい)の変数2個。mvoが心臓の酸素消費量で、lvpは左心室圧です。lvp=Left Ventricular Pressureの頭文字とすれば納得ですが、mvoの方はなんじゃらほい。

とりあえずプロット

たった7点のデータですが、とりあえずプロットしてみます。操作はこんな感じ。

plot(dogs, main="Cardiac Data for Domestic Dogs", xlab="Cardiac Oxygen Consumption", ylab="Left Ventricular Pressure")

プロット結果が以下に。dogsPlot

上のグラフをみていると、線形な回帰直線を引きたくなります。ということでggplot2にお願して “lm” してみたものが以下に。まずその操作。

library(ggplot2)
p0 <- ggplot(dogs, aes(x=mvo, y=lvp)) + geom_point() + geom_smooth(method="lm". formula=y~x)
p1 <- p0 + xlab("mvo(Cardiac Oxygen Consumption)") + ylab("Left Ventricular Pressure")
p2 <- p1 + ggtitle("Cardiac Data for Domestic Dogs")
p2

プロットは以下です。dogsLMplot

なんとなくだな。データ7点だけれども。すくね~し。

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