お手軽ツールで今更学ぶアナログ(134) CD4007で作るインバータの特性を測る

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年9月号の実習1回目です。前回BJTでTTLでした。今回はCD4007でCMOSロジックです。アナデバ様のなされることです、1とか0とかで済むわけがありません。今回はSPICE抜き最初から実デバイスで測定に入りたいと思います。

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OPアンプ大全を読む(2) Op Amp Basics、反転増幅回路

Joseph Halfmoon

ダウンロードしたのが2年以上前の「オペアンプ大全」を前回より読み始めました。第2部Op Amp Basicsから読み始めたので前回「非反転増幅回路」のつづきで今回は「反転増幅回路」。Basicsなので、流石に知っておるわいというあたりですが、まあ忘却力に抗うべく習った式を端からMaxima関数として定義してまいります。
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ブロックを積みながら(99) Node-REDでSQLiteの練習その1

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Joseph Halfmoon

前回までJSONataの練習をしてましたが、今回からSQLiteノードを使ってデータベースへのアクセスの練習をしてみたいと思います。SQLiteノードは以前何度か使っており、SQLiteのDBもセットアップ済で常時稼働可能な状態です。しかし、忘却力の年寄は使い方忘れてしまいました。まずはテーブルを表示するところから。 “ブロックを積みながら(99) Node-REDでSQLiteの練習その1” の続きを読む

定番回路のたしなみ(7) 押さえておきたい?ダイオードのリカバリ特性

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Joseph Halfmoon

前回に引き続きダイオードを使った回路を「たしなんで」おきたい、と思ったのです。しかし、その前にダイオードの特性よくわかってないんじゃないか、という疑惑(ほぼほぼ確信)に思い至りました。ぶっちゃけリカバリ特性どんなもんだか?せめて手元の「常備菜」になっているダイオードくらい知っておきたいデス。

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手習ひデジタル信号処理(66) Scilab、IIRフィルタ設計用関数、周波数特性表示付

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Joseph Halfmoon

前回はFIRローパスフィルタの「設計用」関数に「一皮」かぶせてみました。今回はIIRローパスフィルタと行きたいデス。今回は比較対象というか、目標を掲げました。以前、勝手に手習ひさせていただいていた三上直樹先生著の御本の付録のIIRフィルタ設計用関数です。「おんなじ」ような感じにいたしとうございます。 “手習ひデジタル信号処理(66) Scilab、IIRフィルタ設計用関数、周波数特性表示付” の続きを読む

SPICEの小瓶(15) 真空管マクロモデルを使わせていただきます。

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真空管マニアのご友人はいるものの、私にはまったくその趣味はないです。しかし真空管をシミュレーションしたいと思ったのは、続く戦争のせいと言えなくもないデス。たまたま第2次大戦時の対空火器管制装置の回路図を見、どんなもんだったのか知りてーと。そのためには真空管のSPICEシミュレーションをするしかない、と。 “SPICEの小瓶(15) 真空管マクロモデルを使わせていただきます。” の続きを読む

MicroPython的午睡(86) STM32版、タイマ・チャネル、割り込み受け TIPS

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Joseph Halfmoon

前々回前回とTimer1のチャネル機能、入力キャプチャと出力コンペアを使ってみました。しかし、入力キャプチャのタイミングを割り込み受けしておらずポーリング。そこで今回はチャネルからの割り込みをハンドリングしてみたいと思います。ま、ね、MicroPythonの割り込みハンドラの書き方を調べとけ、ということだったですが。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(97)ARM64(AArach64)、条件分岐B.cond

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Joseph Halfmoon

前回までロードストア命令を実習してきました。まだまだロードストアあるのですが別件実習してからの方がよさそうな奴らばかりなので一たんお休み。今回から分岐命令に入りたいと思います。最初は条件分岐命令です。どのプロセッサも「似たようなもん」ですが、条件の組み合わせを全部通すのはメンドイです。

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忘却の微分方程式(77) 反復練習40、有限区間における異常積分(広義積分) Maxima

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Joseph Halfmoon

積分区間の中に特異点のある異常積分(広義積分)など自分じゃ解ける気などしませんな。何言っているんだかわからない。しかし、他力本願 Maxima 様に御すがりすれば救っていただけると。衆生済度ってやつか?(ちょっと違うけど)でもま、準備だったり、後始末だったり、ちょっとは働かないとならないようです。知らんけど。

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データのお砂場(63) R言語、lynx、カナダ・オオヤマネコの捕獲数の推移

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Joseph Halfmoon

今回はカナダ・オオヤマネコです。You Tubeで探したら動画発見できましたが、オオヤマネコというだけあってデカいです。そしてアラスカからカナダの森林地帯(当然寒そう)に生息しているので長毛です。今日では保護されていますが、19世紀においては罠で捕獲されていたみたいです。今回のデータはそのときのデータみたいっす。 “データのお砂場(63) R言語、lynx、カナダ・オオヤマネコの捕獲数の推移” の続きを読む

連載小説 第113回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、更に大忙しです。そんな中、私にもとうとう子どもが授かって・・・。 “連載小説 第113回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(133) BJT、2N3904でTTLインバータ

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年8月号の実習2回目です。8月号はTTLインバータをディスクリート・トランジスタで作ってみる号であります。前回LTspiceでその動作を確認してます。今回こそは実機で動作させてみます。Spiceの結果をなぞるだけだけれども。

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手習ひデジタル信号処理(65) Scilab、FIRフィルタの係数求めるついでに周波数特性

filtMagPlot
Joseph Halfmoon

前回はFIRローパスフィルタの係数を求め、求めた係数を使って「単位」インパルス入力信号をフィルタして時間応答を求め、さらにそれをFFTして周波数特性のプロットをいたしました。まどろっこしいデス。フイルタ係数を求めるときに「ついでに」周波数特性のプロットも見て、それからOKしたいです。知らんけど。今回は微妙な改善? “手習ひデジタル信号処理(65) Scilab、FIRフィルタの係数求めるついでに周波数特性” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(1) Op Amp Basics、非反転増幅回路

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Joseph Halfmoon

これ1冊読み切った暁には「オペアンプ」分かるんじゃないか、という期待を込め、「OPアンプ大全」無料ダウンロードさせていただいたのは2年以上前。すみません、積読になってました。2022年も押し詰まっているというのに一念発起、これより読ませていただきます。ただ読んでも年寄の忘却力には抗えず、ソフトウエアのお助けで読む、と。
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