GoにいればGoに従え(37) ラズパイPicoのPWM、全スライス使ってみる

GoPWM_PicoDUT
Joseph Halfmoon

前回は久しぶりにラズパイPico上でTinyGoのオブジェクトを走らせて吉例Lチカ。今回はPWM出力を使ってみます。ラズパイPicoのGPIOの全端子にPWM出力が可能です。ただしPWM周期的には最大8通り、各周期に対して2種類のDutyサイクルを指定可能です。今回は周期を司る8個のスライスを全て使ってみます。 “GoにいればGoに従え(37) ラズパイPicoのPWM、全スライス使ってみる” の続きを読む

帰らざるMOS回路(38) タイミングチャートにsetup/holdを書き込む

setup_hold_EC
Joseph Halfmoon

前回、JSONベースのテキストをパースしてタイミングチャートを描いてくれるWaveDrom(ローカル版)を使用してSPIのタイミングチャートを描いてみました。結構お楽にかけました。余勢を駆って?今回はセットアップ、ホールド・タイムなど数字を書き込もうとしてツボにハマってしまいました。思ったように矢印書くのはテクがいる?
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MicroPython的午睡(125)ESP32でテスト対向機、相手はPICのI2Cスレーブ

I2C_waveform
Joseph Halfmoon

前回はPICマイコンのSPIスレーブのテストをお手伝い。こちらからは送信一方でした。今回は同じくPICマイコンのI2Cスレーブのテストですが送受してます。折り返してデータを照合しようなどとは考えてないので各方向とも同じデータの垂れ流しっす。MicroPythonを使えば「さらさら」書ける簡単なプログラム。ホントか?

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PIC三昧(16) MSSP、I2C Slaveモードでデータを送受、PIC16F18855

PIC16F_ESP32
Joseph Halfmoon

前回はPIC16搭載のMSSPをSPIスレーブとして使用。今回はMSSPをI2Cスレーブとして使ってみます。別シリーズ記事にて前回のSPIスレーブのテスト用の通信相手をMicroPythonで作成しましたが、今回もI2Cスレーブの通信相手を同様に作成して実験したいと思います。両側作らないと実験できないのはメンドイっす。

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手習ひデジタル信号処理(101) Scilab、plot_eyeの代替自前関数、五月蠅い

plot_eye_Plot
Joseph Halfmoon

Scilabのcomm_tbxにはお世話になっているのだけれど、いろいろ問題もあり「代替自前関数」を作ると前回書きました。今回はアイ・ダイアグラム(アイ・パターン)のプロット関数を作成してみました。ぶっちゃけオシロスコープでデジタル信号をシンボルレートの倍数でトリガかけるようなやり方でプロットできそうだし。イイのか?
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モダンOSのお砂場(74) UNO R4、RA4M1でFreeRTOS、バイナリ・セマフォ

semaphoreTIP
Joseph Halfmoon

前回はNotifyを使って割り込み(ISR)とタスク間で「同期」をとってみました。今回は同様なことをSemaphoreを使って行ってみます。でも御本家ページより引用の”TIPS”を上に掲げましたるとおり、Notify使う方が「推し」みたいデス。「でもでも」APIは存在するし、大願成就のためには使ってみるしかないっと。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(135)ARM64(AArach64)SIMD pmul

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Joseph Halfmoon

何度も書いてますが、A64の命令、特にSIMD命令多すぎ。SIMDで普通の足し算だのはメンドイのでほぼ省略、ユニークな奴らだけ練習してます。前回はニュートン・ラフソン法にてご利益があるらしい命令をやりました。今回は多項式っす。ここを掘っていくと群、環、体などという者どもが飛び出してくること必定。ヤバイ命令だよ。
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データのお砂場(102) R言語、cane、サトウキビ黒穂病?とな bootパッケージ

caneVarBoxPlot
Joseph Halfmoon

前回は生理学系?のデータセット。今回は病気ネタです。ブラジルでcarvao da cana-de-acucar という恐ろしい病気が流行っていた(いる)そうな。罹るのはサトウキビっす。新芽が黒い炭のようになってしまって収量激減。日本では「黒穂病」と呼ばれているみたい。抵抗力のある品種を選抜するためのデータらしいです。
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帰らざるMOS回路(37) SPIのタイミングチャートをWaveDromで描く

SpiMode0_LsbFirst_EC
Joseph Halfmoon

前回、フリーのタイミングチャート描画ツールを3種類お試し。どれも特徴があり一長一短デス。その中でWaveDromというツールを使って実際に「ありがち」なタイミングチャートを描いてみることにいたしました。JSONベースのテキストファイルをパースして「よくある」感じのタイミングチャートにしてくれるツールです。

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忘却の微分方程式(116) 反復練習79、三重積分で体積を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

3次元空間の領域Dを3重積分すれば体積が求まると、道理であります。積分領域Dが簡単ならば何も言うことはありませぬ。しかし、ちょいと捻くれたDを相手にするとへなへなと萎れます。どしたら良いの?そういうときこそヤコビアンさんの出番かもしれませぬ。今回は上手く行くケース、例題だから当然っちゃ当然。

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やっつけな日常(59) Gplatesで重力異常を眺める?素人にはよう分かりまへんがな。

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Joseph Halfmoon

前回は、プレートテクトニクス「ビジュアライゼーション」ソフトウエアGplatesで大西洋が「割れる」ところを観察し年甲斐もなく大興奮でした。素人老人には訳分かってないのですが、Gplates、面白いっす。今回は添付データの中でも「ビジュアル」が嬉しいデータ群を眺めてみます。重力異常とな。ムムム。 “やっつけな日常(59) Gplatesで重力異常を眺める?素人にはよう分かりまへんがな。” の続きを読む

GoにいればGoに従え(36) 吉例Lチカ、WindowsからラズパイPicoでTinyGo

RpiPico_TinyGoBlink
Joseph Halfmoon

前回の件がキッカケでたまには練習台を変更するかと思い立ちました。以前にTinyGoのオブジェクトを走らせたことはあったものの、その後ご無沙汰のラズパイPicoに白羽の矢?が立ちました。ぶっちゃけ「遊休」状態だったから。吉例Lチカは簡単に動いたものの、環境を変えてみると気づくこともまたある、と。 “GoにいればGoに従え(36) 吉例Lチカ、WindowsからラズパイPicoでTinyGo” の続きを読む

MicroPython的午睡(124)ESP32のMicroPythonでPICのテスト補助

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Joseph Halfmoon

別シリーズにてPICマイコン搭載のSPIスレーブを実験。しかし実験用にSPIマスタを作るのがメンドかったので、「テキトー」にマスタ波形らしきものを作りPICマイコンにデータが届くことだけを確認しました。でもね、ちゃんとマスタを設えてそれなりにデータをいろいろ送ってみたいデス。そういう時こそMicroPythonがお楽。
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PIC三昧(15) MSSP、SPI Slaveモードでデータを受信、PIC16F18855

SPIslave_DUT
Joseph Halfmoon

前回はPIC16搭載のMSSPをSPIマスタとして使ってみました。今回はSPIスレーブとして使ってみます。ううむ誰かマスタになってくれる奴が必要なのだけれどどうしようか?今回は「とりあえずのテスト用」マスタからスレーブにデータが届いていることを確かめるだけ。あなた任せなだけにスレーブの方がちょっとメンドイです。

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